最終更新日 2023年4月15日
目次
1、はじめに
2、「介護老人保健施設」に入所する前の反省
3、最近の介護を取り巻く環境
4、おわりに
5、関連記事

1、はじめに
私が保証人になっている
【認知症】の叔母は
「特別養護老人ホーム」への
「申し込み」が終わり、
部屋が空くのを待っています。
一番最初は「介護老人保健施設」に入所し、
現在は「グループホーム」で暮らしたいます。
現在、後悔していることがたくさんありますが、
その中で「介護老人保健施設」に
2020年2月6日に入所する時、
本人とよく話をしないで、
ほとんど騙した形で入所させたことを
今でも「かわいそう」なことをしてしまったと
後悔しています。
私と同じような思いをして欲しくないので、
これから紹介する話を参考にして、
役立ててくれれば幸いです。
2、「介護老人保健施設」に入所する前の反省
【認知症】の症状が進み、
2018年10月から「デイサービス」に週4日通い、
(月、水、木、土曜日)
「ヘルパー」に週2回(火、金)
来てもらっていました。
日曜日以外は、何等かの形で
人との接触があるので少しは
安心できるようになりました。
ただ、病状は日々悪化するので1日でも早く
「施設」に入所して欲しいと思っていました。
私は週に1日は叔母の所へ行きましたが、
愚痴を聞くばかりで、
本人も「施設」には入りたくない
と言いはっていたので、話を切り出せないまま、
日々が過ぎていきました。
その間、本人の気持ちが変わり自分から
「施設」に入りたいと、
言ってくれるのを期待し
特に行動に移さず、
ケアマネジャーに任せきりの状態でした。
そのケアマネジャーの提案で「ショートステイ」を
繰り返し行い「施設の環境や泊まる」ことに慣れる
ようにしていきました。
その間も「施設入所」の話ができず、
「入所」の日が決まってからも、話ができずに
「入所」の日を迎えてしまいました。
結局「健康診断」に行くと言って、
嘘をついて連れ出し、
そのまま「介護老人保健施設」に入所しました。
嘘をついたことで、罪悪感でいっぱいになり
もう少し早い時期から、本人と真剣に向き合い
本人が納得した上で「入所」を
するようにしなければいけなかったと
後悔しています。
また最近では、
介護を取り巻く状況が厳しくなり
私より何倍、何十倍の苦労をしている人が
多いと聞きます。
そのような人から見れば、
私の置かれた環境は恵まれているので
自責の念に苛まれる毎日です。
3、最近の介護を取り巻く環境
最近の介護で特に問題となっているのが、
下記の三つです。
(1)老老介護
老老介護とは、文字通り65歳以上の老人が
65歳以上の老人を介護することで、
65歳以上の夫婦でどちらかの介護をする場合や
65歳以上の子供が、親や、65歳以上の
親族を介護する場合があります。
問題として、
①介護する側の介護が必要になる可能性があります。
②体力面や精神面の負担が大きく、
そのため不幸な結果を招くことが多々あります。
(2)認認介護
認認介護とは、認知症の老人が認知症の人を
介護することです。
問題として、
①食事が終わっているのに、
食べてないと思いまた食べてしまう、
逆に食べたと思い込み、食事をしない場合があります。
②老人を狙った詐欺の被害に遭いやすくなります。
(3)ダブルケア
ダブルケアとは、子育てと介護を
同時に行っていることです。
問題として、
①女性が行う場合が多いので、
精神的にも体力的にも負担が大きくなります。
②苦労している話を聞いてくれる人が、
いないという場合が多いです。
このような問題を抱えて介護をする人もいますが、
ストレスを一人で抱え込まず、
私がそうであるようにケアマネジャーに
何でも相談することをお勧めします。
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4、おわりに
私の叔母は「グループホーム」に
入居しているとはいえ、
介護が終わったわけではありません。
これまでの私が叔母に対する対応は
「不誠実」で後悔する事ばかりです。
何度も書きますが、介護をしていく上で
私と同じ経験をしないで下さい!
そして、
私の後悔が少しでも役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂き有難うございます。
5、関連記事
1、認知症の叔母が施設に入る前に
受けたサービスと苦労
2、認知症の叔母が介護老人施設に
入所するまで
3、認知症の叔母の介護老人施設での生活
4、認知症の叔母がグループホームに
入居できました
5、認知症の叔母のトラブルと特養申し込み
6、認知症の叔母に成年後見制度を利用します
7、介護保険から施設入所直前の話
参考書籍:株式会社自由国民社・発行
身近な人の施設介護を考えるときに読む本
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