【厄年】とは?何をする?年齢は?知ってもらいたい事を紹介!

目次
1、はじめに
2、厄年とは
3、厄年のお祓いと厄除け祈願
4、厄年の年齢
5、あとがき

1、はじめに

人生において「何をやってもうまくいかない」
「災いにあいやすい」「健康を崩しがち」
とされる年齢があり
その年を【厄年】と言っています。

【厄年】にあたる年齢は男女によって違います。

【厄年】と聞くと「恐ろしい」というイメージがあります。
ほんとに「恐ろしい」のでしょうか。

また【厄年】にはどのような
生活をしたらよいのでしょうか。

【厄年】について紹介しますので、「頭に入れて」
自分や周りで【厄年】を迎える人がいたら役立てて下さい。



2、厄年とは

【厄年】は元々は中国から伝わった
陰陽道の教えが由来とされ
貴族や武士が行っていました。

それが江戸時代以降一般庶民にも広まりました。

【厄年】の科学的根拠はありませんが体力的にも節目となる年齢のため
(年齢は4、の厄年の年齢を参照)
注意が必要と言われ
結婚や家を建てるのは慎んだ方がいいと言われています。

男性は「働き盛り」なので注意が必要な年齢なのです。
女性の場合は家庭や職場で充実する時期であると共に
体調を崩しやすい時期でもあります。



3、【厄年】のお祓いと厄除け祈願

【厄年】は古来からのしきたりで気になるという事が
あるかと思います。
現在でも【厄年】を迎える人は
神社でお祓いやお寺で厄除けの祈願
行っています。

神社やお寺の決まりはなく、近所とか有名な所
など【厄年】を迎える人や家族などの判断で
大丈夫です。

また1度お祓いや厄除けの祈願をおこなえば
1年間はする必要はありません。

何度も行ったり、場所を変えるのは逆効果になる
そうなので注意しましょう。

私を含めた私の家族場合は車で1時間位の所にある
「厄除け」で有名なお寺へ行きました。

護摩祈祷(ごまきとう)と呼ばれる「厄除け」
護摩木を焼いて清めてくれるものです。

参考までに祈祷料となっています。
目安の祈祷料が決まっていて下記の金額です。

通常祈祷   :3000円
大祈祷    :5000円
特別祈祷   :10000円
特別大護摩祈祷:30000円

私の場合は祈祷料「3000円」でお願いしました。
個人でご祈祷される人は「3000円」がほとんどでした。

「厄除け」に行く時期は特に決まりはありませんが
1月1日から節分までが一般的で
私の場合も親から聞いていたので【厄年】の時は
節分までに行くようにしていました。

節分についての詳細はこちらからどうぞ

また服装は「普段着」で行きますが
会社関係で来ている人は「スーツ」の人がほとんどです。

4、【厄年】の年齢

年齢は「数え年」で数えます。
「数え年」は、誕生した日を1歳と数え
1月1日になると一つ年を取るという数え方です。

それを踏まえて【厄年】の年齢を紹介します。

男性の厄年年齢

前厄本厄後厄
24歳25歳26歳
41歳42歳43歳
60歳61歳62歳

女性の厄年年齢

前厄本厄後厄
18歳19歳20歳
32歳33歳34歳
36歳37歳38歳

上記のように「本厄」をはさんで前後3年が
【厄年】になります。

「前厄」はこれから「本厄」へと向かうので
少しずつ注意が必要とされています。

「本厄」は一番注意が必要な年です。

「後厄」は少しずつ「厄」がなくなっていく年です。

男性42歳、女性33歳は「大厄(たいやく)」と言われ
【厄年】の中でも一番注意が必要とされています。

5、あとがき

【厄年】につては「迷信」と言う人もいますが
気にする人は気にします。
私もその一人です。

男性の【厄年】の年齢は
「24歳~26歳」、「41歳~43歳」
の2回だと思っていましたので
2回とも「厄除け」をしました。

「60歳~62歳」は【厄年】だと知らなかったので
「厄除け」をしませんでした。

「本厄」の62歳の誕生日の翌日
「もらい事故」にあいました。

車は全損でしたが、幸いにもけがはありませんでした。

事故後に「本厄」と知り
「厄除け」をしていなかったからかと思いました。

このような事がありましたが、「気持ちの持ち方」
でどうにもなります。

【厄年】の科学的な根拠はありませんが、
先人たちから伝わっている習わしで
【厄年】の年齢には何かしらの注意が必要
と言うメッセージではないでしょうか。

だから【厄年】の年齢には
自分の生活を見つめ直してもよいのではないでしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

参考書籍=PHP研究所発行・
知れば納得!暮らしを楽しむ・12ヶ月のしきたり