長嶋茂雄の名言「ファンに感謝する真心・・力を出すことができる」

最終更新日 2023年8月28日



野球
ファンあってのプロ野球

1、はじめに


「ファンに感謝する真心があれば、
体力の限界まで力を出すことが

できるはずだ」




この名言は、1971年12月の終わり頃の
言葉です。


この年巨人は7連覇を達成し、
向かうところ敵なしの状況でした。


【長嶋茂雄】はこの年のシーズン前、
巨人の第13代キャプテンに
就任しました。


これまでも「王貞治」と共に
チームリーダーとして、
巨人を引っ張って来ましたが、
キャプテンという肩書がついたので、
今まで以上にチームリーダーとして
チームをまとめることが
要求されるシーズンでした。


そんなシーズン終了後に
発言したこの言葉には、
どんな思いがあるのか探りました。


私たちが、仕事や生活をして行く上での
道しるべともなりますので、
ぜひ最後まで読んで頂き参考にして下さい。




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2、長嶋茂雄の姿勢


(1)ファンを大切に


1971年の【長嶋茂雄】は、
35歳で首位打者を獲得しました。


35歳での首位打者は当時、川上哲治と並ぶ
「最年長首位打者」で(現在も日本人最年長)
まだまだ健在ぶりを見せてくれました。


【長嶋茂雄】といえば、
ファンやマスコミを大切にすることで
有名でしたが、
なかでもファンのことを考えて
野球ができる選手は、
【長嶋茂雄】以上の選手はいないと
思います。


その考えの中心は、
「どのようにしたらファンが
喜んでくれるのか」

「どのようにしたらファンが
楽しんでくれるのか」
でした。

長嶋
憧れの背番号3

(2)ファンを考えての行動


①ブカブカのヘルメットをかぶり、
三振したときにハデにヘルメットが
飛ぶようにしていました。


そして、いかにかっこよく
ヘルメットを飛ばすか
練習していました。


②広い守備範囲と華麗な守備。
(ショートゴロを取りに行くほど)


③敬遠のフォアボールを嫌い、
バットを持たずに
バッターボックスに入り、
素手で構えたことがあります。


その他ありますが、一番こだわったのが、
全試合、全イニングに
出場することでした。


理由は、
当時入場券を手にいれるのが困難で、
後楽園球場に観戦に来るファンが
何年かに一度、
もしかしたら、
一生に一度かもしれません。


そんな人達がいることを思い、
ケガでも
「人前でケガと言わなければケガではない」
という持論で出場し続けました。


しかも、フルイニング出場に
こだわりました。


常に全力でファンを向いて野球をし、
ファンに喜んでもらう。
そのためには、人一倍練習する。


そんな【長嶋茂雄】だからこそ
35歳になっても、
「ファンに感謝する真心があれば、
体力の限界まで力を出すことが

できるはずだ」
と言えたのです。





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3、おわりに


【長嶋茂雄】が活躍していた時代は、
私が小学生(小学生以前は記憶がない)から
高校生までです。


そのころよく言われたのが、
子供達の好きなものの定番として
「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉です。


その巨人の場合、
V9の真っただ中で、
ほとんどの主力選手が、絶頂期でした。


その中心に【長嶋茂雄】がいて、
絶頂期の選手が前後にいる
強いだけでなく、魅力的です。
だから人気がありました。


人気球団で一番人気のあった
【長嶋茂雄】がファンのために野球をする
そんな思いが
「ファンに感謝する真心があれば、
体力の限界まで力を出すことが

できるはずだ」
と言えたのではないのでしょうか。


またこの言葉は、
私達にプロフェッショナルのあり方を
教えてくれています。


プロとして仕事をしていく上で、
自信と責任をもって
仕事をすることが大事なことです。


人知れぬ努力と工夫、
強い信念を持って仕事をしていくことが、
真のプロといえるのではないでしょうか。



最後まで読んで頂き有難うございます。


参考書籍:株式会社河出書房新社発行
編者:小林信也
発行者:小野寺優
長嶋茂雄語録参考資料:ウィキペディア

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