鏡開きの【由来、歴史、やってはいけないこと】を紹介!

最終更新日 2023年12月9日




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1月11日は正月に
「年神様」にお供えした
「鏡餅」をみんなで食べる
【鏡開き】の日です。


最近では「鏡餅」
スーパーなどで販売していますが、
私の子供頃は家で餅をつき
「鏡餅」も作っていました。


ちなみに
「鏡餅」の上に乗っているのは、
「橙(だいだい)」という
柑橘類です。


木から実が落ちずに年を越すことから
縁起がよい果物
とされています。


(だいだい)にかけて
「家が代々繁栄するように」
という意味もあります。


話が少し逸れましたが
【鏡開き】はいつ頃から行われ、
どんな意味があるのでしょうか?


以下に紹介しますので、
話のタネにして下さい。



鏡開き
鏡開きのぜんざい


【鏡開き】
「年神様」にお供えしていた
「鏡餅」
雑煮やお汁粉にして食べます


「鏡餅」には
「年神様」の力が宿ると
言われています。


【鏡開き】には
「年神様」を送り、「年神様」が宿った
「鏡餅」を食べて、
一家の円満と繁栄を願うのが習わしです。


元々は武家社会で行われていた行事が
一般庶民にも広まったと言われています。


「鏡餅」には神聖な力が宿るので
【鏡開き】には「切る、割る」という
忌み言葉を避けて
「開く」という縁起の良い言葉
使います。


これは「開く」という言葉のほうが、
めでたい「お正月」に合っていることと、
「神様」とも縁を切らないという
意味があるからです。


実際に「鏡餅」は木槌を使ったり、
場合によぅては
手で割ったりします。


堅い「鏡餅」を食べるのは、
歯の健康を考えてのことで、
「歯固め」という意味合いがあります。


元々【鏡開き】は、
1月20日に行われていました。


江戸時代の武家では
鎧や兜にお供えした
具足餅(ぐそくもち)
1月11日に「具足開き」として、
主従が揃って雑煮やお汁粉にして
食べる習わしがありました。


また、商家でも主従が揃って食べ、
親睦を深めるようにしていました。


それに習って「鏡餅」
1月11日に【鏡開き】として
食べるようになりました。


また、
1月20日は徳川三代将軍の家光が
亡くなった日で
「忌み日」になったため
1月11日になったとも言われています。


しかし、
現在でも1月20日に
行われる所もあります。


また、
京都などでは1月4日に
【鏡開き】が行われます。




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「鏡餅」とは、
元来正月用の丸餅の呼び名で、
丸い形は人の魂、
心臓
をかたどっていると
考えられてきました。


鏡が魂を示す神器でもあることから、
「年神様」にお供えしてたべると、
新しい生命力が授かると言われています。


「鏡餅」が二段重ねなのは、
月(陰)と日(陽)を重ねて、
福が重なる
ことを願うという
意味が込められています。


鏡餅
鏡餅


(1)【鏡開き】は
「餅」だけではありません



結婚式などのおめでたい席で、
酒樽を割ることも
【鏡開き】と言います。


これは酒樽の蓋の部分
「酒屋」「鏡」
言っていたからとされています。



(2)現在でも柔道や剣道の道場で
【鏡開き】が行われます。



これは江戸時代の武家の
「具足開き」
引き継いでいるとされています。



(3)「鏡餅」は残さず食べる


「鏡餅」を食べずに処分したり、
食べ残しをするのは
縁起が悪いとされています。

必ず残さずに食べましょう。








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【鏡開き】は現在でも
各家庭などで行われています。


神様にお供えした
「鏡餅」をみんなで食べて
江戸時代の武家や商家にならって
円満と発展を願いましょう。






最後まで読んで頂き有難うございます。


参考書籍:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12か月


参考資料:ウィキペディア













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