【11月の別名、行事】など盛りだくさんの話題のタネを紹介!

11月



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1、はじめに


暦の上では、冬に入る【11月】です。


前半は秋を実感できる時期ですが、
終盤は冬の便りが各地から伝わる頃で、
徐々に寒さを実感するようになり、
その冬景色に感傷的にもなります。


またこの時期、
木枯らしが吹いた翌日に、
一転して穏やかな日になることが
あります。


まるで「春」と
勘違いする陽気ですが、
これを「小春日和」といいます。


そんな【11月】について紹介します。


仕事や生活に役立てて下さい。




11月
11月前半は秋を実感できる時期

2、11月の別名



【11月】の別名:霜月(しもつき)

霜月の由来・意味:文字通り、
霜が降りる月です。


(しもふりつき)」から
転じたと言われています。


地面の温度が下がり、
今までの朝露がに変わる頃です。


他にも
①「神帰月、神来月(かみきづき)」

「神無月」に出雲に出かけていた神様が
国元に戻って来るため
このようにも呼ばれています。


②「仲冬(ちゅうとう)」

「旧暦」 では、10月~12月を
冬としていました。

その真ん中の月になるので
このようにも呼ばれています。


③「神楽月(かぐらづき)

・秋の収穫が終わり、
神様に神楽を
奉納する頃なので
このようにも呼ばれています。



英語では:November(ノーベンバー)



11月の色:11月を表す色として
使われていた色は
緋色(ひいろ)です。

緋色
緋色


植物の日本あかねで染めた赤色。

濃く暗めの赤をあかね色といいます。

やや黄色めの鮮やかな赤を
緋色 」といいます。

3、11月の行事


11月1日:灯台記念日

日本初の西洋式灯台である
「観音埼灯台(かんのんさきとうだい)」を
1868年(明治元年)11月1日に
起工しました。

それにちなんで11月1日が
「灯台記念日」に定められ、

「航路標識への理解と親しみを
深めるために」

1949年(昭和24年)海上保安庁に
より制定されました。

灯台記念日には、
各地の有料参観灯台が無料開放されます。




11月1日~翌年の3月31日:
ウォームビズの期間

2005年(平成17年)から行っている
省エネキャンペーンです。

暖房温度を20℃に抑えても、
寒くない服装で過ごせるように
するための呼びかけです。




11月亥の日:亥の子祝い

亥の日、亥の刻に「亥の子餅」を食べ、
無病息災を願います。

関東地方では、
この頃「十日夜(とおかんや)」という
行事が行われます。

(亥の子の祝い・十日夜の詳細は
こちらからどうぞ)




11月の酉の日:酉の市

11月の酉の日に
「鷲・大鳥(おおとり)」明神で
行われる「福を取り(酉)込む
縁起担ぎのお祭りです。

(酉の市の詳細はこちらからどうぞ)




11月3日:文化の日

1946年(昭和21年)11月3日に
日本国憲法が公布されました。

日本国憲法は「平和と文化」を
重視しているので、
11月3日が文化の日と定められました。

(文化の日の詳細はこちらからどうぞ)




11月4日:ユネスコ憲章記念日

1946年(昭和21年)11月4日
ユネスコ憲章
(国際連合教育科学文化機関憲章)が
発効してユネスコが発足しました。

*ユネスコとは
United Nations Educational Scientific and Cultural Organizationの
頭文字です。

日本語に訳すと
国際連合・教育科学文化機関です。

パリに本部がある国際連合の専門機関で、
教育、科学、文化の発展と推進を目的としています。

主な活動として

①識字率の向上や義務教育の普及。

②世界遺産の登録と保護。


③文化多様性条約(映画や音楽などの貿易拡大)の採択。

④ユネスコ記憶遺産(後世に伝える歴史的文書等)の保全事業。

⑤極度な貧困の半減を目指す。
などです。


11月7日頃:立冬

「二十四節気」 の一つで、
「暦」上では、
冬が始まる日です。

(立冬の詳細はこちらからどうぞ)




11月9日:太陽暦採用記念日

1872年(明治5年)の11月9日、
明治政府が今まで使用していた
太陽太陰暦(旧暦)をやめて、
太陽暦(新暦)を
採用するという詔書
(天皇の意思表示をする公文書)
を布告しました。

太陽暦採用記念日
これを記念した日です。




11月9日:119番の日

防火・防災の意識を高めようと
「119番」にちなんで制定されました。




11月9日~11月15日:
2021年秋の全国火災予防運動

火災予防という考えを広く一般に普及し、
火災の防止を目的とした運動です。

全国の各市町村はこの時期に、
各種団体との連携による
広報活動や消防訓練等を行います。




11月15日:七五三

子供の健やかな成長を祝う行事。

(七五三の詳細はこちらからどうぞ)






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11月の第三土日:豊川稲荷秋季大祭

日本三大稲荷で、
商売繁盛の神として親しまれる、
愛知県豊川市の豊川稲荷の秋季大祭が
行われます。

境内には、直径15尺(4.57m)
高さ32尺(9.6m)という
日本屈指の大提灯をはじめ、
無数の提灯が飾られます。

豊年に感謝して、国家安泰・万民豊富を
祈願した
白狐(びゃっこ)の面をつけた渡御行列が
行われます。




11月22日:おこもり会

東京都港区にある
豊川稲荷東京別院で
「修行を体験する」
おこもり会が行われます。




11月22日頃:小雪

二十四節気の一つで、
寒さや雪はまだこれから
という時期。

(小雪の詳細はこちらからどうぞ)




11月23日:勤労感謝の日

勤労をたっとび、生産を祝い、
国民互いに感謝しあう日です。

(勤労感謝の日の詳細は
こちらからどうぞ)




11月23日:新嘗祭(にいなめさい)

天皇陛下がその年に収穫した
新しい穀物(主にお米)を
宮中の神殿にお供えして、
収穫を感謝して、
翌年の豊作を祈願する行事です。


11月
11月23日は勤労感謝の日

4、11月の月神様


11月の月神様は、
天照大御神
(アマテラスオオミカミ)です。


伊弉諾尊(イザナギノミコト)
左目から生まれた
女神と言われています。


太陽を司る神様で、大地を照らし、
食物を実らせ、
幸せをもたらすと言われています。


全国の神明神社に祀られていて、
総本山が伊勢神宮になります。


ご利益:商売繁盛、家庭円満、
開運、勝負運。


また、伏見稲荷の祭神である
宇迦之御魂大神
(ウカノミタマノオオカミ) は、
この時期の神様として、
五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、
諸願成就の
ご利益があると言われています。






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5、11月が旬の食べ物


(1)野菜類


①えのき


②ごぼう


③大根


④ブロッコリー


⑤ほうれん草




(2)果物


①柿


②かりん


③みかん


④ゆず


⑤りんご




(3)魚介類


①はまち


②ししゃも


③ふぐ


④タラバガニ


⑤たらこ


6、11月の花と花言葉


菊

菊(きく):清浄

のじぎく

野路菊(のじぎく):真実

紅葉

紅葉(もみじ):遠慮

われもこう

われもこう:変化

ななかまど

ななかまど:慎重、安全、
      あなたを守る

シクラメン

シクラメン:全般・遠慮、気後れ
      白・清純
      ピンク・憧れ、内気
      赤・嫉妬

うめもどき

うめもどき:明朗、知恵、深い愛情




7、11月の時候の挨拶


(1)書き出し


①晩秋の候


②初霜の候


③暮秋の候


④向寒の候


⑤日ごとに寒さが身にしみる今日この頃


⑥朝夕めっきり寒くなり、
秋も深まってきました


⑦野山の紅葉が色づいてまいりました



(2)結び


①鮮やかな紅葉の季節、
どうぞ健やかにお過ごし下さい。


②ひときわ冷えてまいりましたが、
かぜなどをひかれませぬように
ご注意下さい。


③暖房器具を使うようになりました、
冷えには十分にお気をつけて下さい。


④すっかり寒くなりましたが、
健康には十分にお気をつけて下さい。


⑤忙しくなる年末を前に、
お体には十分お気をつけて下さい。


⑥本格的な冬の到来となりました、
どうぞご自愛下さい。


⑦師走も近づき、
仕事も忙しくなる時期かと思いますが、
ご無理をなさらず、
どうかお体を大切にして下さい。

8、おわりに


【11月】は、
日中と朝夕の温度差が大きい時期なので
体調を崩しやすくなります。


体が寒さに慣れるように
しなければいけません。


そのためには、
下着や小物を活用しましょう。


下着を1枚増やすと体温が上がります。


寒さを感じやすい首は、
スカーフやネックウォーマーを
巻くだけで、
洋服1枚分の暖かさになると
言われています。


足元はレッグウォーマーや
厚い靴下で温めましょう。


防寒対策をしっかりして
徐々に寒さに慣れ、
寒さで体調を崩さないようにしましょう。


また、
夏に繁殖した死骸が舞いやすいので、
舞う量を減らすために、
掃除をしましょう。


特に、布団はダニの温床になるので、
清潔にするように心がけましょう。




最後まで読んで頂き有難うございます。


参考書籍①:PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ
12ヶ月のしきたり


参考書籍②:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
・うつくしい日本の歳時と年中行事


参考書籍③:株式会社主婦と生活社発行
神さまがやどる暮らしのしきたり
開運BOOK


参考資料:ウィキペディア




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