長嶋茂雄の名言【35,36歳からが本当の自分との戦いだ】!

最終更新日 2024年8月14日




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1、はじめに




「35,36歳からが本当の
自分との戦いだ!」




この名言は、1972年11月頃の言葉で、
36歳の時です。


1972年の【長嶋茂雄】は、
打率は.266で低打率でしたが、
ホームラン27本、打点92点と
結果を残しました。


しかし、年齢のことを言葉に
出しているので、
本人にしかわからない「体力面」
変化があったと考えられます。


そこで1972年を振り返りながら、
【長嶋茂雄】の心の葛藤を
考えていきます。


仕事や生活して行く上で参考にして下さい。


長嶋
1972年の巨人は、
8連覇を達成しました。


2、長嶋茂雄の葛藤


1972年の巨人は、
強さに陰りがみられましたが、
王、長嶋の活躍で打撃陣が
投手陣を引っ張る形で、
8連覇を達成しました。


(1972年の巨人・長嶋茂雄の詳細
はこちらからどうぞ)



このシーズンの【長嶋茂雄】の打撃成績は、
一見、問題ないようにみえますが、
相撲でいう「心技体」
能、
力がこの頃から
少しづつ衰え始めたのに
気が付いていたそうです。


それは


(1)全試合フル出場



【長嶋茂雄】のモットーに、
全試合フル出場をしてファンを
喜ばすということがありますが、
この年は125試合の出場に
とどまりました。


(2)打撃理論



「来た球をバーンと打つ」という
型があるようでない、
【長嶋茂雄】の打撃理論に基づいた練習で、
「心技体」のすべてが充実していた
前年位までは、
自分自身で捉えたと思った打球に
「抜けろ」と言うと
野手の間を必ず抜けたし、
ホームランにもなっていました。

ところが、この頃になると
「良い感触」で打った打球が
野手の正面に飛び、間を抜けなくなり、
違和感を感じるようになり、
違和感の数が徐々に増えていきました。

修整しようと練習をしても、
修整できなかったそうです。


(3)デッドボール



以前から「デッドボール」
よけられなくなれば終わり、
よける自信がある。

体力・気力が充実していれば、
「絶対によけれる」と言っていましたが、
この頃デッドボールを受けた時、
よけられず当たったことに対して、
「技術的な迷い」があったと
言っていました。


このようなことから技能・体力の
衰えを
感じていたと思います。


またこの頃、
少年時代にプロ野球の選手になりたい
と思った夢が叶い、
プロ野球選手になれた今、
その思いが消えない以上は、
「1試合でも1イニングでも
多く出場したい」

との発言もあり
【長嶋茂雄】の心の葛藤がうかがえます。


そのような思いが表れたのが


「35,36歳からが本当の自分との戦いだ!」


ではないでしょうか。







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3、おわりに



「35,36歳からが本当の
自分との戦いだ!」

は、

ファンを一番に考える【長嶋茂雄】が、
若い頃は「若さの勢い」でファンを
喜ばすことができるが、
技能や体力が落ちてきた今は、
過去の経験や精神力で1日でも多く
ファンを喜ばせたいという
思いを感じる言葉です。


私達が、仕事や生活する上でも
年を重ねていき、若い頃にできたことが
できなくなったり、
無理が効かなくなってきます。


特に仕事をする上においては
色々な葛藤がありますが、
仕事に精通し、指導的な立場になり、
自分を生かすように
しなければいけません。


職場というのは、
色々な年齢の人で構成されています。


世代が違うので
価値観の違いが生じます。
しかし、目標は同じであるので
お互いが理解し合って、
目標を達成しなければいけません。


そのことを教えてくれたのが、


「35,36歳からが本当の
自分との戦いだ!」


ではないでしょうか。








最後まで読んで頂きありがとうございます。

参考書籍:株式会社河出書房新社発行
編者:小林信也
発行者:小野寺優
長嶋茂雄語録



参考資料:ウィキペディア


野球
全試合フル出場をしてファンを
喜ばす

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