小雪の【意味・時期・三つの候】とこの時期に注意することを紹介!

最終更新日 2023年10月24日




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1、はじめに


【小雪(しょうせつ)とは、
「二十四節気」 の一つで
毎年11月22日頃です。


女優の「小雪(こゆき)」さん
とは関係ありません。


【小雪】とは文字通り、
雪が少ないという意味で、
寒さや雪はまだまだこれからという
時期です。


北国や山岳地帯から「初雪」の知らせが
届く時期でもあります。


【小雪】とはいったいどんな意味があり、
どんな日なのでしょうか?


それを紹介しますので、
ぜひ話題のタネにして下さい。


小雪
小雪の頃の風景

2、小雪の時期の特徴


【小雪】には「雪」という字が
使われているので、寒さを感じます。


その通りで少しずつ寒さが増し、
日照時間も短くなってきます。


また【小雪】の頃になると、
西高東低の冬型の気圧配置が強まり
時々時雨(しぐ)れる
(一時的に雨が降ったり止んだりすること)
こともありますが、
一般的に太平洋側では
乾燥した晴天の日が続きます。






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3、小雪の三つの候


【小雪】を期間でみると、
11月22日頃から次の節気の
大雪(たいせつ)の前日
12月6日頃までの約15日間になります。


この約15日間を
約5日ごとに三つの候(こう・時期)に分け
気象や動植物の変化を
短い言葉で表したものを
七十二候と言います。


(24の節気を3つの候で表すので、
24×3で72になります)




三つの候は

①初候(しょこう)

②次候(じこう)


③末候(まっこう)


になります。


また、変化を表す言葉は
中国伝来のものもありますが、
伝来後に日本風に変化したものもあります。



【小雪】の三つの候は以下になります。


①初候:11月22日頃~26日頃

この時期を表す言葉:
虹蔵不見(にじかくれてみえず)

虹
雲に隠れる虹



意味:日差しが弱まり、
雲り空が多くなる頃で
虹が出たとしてもはっきり見えない時期。

この時期の風物詩として、
日本酒の新酒ができる頃で
造り酒屋の軒先に
杉玉(すぎだま)といわれる
杉の葉っぱを集めて
球状にした物がつるされます。

これが新酒のできた合図になります。



②次候:11月27日頃~12月1日頃

この時期を表す言葉:
朔風払葉(さくふうこのはをはらう)

落葉
落葉



意味:冷たい北風が吹き始め
木々の葉を落とす時期。
朔風とは北風のことです。

この時期になるとそろそろ
コートやマフラーが恋しくなります。



③末候:12月2日頃~6日頃

この時期を表す言葉:
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

橘



意味:橘の実が黄色くなり始める時期。

橘とは、
ミカンと同じ柑橘類で
古くから日本の山地に
自生していて
2~4mの高さになります。

この時期は、
ミカンが食べごろになります。



このように、3つの候に分けると、
少しずつ寒くなる季節の
変化がよくわかります。


4、小雪の時期に注意したい事


【小雪】の時期は
木枯らしが吹く」寒い日が多くなりますが、
時折「小春日和」のような日もあり
気温の変化についていけずに、
体調不良を起こしやすいので
注意が必要です。

*小春日和(こはるびより)とは
晩秋から初冬にかけて、
移動性の高気圧に覆われた時に
春のように穏やかで、
暖かい日になることがあります。
これを小春日和と言います。

また、寒くなると体内の活動が
滞りがちになります。


これによって、
肩こりや便秘になりがちです。


対策として、適度な運動や体を温める
なべ物や、シチュー、みそ汁などを
食べることも良いと言われていますが、
しっかり呼吸をして、
背骨や内臓に刺激を与える「ヨガ」が、
良いと言われています。


小雪
小雪の朝




5、おわりに


「はじめに」でも書きましたが、
【小雪】と漢字だけを見ると
女優の「こゆき」さんを
連想する人が多いと思います。


また「しょうせつ」との読みからは
「小説」
連想する人が多いと思いますが、
【小雪】
季節の変わり目の大切な時期です。


防寒具や暖房器具を
使い始める準備をしたり、
地域によっては、
使い始める時期になります。


ストーブやファンヒーターを
使う前には
掃除や点検が必要です。


不完全燃焼で、
一酸化炭素が発生する可能性がありますので
注意しましょう。


暖房が恋しくなるこの時期に
「こたつ」に入って
「小説」を読むのも良いですね。


また「お歳暮」の準備を
そろそろ始める時期にもなります。


このように大切な目安となる時期ですので、
木枯らしが吹いたり、
小雪(こゆき)が舞ったりした時に、
【小雪(しょうせつ)を思い出して下さい。





最後まで読んで頂き有難うございます。


参考書籍①:株式会社神宮館・発行
暮らしのしきたり12ヶ月・
うつくしい日本な歳時と年中行事


参考書籍②:株式会社主婦と生活社・発行
神さまがやどる暮らしのしきたり開運BOOK


参考資料:ウィキペディア

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