野村克也の名言「王・長嶋がヒマワリなら俺はひっそりと咲く月見草」

最終更新日 2023年10月9日



広告

【GOM Mix】最も簡単な無料の動画編集ソフト




1、はじめに



「王・長嶋がヒマワリなら
俺はひっそりと咲く月見草」

これは【野村克也】の「名言」です。


この「名言」が出た背景には
どんなことがあったのでしょうか。


紹介しますので、
ぜひ「話題のタネ」にして下さい。

プロ野球
野村克也が守り抜いたホームベース

2、南海ホークス時代



【野村克也】が南海ホークス
(現ソフトバンク)の
選手・監督時代は、

今では考えられない程、
パ・リーグは人気がなく、
球場によっては「閑古鳥」が
鳴くと言われるくらい
観客が少ない時代でした。


パ・リーグ各球団には、
一流で好成績を残す選手も多かったのに
メディアに取り上げられる事も
少ない時代でした。


それに対して、
「王・長嶋」のいる
セ・リーグは、


「読売巨人軍」が圧倒的に強く、
人気があり華やかでした。


メディアに取り上げられる事が多く、
テレビの野球中継も「読売巨人軍」
一辺倒で、
プロ野球ファンと言えば「読売巨人軍」
好きなプロ野球選手と言えば
「王・長嶋」と言っても
過言ではない時代でした。


そんな中【野村克也】は、
毎年のように
何等かのタイトルを取り


この時点では「王・長嶋」も取れなかった
「三冠王」
(ホームラン王・首位打者・打点王)を
取るなど、
輝かしい成績を残していましたが、
話題として取り上げられる事が
少なかったです。


「王・長嶋がヒマワリなら
俺はひっそりと咲く月見草」


と言う「名言」は、
当時【野村克也】
置かれている立場にまさに
ピッタリの「言葉」です。


というのは、
「月見草」は夕方「花が咲き」
明け方「花がしぼむ」からです。


この「言葉」のもとは、
太宰治の「地獄百景」に書かれている
「富士には、月見草がよく似合う」
から取り入れた「言葉」だそうです。


ちなみに、「富士」を
「ヒマワリ」に変えたのは、
「故 野村沙知代」の
アドバイスがあったからです。


【野村克也】
「コミュニケーション」の重要さを
常々語っていますので、

「王・長嶋がヒマワリなら
俺はひっそりと咲く月見草」

という「言葉」が世に出るまでには、
色々考えた末での事で
かなりの時間がかかったそうです。

「王・長嶋がヒマワリなら
俺はひっそりと咲く月見草」

という「言葉」は、
「王・長嶋」「セ・リーグ」に対する
「反骨心」や「耐えて時を待つ」という
【野村克也】の思いが
よく表われている「名言」で
当時の【野村克也】の気持ちを考えると
涙が出そうになります。


これは「ヤクルト」の監督に
要請があった時の話ですが、
評論家の草柳大藏から

「陰が多い人生でも、
必ず陽が当たる時がきます。」


と言われたそうですが、
正にこの「名言」通りです。


また、
現役時代はどちらかと
言えば「無口」で
「名言」と言われる「言葉」は、
現役引退後「監督・解説者」
になってからが多いと言われる
【野村克也】
だからなおさら
「貴重な言葉」だと思います。






広告

新入学プレゼントキャンペーン応募




3、おわりに


【野村克也】には「名言」が多く、
その「言葉」一つ一つには
「重み」があります。


それだけに「話題のタネ」だけはでなく、
人生の「教科書」にもなります。


今後も【野村克也】の「名言」を
書いていきたいと思いますので、
よろしくお願いします。

野球
陰が多い人生でも、
必ず陽が当たる時がきます

4、野村克也の略歴


1935年:京都府生まれ

中学2年から野球を始める

高校は、
当時高校野球では無名の
京都府立峰山高校

1954年:
テスト生として南海ホークスに入団

1965年:三冠王になる

1970年:
プレーイングマネージャーに就任


現役生活27年の間、
日本を代表する選手であり続ける

打者として捕手として
数々の記録を残し、
南海ホークスの黄金時代をささえた。


1980年:現役引退

その後、ヤクルト、阪神、楽天の
監督を務める
他球団で芽の出なかった選手を
チームの中心選手に育て上げ
「野村再生工場」と言われた
ヤクルトの監督時代には、
「ID野球」で
球団初の黄金時代を築き上げた

楽天の監督時代には、
球団初のクライマックスシリーズ
進出を果たし、
監督としても数々の功績を残した。





最後まで読んで頂きありがとうございます。



広告

ストレスに負けないスキルが身につく【Awarefy】




5、関連記事






コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA