最終更新日 2024年6月17日
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1、はじめに
7月の初め頃は、
例年まだ「梅雨」が続いていますが、
本格的な夏の到来となる頃です。
山開き、
海開き、
川開き、
夏まつり、
花火と
暑さを吹き飛ばしてくれる行事が続きます。
学生さんは「夏休み」に入る月で、
ウキウキとする月ではないでしょうか。
何かと開放的になる月でありますが、
こういう時こそ、
「規則正しい生活」を心掛け
健康には十分注意しましょう。
このような7月について以下に紹介します。
ぜひ、チェックしてみて下さい。
2、7月の別名
(1)7月の別名:文月(ふみづき)
(2)文月の意味・由来
①文月は稲穂が育つ頃であることから、
「穂見(ほみ)」や「含み」に由来し、
「穂含月(ほふみづき)」から
転じたといわれています。
②七夕行事にちなんで短冊に願い事を
書いたことから「ふみ」の字を当てたと
いう説もあります。
③その他「七夕月」
「棚機月(たなばたつき)
「女郎花月(おみなえしづき)
「涼月(りょうげつ)」
などの異名があります。
(3)英語では:July(ジュラィ)
(4)7月の伝統色
:浅緋(あさあけ・うすあけ)
少し黄味がかった薄い赤色。
平安時代に編纂された
法令集の「延喜式」で
定められた制服の色で、
位の高い人が着る色です。
3、7月の行事
7月1日:山開き・川開き・海開き
(山開き・川開きの詳細はこちらからどうぞ)
7月1日~7月31日:祇園祭
京都の八坂神社の祭礼です。
7月1日の「吉符入(きっぷいり)」で始まり
1ヶ月にも及ぶ大規模なお祭りです。
7月17日は祭りのクライマックスとなる
「山鉾巡行」が行われます。
豪華絢爛の山鉾が京都市内を巡行します。
7月1日~8月15日頃:お中元
(お中元の詳細はこちらからどうぞ)
7月2日頃:半夏生(はんげしょう)
(半夏生の詳細はこちらからどうぞ)
7月6日~8日:入谷朝顔まつり
東京都台東区の鬼子母神(きしぼじん)
周辺で朝顔まつりが開催されます。
約80軒の露店が並ぶ日本最大の
朝顔市です。
7月7日:七夕
(七夕の詳細はこちらからどうぞ)
7月7日頃:小暑(しょうしょ)
(小暑の詳細はこちらからどうぞ)
7月7日頃~8月7日頃:暑中見舞い
【暑中見舞い】は1年で一番暑い時期に、
常日頃なかなか会えない大事な人や、
お世話になった人などの
健康を気遣う「あいさつ状」です。
7月9、10日:浅草寺・功徳日・4万6千日
功徳日にお参りすれば、4万6千日間
参拝したのと同じご利益があると
されています。
7月9、10日:浅草寺ほおずき市
浅草寺境内に、ほおずきの市が立ちます。
ほおずきは厄除けの縁起物とされています。
7月10日:納豆の日
「なっ(7)とう(10)」の語呂合わせで
制定されました。
7月11日:世界人口デー
1987年(昭和62年)のこの日、
世界の人口が50億人を突破した事を記念して
国連が制定しました。
2020年の世界の人口は約70億人です。
2100年には110億人を超えるという
予想もあります。
7月11日:祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)
牛頭天王(スサノオノミコト)に
無病息災を祈願するお祭り
かつて医療が発達していなかった頃、
衛生状態の悪化で、度々疫病が流行りました。
その時に頼りにしたのが、
祇園の神様「牛頭天王」でした。
神様の力で疫病を鎮めようとして始められた
「祇園御霊会」は
今も受け継がれ
代表的な京都祇園祭や博多祇園山笠の他に
①富山県の氷見(ひみ)祇園祭り
②兵庫県の神戸祇園祭
③愛知県の尾張津島天王祭
などがあります。
7月13日:日本標準時刻制定記念日
1886年(明治19年)のこの日、
兵庫県明石市を通る子午線(東経135度)を
日本標準時の基準とする法令を公布し、
全国の時間を統一しました。
7月14日:ひまわりの日
1977年(昭和52年)のこの日、
日本で最初の気象衛星
「ひまわり」を打ち上げた事を記念して
制定されました。
7月20日:海の日
(海の日の詳細はこちらからどうぞ)
7月20日頃:土用の丑
(土用の丑の日の詳細はこちらからどうぞ)
7月23日頃:大暑(たいしょ)
(大暑の詳細はこちらからどうぞ)
7月31日:風鈴祭
夏の暑さと魔を払う風鈴。
そのお祭りが全国で行われます。
風鈴祭で有名なところは、
・埼玉県:川越氷川神社
・東京都:西新井大師
・奈良県:おふさ観音
・福岡県:如意輪寺
などです。
4、7月の幸運の神様
弁財天(べんざいてん)
①「七福神」の中で唯一の女性の神様
インドの聖なる川の化身で
池や海辺で祀られています。
②ご利益:音楽、知恵、金運
を授けてくれます。
③神奈川県鎌倉市の銭洗弁財天で、
湧き水でお金を洗うと数倍になって
返ってくるといわれています。
5、7月が旬の食べ物
(1)野菜類
①インゲン
②枝豆
③玉ねぎ
④ゴーヤ
⑤ピーマン
(2)果物類
①サクランボ
②すいか
③桃
④メロン
⑤イチジク
(3)魚介類
①アナゴ
②鮎
③太刀魚
④あわび
⑤ウニ
6、7月の時候の挨拶
①盛夏の候
②猛暑の候
③盛暑の候
④大暑の候
⑤酷暑の候
⑥仲夏の候
⑦暑中お見舞い申し上げます。
⑧梅雨明けの暑さがひとしおに
感じられます。
⑨夏空が眩しく感じられる頃に
なりました。
⑩花火の音が聞こえる季節に
なりました。
⑪七夕飾りが軒先でゆれております。
7、おわりに
いかがでしたか?
7月について紹介しました。
7月は本格的な「夏のレジャー」が
始まる月です。
体や事故に注意して
楽しい夏のスタートにして下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
参考書籍①:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
うつくしい日本の歳時と年中行事
参考書籍②:株式会社主婦と生活社発行
神さまがやどる暮らしのしきたり開運BOOK
参考資料:ウィキペディア
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