立冬とは?三つの候と【この時期の気候と注意する事】を紹介!

最終更新日 2023年11月6日


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1、はじめに


【立冬】「二十四節気」の一つで、
毎年11月7日頃になります。


「冬が立つ」で文字通り「冬」の始まりで、
気候は徐々に冬型の気圧配置になり、
木々の葉も徐々に色あせ、
木枯らしが吹けば冬の寒さが始まります。


最近では暖かい日が多く
この時期は「冬」の実感はありません。


しかし、
山陰地方ではこの時期を過ぎると、
時雨(しぐれ)る頃になります。


また北日本や山岳地域では。
雪がちらつき始める頃になり、
冬景色になり始めます。

2023年は11月8日(水)
が立冬です。





このような【立冬】について紹介します。


ぜひ参考にして下さい。

立冬
そてつのコモまき

2、立冬とは


【立冬】は、

「立春」

「立夏」


「立秋」


と並んで
季節の大きな節目になります。


【立冬】から

「立春」の前日(節分)

「暦」 の上では「冬」です。







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3、立冬の三つの候


【立冬】は11月7日頃ですが、
期間で表す場合もあります。


その場合【立冬】から
次の「二十四節気」
「小雪」(しょうせつ・11月22日頃)
までの
約15日間を指します。


この約15日間を
約5日ごとに
三つの候(こう・時期)に分け
気象や動植物の変化を短い言葉で
表したものを
七十二候と言います。


(24の節気を3つの候で表すので、
24×3で72になります



三つの候は

①初候(しょこう)

②次候(じこう)


③末候(まっこう)


になります。


また、変化を表す言葉は
中国伝来のものもありますが、
伝来後に日本風に変化したものも
あります。



【立冬】の三つの候は以下になります。


①初候:11月7日頃~11日頃

この時期を表す言葉:
山茶始開(つばきはじめてひらく)

山茶花
山茶花



意味:山茶花(さざんか)が咲き始める頃
読みは「つばき」ですが、
椿の花が咲くのは真冬です。

秋から冬にかけて咲き始めるのが
山茶花です。





②次候:11月12日頃~16日頃

この時期を表す言葉:
地始凍(ちはじめてこおる)

霜柱
霜柱



意味:冬の冷たい空気の中、
大地が凍り始める頃
夜の冷え込みが厳しくなり、
朝は霜が降り、
霜柱が見られるようになります。


*11月15日は「七五三」です。

前後の休日は「七五三」
親子を多く見かけるようになります。





③末候:11月17日頃~21日頃

この時期を表す言葉:
金盞香(きんせんかさく)

金盞花
金盞花



意味:水仙の花が咲き良い香りを放つ頃
金盞 は金の盃のことです。
水仙の黄色い冠を見立てています。





(12ヶ月の花と花言葉はこちらからどうぞ)


このように【立冬】を期間にして考えると、
少しづつ「冬」を感じるのではないでしょうか。

4、立冬の頃の気候


(1)木枯らし1号


【立冬】の頃吹く風で以下の三つの条件を
最初に満たした日が
「木枯らし1号」と気象庁から
認定されます。


①西高東低の冬型の気圧配置


②木を枯らすほどの冷たい北よりの
風が吹く


③最大風速が毎秒8メートル以上
になります。




(2)初雪・初冠雪


初雪とは、
その場所で初めて雪が降ることです。


初冠雪とは、山のふもとから見て、
山頂に初めて雪が積もっているのが
見えることです。

立冬
立冬の頃の碧湖

5、立冬の頃注意する事


(1)汗ばむような日があったり、
風が強く
冬らしい日もあるので風邪
注意が必要です。



(2)中国のことわざに
「立冬補冬、補嘴空」
と言う言葉があります。

これは
立冬のころは、
本格的な冬に備えて栄養補給」をしましょう
という意味になります。


そこで体を温める効果の食材を
食べる必要があります。


それには旬の大根やかぶなどの根菜類、
かぼちゃなどは
ビタミンEが多く含まれ血行をよくして、
体を温める効果があるので、
食べると良いでしょう。





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6、おわりに


【立冬】の11月7日頃は、
「冬の実感」がない地域も
多いと思いますが、
確実に冬に向けて季節は進みます。


そして【立冬】の頃は、
気温の差が大きいので、
体調管理が難しいと思いますが、
体調管理には十分注意して
迎える「寒さ」に
負けないようにしましょう。


またこの時期は夏に繁殖した
「ダニ」の死骸が、
舞いやすいので部屋の清掃を
しっかりして下さい。


特に布団は「ダニ」の温床になりますので、
清潔にして下さい。



最後まで読んで頂き有難うございます。




参考書籍:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12か月
美しい日本の歳時と年中行事



参考資料:ウィキペディア




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