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1、はじめに
【こどもの読書週間】のことを
「聞いたことがない」
という方もいっしゃるかと思います。
実は私も聞いた事がありませんでした。
図書館の事を調べている時に知りました。
こんな有意義な期間があるならば
もっと色々な人に知ってもらい
お子さん達に「読書」を
少しでも好きになる
きっかけになればと思い紹介します。
私自身、
「読書」に親しむことが少なかったので
現在「後悔」する事が多いです。
特に「語彙(ごい)」が少なく、
表現力にも乏しく
人とのコミュニケーションに
自信がありません。
だから自然と「消極的」になってしまいます。
「消極的」な人生は、
「何の得」もありません。
子供の頃から「読書」に親しんでいれば
色々な言葉で自分を表現できたし
今よりもっと精神的な成長も
できたと思います。
それゆえに私のような
人間になって欲しくありません。
【こどもの読書週間】をいい機会にして
お子さん達に「読書の習慣」を
身に着けさせてあげましょう。
そして自信を持って成長できるように
してあげましょう。
2、こどもの読書週間とは
(1)【こどもの読書週間】は
1959年(昭和34年)にスタートしました。
これほどの歴史があります。
①「子ども」でなく「こども」にしたのは
「こどもの日」に合わせたからです。
(2)期間:4月23日~5月12日
(当初は、5月1日~5月14日)
①4月23日~になった理由
ⅰ 2000年に子ども達の「読書活動」を
国を挙げて応援する「子ども読書年」
が実施されました。
ⅱ 2001年に「子どもの読書活動推進法」が
公布され、
4月23日が「子ども読書の日」に
定められました。
ⅲ 4月23日は本を贈る習慣の
「サンジョルディの日」であり
「ユネスコ※1」で
「世界、本と著作権の日」と
定められているためです。
②「子ども読書の日」とは
子ども達に、「読書」に親しんでもらい
「読書」を通して成長する事を
目的とした日です。
(3)主旨:
「こどもたちにもっと本を」
「こどもたちにもっと本を読む場所を」
という願いから【こどもの読書週間】が
スタートしました。
※1ユネスコとは?
ユネスコとは、国際連合教育科学文化機関のことです。
日本ユネスコ協会連盟HPより引用
英語で表わすとUnited Nations(国連)
Educational(教育の),Scientific(科学の)
and Cultural (文化の)Organization(機関)で、
それぞれの頭文字をとって“UNESCO”となります。
ニューヨークに本部を置く国際連合の専門機関の一つで、
その本部はパリにあります。
ユネスコ憲章前文の最初の部分には
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、
人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」
とあります。
「築かなければならない」心の中の平和とは、
いったい何であるかを、
教育・科学・文化・マスコミュニケーションの分野で
探し求めるのが、ユネスコの活動の目的です。
ユネスコは、各国政府が加盟し、
予算を出し合う政府間の組織ですが、
ユネスコが世界のためにすぐれた活動を
推進するためには、
世界の人々が一人ひとり、
身近なところから心の中に
平和のとりでを築く必要があり、
一般市民の協力と参加がおおいに求められています。
その考えに協力して活動しているのが
「民間ユネスコ活動」で、
今世界で80数カ国に
約3,500のユネスコ協会やクラブがあり、
民間ボランティア団体(NGO)
として様々な活動が行われています。
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3、こどもの読書週間のイベント
(1)学校や図書館で読み聞かせの会などの
イベントがあります。
(2)図書館記念日
①【こどもの読書週間】にある
もう一つの記念日です。
②1950年(昭和25年)4月30日
「図書館法」が公布されたことから
この日が「図書館記念日」に
制定されました。
(実施は1972年)
③これによって
「図書館の無料利用、公共性」が
確立されました。
4、おわりに
私は子供の頃、全く「読書」を
しなかったわけではありません。
私が子供の頃に読んだ本の中には、
印象に残り自分の人生に
影響がありました。
色々なジャンルの本を読むことが
「人生の教科書」であったり「心の栄養」
になったりします。
【こどもの読書週間】には
色々イベントがありますので、その場を借りて
子供さんに「読書」の楽しさを教えて下さい。
そして「読書」の習慣を身に着けて
「豊かな人生」が
送れるようにしてあげましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
参考資料:読書推進協議会ホームページ
日本図書館協会ホームページ
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