最終更新日 2023年5月30日
スポンサード・リンク
1、はじめに
6月といえば、
衣替え、梅雨入りと「夏」の入口の月です。
夏服への衣替えをしたために、
「風邪を引く」ことがないように
注意して下さい。
「じめじめ、むしむし」の梅雨の時期で、
食べ物には他の時期以上に
注意して食中毒ならないようにして下さい。
また、布団や洗濯物を外干しが
出来なくなるので、
カビ、ダニが発生し
健康を害する場合があるので、
注意して下さい。
一方で「ジューンブライド(6月の花嫁)」は
古来より「幸せになれる」といわれる
ロマンチックな月でもあります。
このような6月について紹介します。
ぜひチェックして下さい。
2、6月の別名
(1)6月の別名:水無月(みなづき)
(2)水無月の意味・由来
①6月は旧暦では梅雨が明け、
夏本番の頃で
厳しい暑さのため
「水が涸れて、水が無くなる月」
という説が一般的です。
②田んぼに水を入れた時の「水の月」が
変化した呼び名という説もあります。
(3)英語では:June(ジューン)
(4)6月の伝統色:
浅葱色(あさぎいろ)
明るく青みがかった緑色。
ネギの葉の薄い緑色からきています。
有名なところでは、新撰組の
羽織の色として使われていました。
3、6月の行事
6月1日:衣替え
(衣替えの詳細はこちらからどうぞ)
6月1日:鮎解禁
春になって川を上って成長する鮎の
成長期を保護するため
この日まで鮎を獲ることが、
禁止になっています。
その禁が解かれる日です。
(地域によって少し異なります)
6月1日:気象記念日
1875年(明治8年)現在の気象庁にあたる
内務省地理局に東京気象台が
設けられた日です。
6月1日:電波の日
1950年(昭和25年)「放送法」「電波法」が
実施されたのを記念した日です。
6月1日:写真の日
1841年(天保12年)長崎の上野俊之丞が
島津斉彬を撮影した日で、
これが日本で最初に写された写真と
いわれています。
6月4日:歯と口の健康週間
(虫歯予防デー、歯と口の健康週間の
詳細はこちらからどうぞ)
6月5日頃:芒種(ぼうしゅ)
(芒種の詳細はこちらからどうぞ)
6月10日:時の記念日
(時の記念日の詳細なこちらからどうぞ)
6月11日頃:入梅(にゅうばい)
(入梅の詳細はこちらからどうぞ)
6月第三日曜日:父の日
(父の日の詳細はこちらからどうぞ)
6月21日頃:夏至
(夏至の詳細はこちらからどうぞ)
6月23、24日:ほおずき市
東京都港区にある愛宕神社の
「千日詣りほおずき縁日」が
行われます。
この日にお参りすれば、
千日参拝したのと同じ
ご利益がある有難い日です。
6月30日:夏越の祓(なごしのはらえ)
(夏越の祓の詳細はこちらからどうぞ)
スポンサード・リンク
4、6月の幸運の神様
龍神(りゅうじん)
①地や沼地に棲み、農作物にとって
大切な水を操ります。
中国から伝わった竜と、
日本の蛇信仰が
合わさって誕生したと
いわれる神様です。
②ご利益:
干ばつ時には雨を降らせて
田畑を潤します。
河川が氾濫した場合、
収めてくれます。
5、6月が旬の食べ物
(1)野菜類
①新ごぼう
②キャベツ
③アスパラガス
④おくら
⑤いんげん豆
(2)果物類
①びわ
②木いちご
③メロン
④サクランボ
⑤梅
(3)魚介類
①カレイ
②せいご
③鮎
④しじみ
⑤さざえ
6、6月の花と花言葉
①笹百合(ささゆり):上品、純潔、清浄
②百合(ゆり):全般・純潔、無垢
白・純潔、威厳
オレンジ・華麗
ピンク・虚栄心
黄・陽気
③あやめ:良い便り、希望
④くちなし:洗練、幸福、優雅
⑤立葵(たちあおい):大志、野心、実り
⑥紫陽花(あじさい):全般・忍耐
白・寛容
ピンク・元気な女性
青・辛抱強い愛情
⑦ほたるぶくろ:忠実、正義
⑧桔梗(ききょう):全般・永遠の愛
紫・気品
白・清楚
7、6月の時候の挨拶
①入梅の候
②梅雨晴れの候
③麦秋(ばくしゅう)の候
④梅雨寒の候
⑤初夏の候
⑥薄暑(はくしょ)の候
⑦衣替えの季節となりました。
⑧暑さが日毎に増してまいりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
⑨紫陽花の花が美しく咲いています。
⑩うっとうしい梅雨の季節になりました。
⑪長雨が続き、梅雨明けが待ち遠しい
今日この頃です。
スポンサード・リンク
8、おわりに
6月について紹介しました。
6月は「祝祭日」がない月なので
少し残念ですが
6月が終れば、半年が過ぎたことになります。
そこで、年の前半を振り返り、
7月からの後半に反省を活かしたいものですね。
最後まで読んで頂き有難うございます。
参考書籍①:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
参考書籍②:株式会社主婦と生活社発行
神様が宿る暮らしの開運BOOK
参考書籍③:株式会社マイナビ出版発行
季節の行事と日本のしきたり事典