赤い羽根共同募金の【歴史、使い道、他の共同募金】を紹介!

10月

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1、はじめに


【赤い羽根共同募金】は、
毎年10月1日から
街頭や学校、自治会、企業などで
積極的に行われている
「募金活動」なので
子供のころから馴染みがあるのでは
ないでしょうか。


【赤い羽根共同募金】
何度も「募金」した人も多いかと
思いますが、
その歴史や目的、使い道など
分からないことも
多いのではないでしょうか。


そこで
【赤い羽根共同募金】
について紹介します。


ぜひ疑問を晴らして下さい。




赤い羽根
赤い羽根は、
共同募金の象徴として
「勇気」
「善行」の意味があります

2、赤い羽根共同募金の歴史


「募金活動」は、
昔スイスの一人の牧師が
「お金を入れて下さい、
持って行って下さい」
と書いた箱を道端に置き、
通りがかった人に、
お金を入れて貰ったり、
持っていって貰ったりしたのが
ルーツとされています。


日本では、1947年(昭和22年)に
アメリカから来日したフラナガン神父が、
「国民助け合い共同募金」運動を
始めました。


その後全国に広まり、
1951年(昭和26年)社会福祉事業法
法制化され現在に至っています。


日本で「共同募金」
運動が始まった頃は、
第二次世界大戦が終わったばかりで、
世の中が混乱し、
戦争孤児、戦争による負傷者や貧困で
困っている人が多数いました。


そのような状況の中「中央共同募金会
による
【赤い羽根共同募金】
全国に広まりました。


【赤い羽根共同募金】の赤い羽根は、
共同募金の象徴として
「勇気」
「善行」の意味があります。


日本でも戦後の混乱期に、
当初金属製のバッジだった物を、
コスト削減のために「赤い羽根」に変えて、
戦災者への募金の「象徴」
として使われたのが始まりです。


ロビンフッドやアメリカの先住民も
「赤い羽根」をつけていたといわれます。


「赤い羽根」は、
不要になった鶏の羽根を
赤く染めたものです。


「赤い羽根」は衣服に刺す物と
シールで衣服に貼る物と
2種類あります。


地域によって募金グッズとして
募金バッジ、
ハンカチや図書カードによる
「募金活動」を行っている所もあります。








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3、赤い羽根共同募金の使い道


【赤い羽根共同募金】
集められたお金は、
各都道府県の社会福祉協議会に
分配されます。


社会情勢が日々刻々と変化する中、
人それぞれが、自分の住んでいる地域で
安心して暮らすことが出来るように、
地域の諸問題に取り組んでいる
福祉団体などを、
応援するために使われています。



具体的には、
地域の高齢者や障碍者などに対する
社会福祉を充実させ、
地域福祉活動の啓発や推進のために
使わています。


最近では災害支援準備金として、
また、
子育て支援活動に使われることも
多くなってきています。


各都道府県内で
【赤い羽根共同募金】
寄付したお金は、
原則として寄付した都道府県内の
社会福祉事業
に使われ、
県外や国外の社会福祉事業に
使われることはありません。


【赤い羽根共同募金】の寄付金は
法人などからの寄付金は
「全額損金算入」
個人からの寄付金は
所得税、住民税にかかる
「寄付金控除の対象」となります。

赤い羽根
赤い羽根以外にも共同募金があります

4、赤い羽根以外の共同募金


【赤い羽根】以外にも下記の
「共同募金」があります。


(1)緑の羽根募金


①農林水産大臣の定める期間に
行われる寄付金。

②1950年(昭和25年)より始まる。

植林活動を支援する募金。


(2)青い羽根募金


①日本水難救済会が募集。

水難事故の救済。



(3)黄色い羽根募金(石川県)


①石川県腎友会。

腎臓移植の啓発推進。


(4)水色の羽根募金


①漁船海難遺児育英会が募集。

海難遺児育英資金





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5、おわりに


【赤い羽根共同募金】は、
秋から冬の風物詩となっていますが、
それとは裏腹に
「募金額」が年々減少しているそうです。


そのような中、
支援を待っている人もいます。


「長者の万灯より貧者の一灯」と言う
言葉があるように、
一人一人の「募金額」は少なくても、
集まれば大きくなります。


お互いがお互いを助け合うことが
何よりも大切です。


これを機会にして積極的に
「募金活動」
してみてはいかがでしょうか。






最後まで読んで頂き有難うございます。



参考資料①:中央共同募金会HP



参考資料②:ウィキペディア

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