霜降とは【意味・三つの候とこの時期に注意すること】を紹介!

最終更新日 2023年9月18日


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1、はじめに


【霜降(そうこう)
「二十四節気」の一つで、
秋の季節の最後の節気になります。


前の節気の「寒露」から数えて
15日目頃で、
毎年10月23日頃です。


秋が一段と深まり、
朝晩の冷え込みが増す頃です。


このような【霜降】について
紹介します。


ぜひ参考にしてみて下さいね。

畑に降りた霜
畑に降りた霜



2、霜降の意味


【霜降】の意味は、
「初霜がおりて秋の終わりが近づく頃」
という意味です。


この頃になると、冷たい風が吹き始め、
寒さも次第に強まり初霜が降り、
晩秋の気配が漂い始めます。


この時期に、降ったりやんだりする
小雨を「時雨(しぐれ)」といいます。


初時雨は、人や生き物が冬支度を
する合図と言われています。


また、山々ではカエデやツタの葉が
紅葉し始める頃です。


*紅葉狩りの由来:
古代の貴族たちは、動物を捕まえるために
野や山に入り狩りをしていました。

世の中が平和になると、動物を捕まえる
必要が無くなり、
野や山には観光目的で入るように
なりましたが、
「狩り」という言葉だけが残り、
野や山で自然を愛でることを
「狩り」というようになったと

言われています。






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3、霜降の三つの候



【霜降】は10月23日頃ですが、
次の節気の「立冬(りっとう)」
までの約15日間を表す場合もあります。


この約15日間を
約5日ごとに三つの候(こう・時期)に分け
気象や動植物の変化を短い言葉で表したものを
七十二候と言います。


(24の節気を3つの候で表すので、
24×3で72になります)



三つの候は

①初候(しょこう)

②次候(じこう)


③末候(まっこう)


になります。


また、変化を表す言葉は
中国伝来のものもありますが、
伝来後に日本風に変化したものもあります。


【霜降】の三つの候は以下になります。


①初候:10月23日頃~27日頃

この時期を表す言葉:
霜始降(しもはじめてふる)

霜
霜が降り始める頃



意味:山里に霜が降り始めるころ。
農家では、草木や作物を枯らす霜に
警戒が必要になる時期。



②次候:10月28日頃~11月1日頃

この時期を表す言葉:
霎時施(こさめときどきふる)

小雨
小雨が降る頃



意味:時々小雨が降る頃。
「霎 」を「しぐれ」と
読むこともあります。
ひと雨ごとに気温が下がって
行きます。



③末候:11月2日頃~6日頃

この時期を表す言葉:
楓蔦黄(もみじつたきばむ)

紅葉
紅葉



意味:カエデやツタの葉が色づく頃。
葉が赤色に変わることを「紅葉」
といい、
晩秋の山が紅葉することを
「山粧(やまよそおう)」と
いいます。

4、霜降の頃に注意すること


朝晩の冷え込みで、
風邪を引きやすくなるので
注意をしたいものです。


また「冷え性」の人だけでなく、
体が冷えやすくなります。


体の芯から冷え込むと
病気のもとになるので
注意が必要です。






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5、おわりに


【霜降】 の紹介をしましたが、
いかがでしたか?


やはりこの時期は、野や山に出かけて
紅葉を愛で「季節の変化」を
楽しむがいいのではないでしょうか。



最後まで読んで頂きありがとうございます。



参考書籍①:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
うつくしい日本の歳時と年中行事


参考書籍②:株式会社講談社発行
図解 日本人なら知っておきたい
しきたり大全


参考書籍③:株式会社あさ出版発行
日本の暦と生きるていねいな暮らし


参考資料:ウィキペディア




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