エイプリルフールの【起源、出来事、嘘をついていい理由】を紹介!

最終更新日 2024年3月2日



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1、はじめに


「エイプリルフール」は日本語で、
【万愚節(ばんぐせつ)】と訳します。


「エイプリルフール」という言葉を
私が初めて聞いたのは
小学生の低学年の頃です。


「エイプリールフール」との
発音が難しくて
「四月バカ」と言っていました。


「嘘」を言っても許される日だと思い、
「嘘」を考えてもすぐにわかってしまう
ような「嘘」しか考えられず、
来年こそは
「嘘」を考えようと思っていても、
結局何も考えずに4月1日を
迎えることの繰り返しでした。


その頃は何故「嘘」をついて良いのか
わかりませんでした。


その何故を以下に紹介します。
ぜひ「話題のタネ」にして下さい。




4月1日とカワウソ


2、エイプリルフールの起源


【エイプリルフール】の起源は、
中世ヨーロッパのカトリック教会の
【万愚節】(AII Foods Day)に
あると言われています。


カトリック教会は7世紀の頃には、
ヨーロッパのほぼ全域に
広まっていたと言われます。


教会では、異教徒の神話、
豊作や繁殖祈願の祭、
死者の霊に対する考え方などを
教義に取り入れました。


それらにキリスト教の考えを加え、
クリスマス、
謝肉祭、
復活祭といった
教会の祝祭日にしました。


このような祝祭日には
教会やその前で、
道化師や芸人と一緒に
飲食や踊ることが許されました



教会内では、
教会学校の生徒や下級の聖職者が、
この日だけの司教※1に選ばれて、
司祭※2が祭壇からいたずらや
馬鹿げた話をして、
集まった人々を笑わせました


カトリック中央協議会HPより引用



町や村、貴族のお城でも、
道化師が貴賓席に座ったり、
大人が子供のおもちゃで遊んだり、
子供が大人に指示したりと、
いつもとは、逆のことをしました


【万愚節】はパロディや茶番劇などを
楽しむ特別な日で、
現在の【エイプリルフール】
起源とされています。





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3、万愚節の過去の出来事


過去4月1日には、
世界各地の新聞などが「嘘」の記事を掲載したり、
テレビやラジオなどで「嘘」のニュースを
報道したりといったことが行われています。


その「嘘」についても、
手間をかけない簡単なものから
計画的、組織的に大々的に
行ったものもあります。


また、かつては新聞社が掲載した嘘の記事を、
別のメディアがその情報を真に受けてしまい、
本当のニュースとして報道したことが
何度もありました。


記憶に新しいところでは、
2005年に東京新聞が掲載した

「スマトラ島沖地震の余波で
沖縄南端に新島が出現」


という記事を、
韓国の京郷新聞がニュースとして
掲載するなどの出来事がありました。


2017年からは北欧メディアなどでは、
エイプリルフールの
「嘘」記事を自粛するようになりました。




エイプリルフール


4、おわりに


一般的に【万愚節】のルールは、
当たり障りのない「嘘」
罪のない「嘘」です。


また午前中は「嘘」をついても良いが、
午後はダメで、
午前中の「嘘」のネタ明かしを
することになっていると言われいます。


いずれにしても【万愚節】には、
【万愚節】の起源のように
ウィットのある楽しめる「嘘」
したいですね。




最後まで読んで頂き有難うございます。



参考書籍:PHP研究所発行
知れば納得!
暮らしを楽しむ12ヶ月のしきたり



参考資料:ウィキペディア





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