【二十四節気】とは?【雑節】とは?【五節句】とは?全てを教えます!

最終更新日 2022年3月26日


目次


1、はじめに


2、二十四節気と七十二候とは?


3、二十四節気の季節・読み方・日付・意味


4、雑節とは?


5、五節句とは?


6、まとめ


planet earth close up photo
Photo by Pixabay on Pexels.com

1、はじめに

テレビなどで
「今日は二十四節気の内の〇〇」と
いうことを聞きますが、
【二十四節気】について
「知っている日」や
「何の日」かと全てを答えられるのは、
なかなか難しいのではないでしょうか。

また【二十四節気】に関連して
【雑節】【五節句】
という言葉も聞いた事があるかと思いますが、
全てを思い出せないということも
あるのではないでしょうか
そこで全てを紹介します。

知っていて損はありませんので
知識として他の皆さんにも
教えてあげて下さい。




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2、二十四節気と七十二候とは?


(1)【二十四節気】とは、
一言でいうと、
農業をして行く上での基準を
太陽の動きから
24の季節に分類したものです。

365日÷24=≒15で
単純に15日に1回何等かの
節気があることになります。

農業をして行く上では、
季節や天候を正確に知る事が
必要になります。


「旧暦」では、
毎年同じ月日であっても
ズレがあるので種まきから収穫まで
いつ行えば良いのか「暦」だけでは
判断できません。
(旧暦は、1年が354日です。365-354=11日で
毎年11日少ないので、3年に1回13番目の月
13月がありました。)


このことは農業を行う人には、
生きていく糧なので一大事です。
そこから季節を知るために、
1年を24の節気に分けました。

では24の節気はどのような基準で
分類がされているのでしょうか?

地球から見て太陽の移動する道を
黄道と言います。

黄道を360度に分けたものを
黄経と言います。
(春分を0度として
15度おきに節気が設けられた)

下の図は、45度おきに節気を分類したものですが
その間に、2節気がそれぞれ入り24の節気になります。

黄経


(2)七十二候とは、
上記【二十四節気】
農事や暮らしに合わせて、
さらに5日ずつの三つに分けて(24×3=72)、
それぞれの時期の自然界が移り変わる様子を
言葉にして表したものです。

3、二十四節気の季節・読み方・日付・意味

以下に【二十四節気】を紹介します。

旧暦では立春が1年の始まりです。


①立春(りっしゅん)毎年2月4日頃
    暦の上では春。節分の翌日。
    まだまだ、寒い時期ですが、
    春の息吹を感じ始める時期
    でもあります。

 (立春の詳細はこちらからどうぞ)



②雨水(うすい)毎年2月19日頃
    今まで雪が降るほどの寒さ
    でしたが、雨に変る頃。     
    寒冷地では、まだ寒さが
    続きますが、寒い日と
    暖かい日が繰り返し 
    春に確実に近づく時期です。

(雨水の詳細はこちらからどうぞ)



③啓蟄(けいちつ)毎年3月6日頃
    日照時間が少しづつ長くなり
    地中の温度が上がり、
    眠っていた虫が
    出てくる時期。
    吹く風に温もりを感じ始める時期。

(啓蟄の詳細はこちらからどうぞ)



④春分(しゅんぶん)毎年3月21日頃
    春分の日で祝日。
    昼と夜の長さが同じ日。
    お彼岸の中日。
    「暑さ寒さも彼岸まで」の
    言葉通り、寒い日が少なくなる。

(春分の詳細はこちらからどうぞ)



⑤清明(せいめい)毎年4月5日頃
    聞きなれない日ですが、
    字の通り、春の清々しい空気と
    明るい日の光を浴び
    万物が生き生きする頃。
    桜の開花シーズンでもあります。

(清明の詳細はこちらからどうぞ)



⑥穀雨(こくう)毎年4月20日頃
    春の暖かい雨が、
    穀物に息吹を与えます。
    この頃に種まきを始めます。
    1年の内では、
    過ごしやすい時期になります。

(穀雨の詳細はこちらからどうぞ)






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「夏」

⑦立夏(りっか)毎年5月6日頃
    暦の上では夏の始まり。
    新緑の爽やかな時期。
    この頃から、文字通り
   「夏日」も
    多くなります。

(立夏の詳細はこちらからどうぞ)



⑧小満(しょうまん)毎年5月21日頃
    麦の穂が出る頃で、農家の人が
    文字通り小さい満足をする頃。
    早ければ梅雨の走りになります。

(小満の詳細はこちらからどうぞ)



⑨芒種
(ぼうしゅ)毎年6月6日頃
    「芒(のぎ)」とは、
    稲などの穂先の部分の
    毛のような物。 
    稲などを植える時期。

(芒種の詳細はこちらからどうぞ)



⑩夏至(げし)毎年6月21日頃
    日照時間が1年で最も長い日。
    梅雨の真っただ中。
    この頃から本格的に暑くなる。

(夏至の詳細はこちらからどうぞ)



⑪小暑(しょうしょ)毎年7月7日頃
    少しづつ暑くなる時期。
    七夕の頃。
    梅雨の後半で大雨の注意が必要。

(小暑の詳細はこちらからどうぞ)



⑫大暑(たいしょ)毎年7月23日頃
    文字通り1年で最も暑い時期。
    土用の丑の日もこの頃。
    学生さんの夏休みのスタートの頃。

(大暑の詳細はこちらからどうぞ)



「秋」

⑬立秋(りっしゅう)毎年8月8日頃
    暦の上では秋。
    まだまだ暑い日が続きますが、
    秋という言葉で少し暑さが
    和らぎます。

(立秋の詳細はこちらからどうぞ)


    
⑭処暑(しょしょ)毎年8月23日頃
    暑さが和らぎ始める頃。
    最近の異常気象では、
    まだまだ真夏日があります。

(処暑の詳細はこちらからどうぞ)



⑮白露(はくろ)毎年9月8日頃
    露が出る時期。
    朝晩の気温差が大きい頃。
    暑い日は続きますが、
    本格的な秋が近づいています。

(白露の詳細はこちらからどうぞ)



⑯秋分(しゅうぶん)毎年9月23日頃
    秋分の日で祝日。
    昼の長さと夜の長さが同じ日。
    秋のお彼岸の中日。

(秋分の詳細はこちらからどうぞ)



⑰寒露(かんろ)毎年10月8日頃
    植物に朝露が降りる頃。
    農産物の収穫が終る頃。
    秋本番です。
    最近では、10月でも「夏日」が
    あるので「ピン」ときません。

(寒露の詳細はこちらからどうぞ)



⑱霜降(そうこう)毎年10月23日頃   
    霜が降り始める頃。
    朝晩の冷え込みを感じる頃。
    山間部では、紅葉が見ごろに
    なります。

(霜降の詳細はこちらからどうぞ)


「冬」

⑲立冬(りっとう)毎年11月7日頃
    冬の始まりの日です。
    北風が吹き始める頃。
    冬が近づいてくるのを
    感じ始める頃。

(立冬の詳細はこちらからどうぞ)



⑳小雪(しょうせつ)毎年11月23日頃
    雪が降り始める頃。
    木々の葉が散ってしまう頃。
    平地でも雪が舞う時もあります。

(小雪の詳細はこちらからどうぞ)



㉑大雪(たいせつ)毎年12月7日頃
    平地でも雪が降り始める頃。 
    寒さが身に凍み始める頃。
    冬のたよりが各地から
    伝わります。

(大雪の詳細はこちらからどうぞ)



㉒冬至(とうじ)毎年12月22日頃
    1年で最も日照時間が
    少ない日です。
    一般的には、かぼちゃを食べ
    ゆず湯に入ります。

(冬至の詳細はこちらからどうぞ)



㉓小寒(しょうかん)毎年1月6日頃
    1年で最も寒い時期の入口です。
    寒の入りとも言います。
    正月明けと寒さで体調をくずさない
    ようにしましょう。

(小寒の詳細はこちらからどうぞ)



㉔大寒(だいかん)毎年1月20日頃
    1年で最も寒い時期です。
    この日から節分までは、
    特に寒さに耐える時期です。

(大寒の詳細はこちらからどうぞ)



4、雑節とは?

【二十四節気】は中国から伝わりました。

中国は広く日本の気候とは
少しかけ離れているところがあります。

そこで、日本の農業に合わせるために、
もう少し細かく分類する必要がありました。

そこから生まれたのが【二十四節気】
補助的意味合いがある
【雑節】(ざっせつ)です。
全部で9の節があります。
 

①節分(せつぶん)毎年2月3日頃
    元々は、春・夏・秋・冬の
    季節の変わり目でしたが、
    立春が新しい年の始めと
    いうことで、立春の前日を
    さす言葉になりました。

(節分の詳細はこちらからどうぞ)



②彼岸(ひがん)春分と秋分の前後三日
    先祖の供養、お墓参り。

(春分の日の詳細はこちらからどうぞ)


(秋分の日の詳細はこちらからどうぞ)



③社日(しゃにち)春分と秋分に最も近い
         戊(つちのえ)の日
    田んぼの神様をまつる日です。


④八十八夜(はちじゅうはちや)毎年5月2日頃
      立春から数えて88日目。 
      種まきの目安、茶摘み。

(八十八夜の詳細はこちらからどうぞ)



⑤入梅(にゅうばい)毎年6月11日頃
    太陽が黄経90度を通過する頃。
    梅雨入りの時期。

(入梅の詳細はこちらからどうぞ)



⑥半夏生(はんげしょう)毎年7月2日頃
     夏至から11日目。
     田植えが終わる頃。

(半夏生の詳細はこちらからどうぞ)



⑦土用(どよう)立春・立夏・立秋・立冬の前18日間
    現在では、立秋の前18日間として使っています。
    土用の丑の日。

(土用の丑の日の詳細はこちらからどうぞ)



⑧二百十日(にひゃくとうか)毎年9月1日頃
      立春から数えて210日目。
      台風に注意する時期。

(二百十日、二百二十日の詳細はこちらからどうぞ)



二百二十日(にひゃくはつか)毎年9月11日頃
      立春から数えて220日目。
      台風に注意する時期。

5、五節句とは?

そもそも【節句】とは
どういう事なのでしょうか。

【節句】「節」とは
季節の変わり目の事です。

【節句】「句」「供」(く)とも表し
お供えの事です。

つまり季節の変わり目お供えをして
邪気を払い無病息災を願う日で、
昔から【二十四節気】とは別に
祝祭の日とされています。

【節句】の中でも特別な5日の【節句】
江戸時代に決まり、
それを【五節句】として
「お祝いの日」としたのが始まりです。

【五節句】は全て季節の植物に関係があり
下記の通りです。


①1月7日:人日の節句(じんじつのせっく)
「七草の節句」
七草がゆを食べて
1年の始まりに1年間の無病息災を願います。

(人日の節句はこちらからどうぞ)



②3月3日:上巳の節句(じょうしのせっく)
「桃の節句」
ひな祭りとして知られる女の子の節句です。

(ひな祭りの詳細はこちらからどうぞ)



③5月5日:端午の節句(たんごのせっく)
「菖蒲の節句」
健やかな成長を願う男の子の節句
子供の日としてもお祝いします。

(端午の節句の詳細はこちらからどうぞ)



④7月7日:七夕の節句(しちせきのせっく)
「笹の節句」
ひこ星と織姫の伝説が由来しています。
七夕祭り

(七夕の節句の詳細はこちらからどうぞ)


 
⑤9月9日:重陽の節句(ちょうようのせっく)
「菊の節句」
菊の花が薬草となる事から
菊酒を飲んで無病息災を願います。

(重陽の節句の詳細はこちらからどうぞ)

以上です。


【五節句】は元来、
季節の節目を知るための目安でした。

新暦を使用している現在でも、
旧暦で行っていた日と同じ日に
行うため、
時期が1ヶ月位の違いがあります。

こうした事から、節句にちなむ行事は
旧暦で行う地域もあります。



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6、まとめ 

【二十四節気】
【雑節】
【五節句】について紹介しましたが、
いずれも農業をする上で
欠く事の出来ない重要な目安であり、
農業を大切にしていた事がよくわかります。

それぞれが的を射た「ネーミング」で
感心します。

現在でも
【二十四節気】
【雑節】
【五節句】の行事が行われて、
伝統が引き継がれれいます。

これらの行事により現在でも
「季節」を感じる事ができますし
「イベント」として楽しんでもいます。

それだけ私たちに密接となっています。
だからこそ今後も大切にしたい風習です。


最後まで読んで頂きありがとうございます。


参考書籍①=PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ・
12ヶ月のしきたり


参考書籍②=株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月・
うつくしい日本の歳時と年中行事



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