12月の【別名、行事など、盛りだくさん】の話題のタネを紹介!

12月

最終更新日 2023年11月5日



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1、はじめに


12月は年の暮れで、
何かと慌ただしい時期で、
様々な行事もあり、
気持ちにゆとりがなく
忙しく過ぎていきます。


このような気持ちに
ゆとりがないときは、
ミスや事故が発生するものです。


いつもの月よりも落ち着いて
行動するように心がけたいものです。


以下に【12月】について紹介します。


最後まで読んでゆとりを持って行動し、
1年の最後を締めくくりましょう。


師走
師走の風物詩

2、12月の別名


12月の別名:師走(しわす)


師走の由来・意味:諸説あります


①師である僧侶が、お経をあげるために、
忙しく走りまわる月だから
・師馳す(しはす)
・師走り月


②農作業を終える月から
万事し果つ月(ばんじしはつつき)」


③1年を納めるつきから
四季果つはつ)」
為果つしはつ


④春の訪れを待つという意味から
春待月(はるまちづき)」
とも言われます。


*英語で12月:December(ディセンバー)


*12月の色:緑青(ろくしょう)

銅が酸化してできる錆びのような、
くすんだ「あおみどりいろ」のことです。

仏教伝来と共に日本に伝えられた鉱物の色で、
神社仏閣の屋根や、青銅の銅像などに
使われています。

緑青
緑青のしゃちほこ





3、12月の行事


12月1日:世界エイズデー

世界エイズデーは世界レベルでの
エイズのまん延防止と
患者・感染者に対する

差別・偏見の解消を目的に、
WHO(世界保健機関)が

1988年に制定したもので、
毎年12月1日を中心に、
世界各国でエイズに関する

啓発活動が行われています。

厚生労働省HPより引用

12月1日:映画の日

1896年(明治29年)
神戸市で日本で初めての映画が
上映されたのを記念して、
1956年(昭和31年)に
日本映画製作者連盟
(旧日本映画連合会)が制定しました。



12月7日頃:大雪

雪が降り、やがて大雪になる頃。

(大雪の詳細はこちらからどうぞ)



12月8日:事八日(ことようか)
年間の祭事、農作業の納めの日。



12月8日:針供養

事八日に折れたり、曲がったり、
錆びたりして使えなくなった
近くの神社などに納めて、
供養してもらう日。



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12月10日:世界人権デー

1948年(昭和23年)12月10日、
第3回国連総会で
世界人権宣言が採択さえました。

これを記念して12月10日は
世界人権デーとなりました。
この日は、
国連を始めとして世界各地で
人権思想高揚運動が行われます。

世界人権宣言 世界人権宣言は,
基本的人権尊重の原則を

定めたものであり,
それ自体が

法的拘束力を持つものではありませんが,
初めて人権の保障を

国際的にうたった画期的なものです

法務省HPより引用


12月21日頃:冬至

1年で最も日が短い日で、太陽が復活する日。

冬至の詳細はこちらからどうぞ)



12月13日:正月事始め

正月の準備を始める日。

(正月事始めの詳細はこちらからどうぞ)


(年末大掃除はこちらからどうぞ)



12月13日~12月20日:お歳暮

お世話になった人に、
今年1年の
感謝の気持ちを込めて贈る品。

(お歳暮の詳細はこちらからどうぞ)



12月中旬~12月31日:年の市

年末に正月の飾り物や
正月用品を売るのことで、
寺社の境内などで開かれます。

(年の市の詳細はこちらからどうぞ)



12月15日:令和4年年賀郵便特別扱い開始

年賀状の受付開始日

(年賀状の詳細はこちらからどうぞ)

年賀はがき
年賀はがき





12月25日:クリスマス


クリスマスは約2000年前、
ベツレヘムの馬小屋で生まれた
イエス・キリストの誕生日を祝う
「降誕祭」です。

キリスト教の国では、
復活祭と並ぶ大切な祭日で、
朝から協会でミサが行われます。



12月28日:仕事納め

1年間の仕事を締めくくる日。

(仕事納めの詳細はこちらからどうぞ)



12月31日:大晦日

1年最後の日

(大晦日の詳細はこちらからどうぞ)





4、12月の月神様


12月の月神様は、
大師さま(ダイシサマ)です。


冬至に来て、福をもたらしてくれます。


ご利益:来福



櫛名田比売(クシナダヒメ)


ヤマタノオロチの餌食になるところを
スサノオに助けられ、妻になる。


ご利益:縁結び







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5、12月が旬の食べ物


(1)野菜類


①キャベツ


②水菜


③小松菜


④大根


⑤長ネギ




(2)果物類


①西洋梨


②ミカン


③リンゴ


④レモン


⑤ゆず




(3)魚介類


①アンコウ


②金目鯛


③たら

④ぶり


⑤牡蠣


6、12月の花と花言葉

山茶花

山茶花(さざんか):謙譲

寒椿

寒椿(かんつばき):愛嬌

葉ボタン

葉牡丹(はぼたん):祝福

千両

千両(せんりょう):富貴

南天

南天(なんてん):機知に富む

ポインセチア

ポインセチア:祝福、幸運を祈る、聖夜

石蕗

石蕗(いしぶき):困難に負けない

7、時候の挨拶


(1)書き出し


①初冬の候


②寒冷の候


③初雪の候


④歳末の候


⑤寒さも日毎に増します
今日この頃


⑥今年もいよいよ
押し迫ってまいりました



(2)結び


①寒さが厳しくなってきましたが、
体にはお気をつけて下さい。


②忙しい年末ですが、
くれぐれもお体を大切にして下さい。


③寒さが続いておりますが、
風邪などひかないようご自愛ください。


④ご家族そろって、
健康で新年を迎えられますよう
願っております。


⑤来年も素晴らしい年でありますよう
お祈りします。


⑥ぜひともよいお年を
お迎えくださいませ。






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8、おわりに


12月は、
飲食をする機会が多い月だと
思いますが、
暴飲・暴食をしないように
十分注意しましょう。


厳しい寒さが続く時期ですので、
風邪などを引いて
折角の正月を台無しにしないように
して下さい。


私は、
年末の暴飲暴食で風邪と胃腸炎で、
正月に辛い思いをしたことがあるので
同じようにならないようにして下さい。



最後まで読んで頂き有難うございます。




参考書籍①:PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ12ヶ月のしきたり




参考書籍②:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
うつくしい日本の歳時と年中行事




参考書籍③:主婦と生活社発行
神さまがやどる暮らしのしきたり
開運BOOK




参考資料:ウィキペディア










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正月事始め(すす払い)とは【いつ、何をする日なのか】を紹介

12月

最終更新日 2023年11月7日


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1、はじめに


【正月事始め】は、
「正月」の準備を始める日で、
12月13日になります。



昔はこの日に、
正月に飾る「門松」「お雑煮」
作るための薪木を山に採りに行く
習慣がありました。


このことを「松迎え」と言います。


昔から松は「神霊が宿る」とされていて、
松の呼び方も「神を待つ(松)木」
由来していると言われます。


また「松迎え」には
「年神様」を山から迎えると言う
意味もありました。


現在は「正月飾り」など
年末まで売られているので、
12月13日にこだわる必要がありません。


では【正月事始め】には
ほかに何をするのでしょうか。


紹介しますので参考にして下さい。

正月事始め
正月は、
1年の始まりで「年神様」
お迎えする日です

2、正月事始めとは


正月は、
1年の始まりで「年神様」
お迎えする日です。


昔から、
正月「年神様」から
新しい力をもらことで、
1年を元気に過ごすことができ、
豊作になると信じていました。


数え年という
正月に一つ年をとるという考えは、
「年神様」から
命をもらっているという考えからです。


「年神様」を迎えるには、
門松を飾ったり、
掃除をしたり、
餅をついたりと
様々な準備が必要です。


その準備を始めるのが
【正月事始め】です。


「旧暦」の12月13日は、
鬼宿というおめでたい日で、
この日に正月の準備を始めると
良いとされています。
新暦でも12月13日が鬼宿日です)


*鬼宿日とは
中国で生まれた「二十八宿(にじゅうはちしゅく)」
という月が地球を一周する間にある
28個の星座の一つで、28日ある中の一日で鬼宿
当たる日です。

鬼宿日にはが家にいて、外出しない日だといわれ
鬼を怖がらずに婚礼以外は何をするのにも良い吉日です。








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3、計画的に正月の準備を


この時期は大掃除
正月飾り、
おせち料理
年賀状の準備などをします。


また、クリスマスや
「冬至」などの行事があり
大変忙しい時期です。


12月13日の1日だけで、
「正月の準備」を
終わらせるのは大変なので、
計画を立て準備していきます。


計画を立てるにあたって、
12月28日までには
準備を終われるようにします。


もしも、
12月28日までに
終わることができなかった場合は、
1日飛ばして、
12月30日には終わらせます。


理由は、
12月29日は「苦(く)」の日
縁起が悪いため。

12月31日は、
翌日が正月なので
「一夜飾り」といわれ
供え物や飾り物の準備に
向かない日です。


また最近では、
あまり行っていませんが、
かつては年末の風物詩だった
「年末の餅つき」がありました。


「餅」
正月には欠かせない食料で
「餅つき」は、12月26日~12月28日に
多くの家で行われていました。


「餅つき」の場合も
ほかの正月準備と同じで、
12月29日は「苦餅」

12月31日は「一夜餅」といわれ
さけていました。

正月事始め
12月28日までには
準備を終われるようにします

4、すす払い


昔の【正月事始め】
「すす払い」から行いました。


「年神様」をお迎えするにあたり
1年の汚れを払う習慣でした。


昔の家は、
囲炉裏やかまどを使っていたため、
家中に「すす」がつきやすかったため、
「すす払い」が必要でした。


現在でも大きな神社などでは、
「煤梵天(すすぼんてん)」という
長い竹ざおに
藁(わら)の束をくくりつけた道具で
「すす払い」が行なわれています。


この模様は、
毎年テレビのニュースなどで
取り上げられています。

正月事始め
すす払い用のほうき

5、おわりに


【正月事始め】について紹介しました。


昔は何をするにも不便で、
正月を迎えるための準備が大変でした。


また準備をするにあたり、
縁起を担いでいました。


それほど「正月に年神様をお迎え」
することは、
大切な行事でした。


現在でも「正月」
新たな気持ちで迎えるための準備をしますが、
メインとなるのは
「大掃除」ではないでしょうか。


現在の【正月事始め】
「掃除道具」の進化もあり
12月13日からでは早すぎるので、
仏壇や神棚などの掃除をすませ、
12月の後半に「大掃除」をしましょう。





最後まで読んで頂き有難うございます。


参考書籍①:PHP研究所発行
知れば納得!
暮らしを楽しむ12ヶ月のしきたり


参考書籍②:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月・
うつくしい日本の歳時と年中行事


参考資料:ウィキペディア






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お歳暮の【由来、時期、マナー、人気商品】を紹介!

12月

最終更新日 2023年11月9日



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その年にお世話になった人に
感謝の気持ちを形にして贈り物をする
【お歳暮】は、
年末の贈答品のことを指します。


毎年、年末になると【お歳暮】のことで
悩む方も多いかと思います。


何を贈れば良いのか?


いつ贈れば良いのか?


このような時こそ
【お歳暮】のことを
1からよく知る」べきです。


以下に 【お歳暮】 の紹介をします。


ぜひ最後まで読んで頂き、
少しでも悩みを解決して頂ければ
幸いです。






お歳暮
お歳暮を贈る時期は
最近では
12月上旬~12月20日頃に届くように
贈るのが一般的です


【お歳暮】の由来については
以下のような諸説あります。


①お正月に各家庭で行われていた
「御霊祭(みたままつり・
先祖の霊を祭る行事)」

お供えするための
「塩鮭、するめ、数の子、干魚」などを
年内に本家(ほんけ)などに
届けていた風習の名残りという説。


②年越しに行われた
「御霊祭」のお供え物を、
親元に持って行った名残りという説。


③年神様やご先祖様に、
各家庭で米や餅、魚などを
備える習慣があり、
年末に本家に集まることができない
親族が品を送るという説。


④盆と暮れの年2回、
商売の決算を行っていた商人の習慣が、
盆の「お中元」
暮れの【お歳暮】になったという説。


⑤江戸時代に長屋の大家さんや
取引をしているお得意様に、
日頃の感謝の意味を込めて
店子(たなこ)や商人が
贈り物を届けたのが始まりという説。


このような諸説ある中で、
1年間の感謝の気持ちを込めて、
目上の人、お世話になった人、
親しい人、両親、兄弟、親戚などへ
贈り物をする
現在の形に変化してきました。







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【お歳暮】を贈る時期は、
以前は正月の準備に取り掛かる
12月13日~12月20日の間に
贈るとされていましたが、
最近では
12月上旬~12月20日頃に届くように
贈るのが一般的です。


しかし、地域によっては、
12月上旬~12月31日であったり
12月13日~12月31日というところも
あります。


また、贈る物が生鮮食料品であったり、
正月用の贈り物の場合は
贈る日付に注意が必要です。

お歳暮
年末の忙しい時期に贈り物が届いたのでは、
有難迷惑になりますので注意が必要です


(1)贈る時期のマナー


・相手の人の状況もありますが、
一般的には、
年末の忙しい時期に贈り物が届いたのでは、
有難迷惑になりますので注意が必要です。



(3)贈る物のマナー


①食料品などの
賞味期限が短い物を贈る場合は、
賞味期限内に確実に
受け取ってもらえるようにします。


②いくらお世話になった人でも
高価な物を贈ると
逆に余計な気遣いをさせてしまいます。

金額の上限を考えて贈ります。
(一般的には5000円位)



(3)贈り物のマナー


①相手の家族構成、趣味、嗜好を
よく考えて贈ります。


②贈り物を何にするか迷ったら、
日持ちのする
お菓子や
海苔などが喜ばれます。


③商品券を贈る場合もあるようですが、
目上の人に贈るのは
失礼
になる場合があるので
注意が必要です。


(4)お歳暮を受け取った時のマナー


・必ずお礼の連絡をします。



(5)贈ることが遅れ年を越した場合のマナー


表書きを「御年賀」にして、
松の内までに贈ります。



(6)喪中の場合


【お歳暮】はお祝い品ではないので、
贈っても貰っても大丈夫です。





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①ハム・ソーセージ


②洋菓子


③ビール・酒類


④フルーツ


⑤カニ等季節の魚介類


⑥ブランド肉


⑦調味料


⑧カタログギフト


⑨コーヒー・お茶


⑩清涼飲料水

などですがポイントは、
正月が近いので家族そろって
食べたり、
飲んだりできる物
です。


12月
贈り物を何にするか迷ったら、
日持ちのする
お菓子や
海苔などが喜ばれます


【お歳暮】は、
正式には「歳暮の礼」と言います。


この言葉のようにお世話になった人達に、
お礼の気持ちを込めて贈り物をします。


礼儀正しいと言われる日本人に
ピッタリの言葉です。


普段お世話になっていて、
感謝の気持ちが
伝えられていない人もいると思います。


そのような人にとっては
「チャンス」なので、
ぜひ【お歳暮】で感謝の気持ちを
伝えて下さい。


また、
感染症対策として、
インターネットを利用するのも
良いと思います。





最後まで読んで頂き有難うございます。



参考書籍①:PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ12ヶ月のしきたり



参考書籍②:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月・
うつくしい日本の歳時と年中行事



参考資料:ウィキペディア
















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大雪(たいせつ)とは?【三つの候と雪の種類】を紹介

12月

最終更新日 2023年11月3日





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1、はじめに


【大雪】「二十四節気」一つで、
毎年12月7日頃です。


【大雪】は文字通り
「雪が降り、やがて大雪になる頃」です。


この時期には、
日本海側では雪が激しく降り始めます。


また、
太平洋側では乾燥した晴天が続きます。


朝晩には、
池や川の水が氷る所も出始め、
凍えるような冷たい風が
吹き始める時期です。


そのような【大雪】について紹介します。


ぜひ「話題のタネに!」して下さい。

大雪
大雪の頃の風景


2、大雪の時期の特徴


冬本番を迎えるこの時期は、
スキーやスケートなど
ウインタースポーツが
佳境に入る頃で、
クマやヘビなどが冬眠を
始める頃でもあります。


また、この時期によく聞く言葉に
「冬将軍」という言葉があります。

*冬将軍とは
ナポレオンがヨーロッパを
征服した後、
フランスからロシアに
攻め込みました。


しかし、
ロシアの厳しい寒さのため
多くの兵隊が命を落とし、
これ以上攻め続けることが
できなくなり、撤退しました。


そのときのことを、
イギリスの新聞が
「極寒将軍に負けたナポレオン」
と表しました。


冬将軍はそこから
由来しています。


このようなことから、
日本では【大雪】のころから
「節分」 のころまで
シベリアからやってくる寒気団を
「冬将軍」と言っています。


この「冬将軍」により太平洋側でも、
大雪(おおゆき)になるときがあります。




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3、大雪の3つの候


【大雪】を期間で見ると、
12月7日頃から次の節気の
「冬至」 の前日までの
約15日間になります。


この約15日間を
約5日ごとに
三つの候(こう・時期)に分け
気象や動植物の変化を
短い言葉で表したものを
七十二候と言います。

(24の節気を3つの候で表すので、
24×3で72になります)



三つの候は

①初候(しょこう)

②次候(じこう)


③末候(まっこう)


になります。


また、変化を表す言葉は
中国伝来のものもありますが、
伝来後に日本風に
変更したものもあります。


【大雪】の三つの候は以下になります。


(1)初候(しょこう):
12月7日頃~12月11日頃の約5日間


この時期を表す言葉:
閉寒成冬
(そらさむくふゆとなる)

寒空
冬の雲



意味:空が重い雲に塞がれて気候が寒くなり、
冬が訪れる頃。

・この頃には、
花屋の軒先に「ポインセチア」が
並びます。



(2)次候(じこう):
12月12日頃~12月16日頃の約5日間


この時期を表す言葉:熊蟄穴
(くまがあなにこもる)

熊が冬眠



意味:
熊が穴に入って冬眠をする頃
。熊は春まで穴の中で過ごします。
・この頃には、
「年の市」や東京・世田谷の
「ボロ市」が行われます。



(3)末候(まっこう):
12月17日頃~12月21日頃の約5日間


この時期を表す言葉:鱖魚群
(さけうおむらがる)

鮭の群れ
鮭の群れ



意味:鮭が群れを成して川をさかのぼる頃。
海で成長した鮭が
産卵のため生まれた川に戻ります。

・鮭の遡上は、
この時期の北海道などでの風物詩です。

4、雪の種類と意味


①粉雪(こなゆき):
パウダースノー。
さらさらとした粉のような雪。


②綿雪(わたゆき):
綿のような雪。
ふわっとしていて水分が多い。


③牡丹雪(ぼたんゆき):
牡丹の花のような大きな結晶の
かたまりの雪。


④ドカ雪(どかゆき):
短時間でたくさん降り積もる雪。


⑤細雪(ささめゆき):
細かく降る雪。
つぶが細かい雪がまばらにふる事。


⑥淡雪(あわゆき):
春に降るふわふわした
すぐに融ける雪。


⑦灰雪(はいゆき):
灰が降っているように、
ひらひらと降る雪。



大雪
雪囲い




5、おわりに


「たいせつ」と聞いた時に
「大切」という字を
連想する人がほとんどでは
ないでしょうか。


また「大雪」「おおゆき」
読む人がほとんどではないでしょうか。


そういう意味で
「大雪(たいせつ)」
「二十四節気」の中でも、
馴染みのない節気の一つでは
ないでしょうか。


しかし【大雪】の時期は、
本格的な冬を迎えるための
「大切」な時期で、
より「体調管理」
注意が必要な時期になります。


インフルエンザ、風邪、
皮膚の乾燥などから
自分を守りましょう。


特にインフルエンザ、風邪は、
自分を守る事=人に迷惑をかけない事
なるので注意しましょう。


そのためには、
当たり前のことですが、
規則正しい生活、十分な睡眠、
バランスの取れた食事を
心がけましょう。





最後まで読んで頂き有難うございます。



参考書籍①:株式会社神宮館・発行
暮らしのしきたり12ヶ月
うつくしい日本の歳時と年中行事


参考書籍②:株式会社主婦と生活社・発行
神さまがやどる暮らしのしきたり
開運BOOK


参考資料:ウィキペディア






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年の市とは【歴史、売られる物、酉の市との違い】も紹介!

12月

最終更新日 2023年11月10日



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毎年12月に入ると、
テレビなどで【年の市】という言葉を
聞くようになりますが、
【年の市】とは、
どのようななのでしょうか?


紹介しますので、
「話題のタネ」として使ってください。


また、
子供さんや親しい人にも
教えてあげてください。

一年最後のの事を【年の市】と呼び
主に正月関係の商品が売られてます


毎年12月中旬頃になると、
日本各地の神社や寺院などの
境内や門前などで開かれる
一年最後のの事を【年の市】と呼び
主に正月関係の商品が売られてます。


【年の市】には、多くの別名があります。


①12月の暮れに開かれる事から
その言葉の通り「暮れ市」


②年末の押し迫った時期
開かれる事から「詰市


が開かれる時点で、
売れ残っている物を
何とか売りさばきたい為に、
捨て値で売ることもあるので
「捨市」


などと言われることもあります。


【年の市】には「華やかさ」だけでなく、
生活感や年末の切羽つまった感覚もあり
独特な雰囲気があります。








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【年の市】
盛んに行われるようになったのは、
江戸時代になってからと
言われています。


当時は【年の市】が開かれている
近隣の農家や漁師の人たちが、
自分たちで作った物を売るために
【年の市】にやって来ました。


現在のように、デパート、スーパー、
コンビニ、商業施設などがない時代なので
正月の必需品や縁起物を
売るのも、買うのも【年の市】で、
物を売ってお金を得る喜びと、
物を売ったお金で物を買う楽しみを
一度に味わいました。


当時の人は、
新年には、
身の回りの品を新しい物にして、
新たな気持ちで新年を迎える」

という思いが強かったのでは
ないでしょうか。


また、
現在のように娯楽施設がなかった時代には
【年の市】が
一大イベントでウキウキして
やって来たと思われます。


そこで、近くの神社や寺院などで
【年の市】が開かれる日が
重ならないように調整していたそうです。


年の市
正月用の縁起物


【年の市】には、
正月縁起物やお値打ち品を求めて
多くの人々が集まって来ます。


それでは、
具体的にどんな物が
売られているのでしょうか?


【年の市】では古くから、
しめ飾り・ウラジロ・水引といった
飾り物


神棚・三宝・羽子板・などの
正月用の縁起物
娯楽品
など様々な物が売られています。


【年の市】は、
普段決まった日に開かれているよりも
賑わいがあり、華やいでいます。


また、
正月を目前に控えた時に開かれるなので
普段より、ウキウキした気持ちになります。





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(1)羽子板市

【年の市】の中で最も知られているのが、
観光客が多く訪れる
浅草寺【羽子板市】
ではないでしょうか。


浅草寺【羽子板市】は、
もともとは【年の市】として、 
正月用の商品や縁起物が売られていました。


それがいつの頃からか、
商品のなかで「華」のある羽子板
中心
として売られるようになりました。


「華」というだけでなく、
羽子板は一説によると
「邪気を打ってはね返す」
と言う意味があるそうで、
そこから縁起物とされています。


ひな人形と同じように、
羽子板にも
「変わり羽子板」があり、
その年の話題の人・有名人・
キャラクターなどの
羽子板が売られています。


きれいな羽子板を色々見ていると、
華やいだ気持ちになり心が弾み 
買わなくても、
十分楽しい気持ちになります。

羽子板市


(2)世田谷のボロ市

世田谷のボロ市も有名な
【年の市】の一つです。


歴史は古く400年以上も
前から行われています。


通常【年の市】が開かれる
神社や寺院の境内や門前ではなく、
街中の通りで開かれると言う珍しい市です。


世田谷のボロ市も元々は
【年の市】として正月用の商品や縁起物を
売っていましたが、
その商品の中に
「繕い」に使う当時としては貴重
ボロ布があったので、
ボロ市と言われるようになりました。


現在では、
日用雑貨・骨董品・古着などが
売られています。


毎年多くの店が出店され、
歩くのが大変なほどの賑わいがあり
大変活気のあるです。


ちなみに「代官餅」という
「ボロ市限定」の名物がありますが、
毎年、長い行列ができ手に入れにくい
一品であります。

ボロ市


【年の市】は言葉が似ている
「酉の市」と間違えがちですが、
酉の市は、
鳥にゆかりのある神社や寺院などで
開かれるで、
毎年11月の「酉の日」に開かれます。


熊手が売られる事が有名で、
テレビなどで毎年紹介されています。


「酉の日」は11月に必ず2回ありますが、
3回ある年もあり
その年は、火事が多いと言われています。




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【年の市】はかつて、
正月を迎えるためには、
欠かせないでした。


現在では、物が余り、
必要な物もすぐに手に入る
時代に変っていますが
【年の市】の賑わいは変わらず、
物を買う買わないは別にして、
行けばワクワクします。


今後も、
時代や状況は変わっていきますが
【年の市】という伝統行事が、
いつまでも続いてほしいものです。


それだけに、色々な人に話をして
【年の市】のことを伝えていく事が
大事ではないでしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございます。









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冬至とは?【歴史やかぼちゃを食べ、ゆず湯に入る理由】を紹介

冬至・白梅

最終更新日 2023年11月5日




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1、はじめに


12月の行事と言えば、
何と言ってもクリスマスですが、
クリスマスの前にあって
忘れがちな風習に【冬至】があります。


ただ、
つながりが無いように思えますが、
クリスマスの起源が
【冬至】にあるという説もあります。


【冬至】と言えば、
1年で最も日照時間が少ない日になります。


そこから、私がイメージする【冬至】
「暗い」「寒い」です。


また【冬至】と言えば、
「かぼちゃを食べる」
「ゆず湯に入る」ことが
頭に浮かんでくるのではないでしょうか。


昔から続いている【冬至】には、
他にも意味があるので、
それを知り「話題のタネ」にして下さい。


冬至
かぼちゃ寺

2、冬至とは


そもそも【冬至】というのは、
私たちが暮らしている地球から
太陽を見たときに、
太陽の位置が最も南の方向にあり、
オーストラリア大陸の
中央部分を通っている
「南回帰線」の上を、
太陽が通る日です。


日本を含めた北半球では、
12時(正午)の太陽の位置が最も低くなり、
1年で最も「昼が短く」
「夜が長い」日となります。


【冬至】の日の日没は、
1年で最も早いと思われがちですが、
実はそうではなく、
「冬至10日前」と言われるように、
【冬至】の10日位前が
1年で最も日没が早い日になります。


また、日の出が一番遅くなるのは、
翌年の1月10日頃です。


【冬至】は、
毎年決まった日というイメージがありますが、
決まっているわけではなく、
毎年12月22日頃となります。


また「冬至・冬中、冬始め」
言う言葉があるように、
【冬至】を過ぎる頃から寒さも
本格的になります。


それだけに、
なんとなく暗いイメージがあります。


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3、冬至の歴史


【冬至】は、
よく聞かれると思いますが
「二十四節気」の中の一つです。


「二十四節気」とは、
1年を春から冬の四季に分け、
さらにそれを六つ分けたもので
「4×6」で24となります。


【冬至】
以外に


立春


春分の日



夏至



立秋



秋分の日



立冬

などは、よく耳にすると思います。


【冬至】のルーツは、
古代中国の「冬至節」という
行事にあります。


古代中国では【冬至】は、
太陽のが最も弱くなり、
次の日からは、
太陽のが強くなり始めるという日で、
「暦」の起点でした。


このことに関連した言葉に
「一陽来復」と言う言葉があります。



一陽来復とは:
良くない事が続いた後、
物事が良い方向に向かうということで、
良いことの前兆とされ、
盛大にお祝いが行われました。



この風習が、
奈良時代に日本に伝わったと
言われています。
(平安時代と言う説もあります)


「一陽来復」と言う言葉は、
明るいイメージがありますね。





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4、冬至にかぼちゃを食べゆず湯に入る理由


古来より【冬至】には、
「無病息災」を願う習慣がありました。
そこから、「かぼちゃ」を食べて、
「ゆず湯」に入るようになりました。


まずは「かぼちゃ」についてですが
【冬至】には「運盛(うんもり)」と言って
「ん」のつく食べ物は縁起が良いとされ、
食べるようになりました。


では何故「かぼちゃ」
「ん」が付くのでしょうか?。

それは「かぼちゃ」のことを
「南瓜(なんきん)」とも
言っていたからです。


「かぼちゃ」は、
「カンボジア」から伝わったと言われ、
「カンボジア」が訛って
「かぼちゃ」になったとも言われています。


また「かぼちゃ」は、
夏場に収穫しますが、
現代のように
年中食べることができなかった時代には、
夏場に穫れた良い物を貯蔵し、
冬場の栄養源としました。


冬まで貯蔵したかぼちゃは
甘味が出て美味しくなります。


また、栄養満点の野菜であることから
風邪をひきにくいと言われています。


その他「ん」の付く食べ物で
【冬至】に食べると良いとされる物は


・れんこん


・にんじん


・ぎんなん


・きんかん


・かんてん


・うどん


があります。


他にも「こんにゃく」がありますが、
「冬至 こんにゃく 砂払い」
という言葉になるほどです。


こんにゃくは、食物繊維が豊富で
整腸作用があります。


私の祖母が昔
「こんにゃく食べると、
体の砂を払うので食べるように」
とよく言っていたことを思い出します。

冬至
冬至・かぼちゃ





次に「ゆず湯」ですが、諸説ありまして
「ゆず」から「融通がきく」と言う
語呂合わせがあります。


よく言われているのが【冬至】
「ゆず湯」に入ると
風邪をひきにくいと言われています。


やはり「かぼちゃ」も同じですが
風邪に気を付けないといけない時期
だからです。


「ゆず」には、血行促進作用があり、
冷え性や腰痛に効くと
昔から言われています。


また「ゆず」の香りには、
リラックス効果があるとも
言われています。


以前「ゆず湯」に入っている時に、
どうしても「ゆず」
しぼりたくなりしぼった結果、
タネや粒が出てしまい
大変なことになりました。


この経験から「ゆず」
風呂に入れる場合は、
浸透性のある袋に入れるように
した方がいいと思いました。 

冬至
冬至・ゆず

5、冬至の三つの候


【冬至】は、12月22日頃ですが、
期間にすると、
12月22日頃~1月4日頃
「小寒・しょうかん」の前日までの
約15日間が【冬至】の期間になります。


この約15日間を
約5日ごとに三つの候(こう・時期)に分け
気象や動植物の変化を短い言葉で表したものを
七十二候と言います。


(24の節気を3つの候で表すので、
24×3で72になります)



三つの候は

①初候(しょこう)


②次候(じこう)



③末候(まっこう)


になります。


また、変化を表す言葉は
中国伝来のものもありますが、
伝来後に日本風に変化したものも
あります。


【冬至】の三つの候は以下になります。


その約15日間を以下の
三つの候(期間)に分けてみると、
季節の移り変わりがよくわかります。


①初候:12月22日頃~26日頃

この時期を表す言葉:
乃東生(なつかれくさしょうず)

夏枯草
夏枯草



意味:草木がほとんど枯れて行く中、
夏枯草が芽を出す頃。

乃東は漢方薬に使われる
「夏枯草(かこそう)」のことで、
【冬至】の頃芽を出し、
「夏至」の頃枯れます。




②次候:12月27日頃~31日頃

この時期を表す言葉
麋角解(さわしかつのおつる)

鹿
鹿



意味:鹿の角が落ちる頃。

はヘラジカのことで、
ヘラジカの角が1年に1回
生え変わる時期です。




③末候:1月1日頃~1月4日頃

この時期を表す言葉:
雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)

麦



意味:降り積もった雪の下で、
麦が芽を出し始める頃です。

霜が降りる前に、
浮き上がった芽を踏む作業の
「麦踏」は日本独特の風習です。


6、冬至の農業に関する言い伝え


旧暦では【冬至】は太陽の
戻り始める日です。


太陽のは、
農家にとっては必要不可欠です。


そのために【冬至】
農業に関する言い伝えがあります。


紹介しますので、
現在に当てはめてみて下さい。


①冬至に天気が良いと
翌年は豊作になる


②冬至に雷が鳴ると
翌年は雨が多い


③冬至に南風が吹くと
翌年は地震、日照り、大雨がある


④冬至に雪が降ると
翌年は豊作になる


このようにかつては、
中国と同じように、
【冬至】が生活の起点に
なっていました。



7、おわりに


【冬至】は古来から、
人々の生活面での起点に
なっています。


【冬至】は、
食べる物に縁起をかつぎ、
無病息災を願う大切な日である事が
よくわかります。


古くから伝承されていることは、
理にかなっていることが
多いと思います。


【冬至】は最初にも書きましたが、
クリスマスの前にあって
「地味な日」ではありますが、
深い意味のある大切な日です。


この大切な日【冬至】の行事を、
私たちは後々まで
伝えるべきではないでしょうか。



最後まで読んで頂きありがとうございます。



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大晦日とは【年越しそば、除夜の鐘、大祓】について紹介!

仕事納め

最終更新日 2023年11月12日



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毎年【大晦日】
どのようにお過ごしですか?


私の【大晦日】は、夜「すきやき」を食べ、
「紅白歌合戦」を見ながら
「年越しそば」食べ、
年越しのテレビ番組を見て
「眠りにつく」ことが
毎年の恒例となっています。


【大晦日】の夜から年明けの瞬間までの、
「ゆく年に対する寂しさ」と
「来る年に対する期待感」
が複雑に頭をめぐり、
「何とも言えない気持ち」に毎年なります。


このような「不思議な気持ち」になるのは
一年に1度【大晦日】だけです。


だから私は【大晦日】が好きです。


このような【大晦日】について紹介します。


最後まで読んでいただき
「話題のタネ」の一つにして下さい。

大晦日・焚き上げ
大晦日の焚き上げ


1月から11月の最終日を
晦日(みそか)といいます。


1年で最後の晦日である
12月31日は【大晦日】といいます。


【大晦日】は、
年越し、
年取り、
大つもごりなど
と言われています。


年越しとは、
文字通り「ゆく年」から「来る年」で
「年を越す」
ことです。


年取りとは、
昔は年齢を「かぞえ年」で数えていました。


「かぞえ年」は、
1月1日に一つ「年を取る」からです。


大つもごりは、
月末のことを「つもごり」
と言っていました。


そこから1年で最後の日を
大つもごりとも呼ばれます。


昔は、
「1日の始まりが日没で1日の終わりが日没
とされていました。


そこから【大晦日】日没から
元旦が始まる
ことになっていました。


新年に、を持って来てくれるという
年神様を迎える大切な日で、
一晩中寝ないで年神様
迎えるようにしていました。

年越しそば
年越しそば


毎年【大晦日】のテレビなどのニュースで、
「そば屋」「年越しそば」
食べているシーンが紹介されますが、
【大晦日】
何故「年越しそば」を食べるのでしょうか?


一般的には【大晦日】の夜に
「そば」を食べて「年を越す」
いう習わしがあるからです。


「年越しそば」「そば」の種類や
「具」の種類には、
特に決まりはありません。


また「そば」でなく「うどん」
食べる所もあります。


昔から「年越しそば」は、
食べ残したり、
年を越してからたべるのは
縁起が悪いとされています。


「年越しそば」を食べるようになったのは、
一般的には「江戸時代中頃」
されています。


それ以前は、
金箔を扱う職人が飛び散った
金箔を集めるために
そば粉で作った団子で金箔を
集めていたため、
「そばは金が集まる」とされ、
そば団子を食べていました。


それが団子から麺になったのは、
【大晦日】で忙しい商売人の家では、
昼間に食事をとる時間がなく
夜遅くになりようやく、
食べる時間ができたました。


そんな時、
手っ取り早く作って食べることができる
「そば」を食べたのが始まり
といわれています。


その後、「年越しそば」
食べるようになった理由には、
諸説ありますが「そば」は、
細くて長いので「寿命」「家」
伸びる
とか、

「そば」は切れやすいので、
この1年の「災難」を断ち切る
とも言われています。


また「そばの実」「生命力」
強さにあやかろうと言う説もあります。


薬味のネギは、
疲れをねぎらう意味の「労ぐ(ねぐ)」
祈る意味の「祈ぐ(ねぐ)」
神職の「禰宜(ねぎ)」などの語呂合わせと
いわれています。

そばとその栄養について:
そばは本来植物の名前です。
一般に食べられているのは
「そば切り」といいます。

そば粉をこねて、ゆでて食べる

「そばがき」から進化した
食べ物で、こねたそば粉を薄く延ばして、
包丁で細く切ることからついた名前で、
それを略して「そば」と言われています。

また「そば」には多くの栄養素があります。
蛋白質、食物繊維、ビタミンB1,ビタミンB2、ルチンなどが
含めれていて、
疲労回復、皮膚を健康に保つ、高血圧予防などに良い
と言われています。


お寺の鐘
お寺の鐘


毎年、テレビなどの
「年末から年始」にかけての番組で、
全国各地の寺院などで
「除夜の鐘」をつくのが紹介されます。


聞いていて、
何とも言えない厳かな
雰囲気があります。

除夜とは:大晦日のことを「旧年を取り除く日」
ということで「徐日」とも言います。
「徐日」の夜なので「除夜」と言います。

「除夜に」つく鐘なので「除夜の鐘」と言います。



この「除夜の鐘」は、
よく言われていますが、
人間の心を惑わす「罪悪」「欲」などを
一つ一つ消す
ことができるように
つかれているといわれています。


「除夜の鐘」「平安時代」
中国から伝わったと言われ、
宮中において、
鬼を追い払うための行事として
行われていました。


その後「寺院」などにおいて、
「人間の心身を苦しめる事を消すため」
「悪事を働いたことを消すため」

「鐘」がつかれるように
なりました。


「除夜の鐘」は108回つかれますが、
よく言われているように
人間には「108の煩悩や罪業」あり
「鐘」をつくことにより
それを取り除くことができると
言われています。


108の煩悩や罪業とは:人間には、
「眼、耳、鼻、舌、身、意」の六根(6器官)が
あります。
それぞれが「好、平、悪」の3つの感覚を生じさせます。
ここで6×3=18の煩悩が発生します。
その煩悩には、それぞれに「浄、染」の2つがあり、
さらにそれぞれに「現在、過去、未来」の3つがあるので、
18×2×3=108となります。



また、108は1年を表す数字という
説があります。


それは、
十二ケ月、「二十四節気」 、七十二候という
数字をたすと、
12+24+72=108となるからです。


「除夜の鐘」は新年を前につき始め、
その年中に「107回」つき
残りの「1回」は、
年が明けてから
つくとされています。


これには、新しい年に
「煩悩に惑わされないため」
という意味があるそうです。






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大祓は6月30日に
夏越しの祓い(なごしのはらい)

12月31日に、
半年の間に犯した罪や穢れを
祓うために行う儀式です。


事前に「半紙」で作った
「人形」が配られます。


これに自分の「名前・生年月日」を記入し
自分の体を撫でて息を吹きかけ
「穢れや罪」を人形に移します。


この人形を神社などへ持って行き
清めてもらいます。


神社などでは
「お祓い」「祝詞」上げ神事を
行います。


その後、人形を川や海に流したり
火の中に投じて「穢れや罪」を清めます。


12月31日の「大祓」は、
「年越祓」、
「師走の大祓」などといい、
奈良時代から受け継がれています。






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かつての【大晦日】は、
家族全員がそろって過ごしたと
言われています。


最近の【大晦日】の過ごし方は、
多様化しています。


年末年始の休みを利用して、
旅行に出かけたり、
年末年始を通して営業している
営業施設に出かけたり、
カウントダウンに出かけたりして、
家族全員が揃う事が、
難しくなっています。


しかし、
1年最後の【大晦日】だからこそ、
家族全員揃って今年1年を振り返り
【大晦日】の伝統行事を行う事が
大切ではないでしょうか。




最後まで読んで頂きありがとうございます。














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仕事納めの【由来、御用納めとの違いや行事、マナー】について紹介!

最終更新日 2023年11月11日




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【仕事納め】という言葉は、
サラリーマンにとって
「一年の締めくくりの日」で、
翌日から始まる「年末年始の休み」を期待する
心地良い言葉だと思います。


【仕事納め】は、
その年「最後」の出勤日という以外にも、
由来や意味などがありますので、
紹介します。


最後まで読んで頂き
「話題のタネ」にしてください。

仕事納め
【仕事納め】の始まりは、
「江戸時代」にあると言われています



【仕事納め】の始まりは、
「江戸時代」にあると言われています。


「江戸時代」の幕府の役人や
宮中の人の仕事御用と呼び、
その年最後の「仕事の日」
【御用納め】と言っていたのが由来です。


「江戸時代」
【仕事納め】のルーツがあるのですが、
当時の人は、
この日をやはりうきうきした気持ちで
迎えたのではないでしょうか。


元々「一年最後の締めくくりの日」
【御用納め】と言っていましたが、
テレビや新聞などのマスコミや世間から
御用と言う言葉に、
批判が集まり【仕事納め】
言うようになりました。


現在でも官公庁などでは【御用納め】
言っていますが、
民間では【仕事納め】と言っています。



したがって【仕事納め】と【御用納め】
同じ意味になります。







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官公庁の【仕事納め】は、
法律で決まっていて、
毎年12月28日になり、
年末年始の休みは、
12月29日~翌年の1月3日になります。

12月28日が休日の場合は、
前日や前々日になる場合もあります。


民間企業の【仕事納め】
特に決まっているわけではありませんが、
最近では、
官公庁に合わせて12月28日が
【仕事納め】になる場合が、
多くなっています。


かつては、
12月28日の【御用納め】の日は半日で
仕事を終わっていたようですが、
現在はそのような事はないようです。


その名残か民間企業では、
いまでも【仕事納め】の日は、
半日で終わる所もあるようです。


金融機関の【仕事納め】
12月30日が多く、
年末年始の休みは、
12月31日~翌年の1月3日になります。


ATMは年末年始も使える所が多いのですが、
使える時間が通常と違うので、
前もって調べておく事が必要です。

仕事納め
サラリーマンにとって
「一年の締めくくりの日」で、
翌日から始まる「年末年始の休み」を期待する
心地良い言葉が仕事納め


【仕事納め】の日に行う事は、
職場によって違います。


私が知っているのは、
以下のような事です。


①通常業務を前日までに済ませて
【仕事納め】の日は、
午前中に大掃除をして帰ります。


【仕事納め】の日の午前中は仕事をして、
午後から大掃除をして終わり次第帰ります。


③定時間の1~2時間位前まで仕事をして、
大掃除をして定時間で帰ります。


④通常通りの業務をします。


一般的には、
大掃除をして年末のあいさつをして帰る所が
多いと思いまが、
【仕事納め】の日に、
忘年会を行う所もあります。


また【仕事納め】と同じような言葉で
【大納会】という言葉があります。
証券取引所の【仕事納め】
【大納会】と言います。


毎年テレビなどで伝えられるので、
ご存じの方も多いと思いますが、
その年に話題となった人が
「立会終了の鐘」を打つのが恒例で、
来場者には、「年越しそば」が振舞われ
なかなかの活気があります。








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【仕事納め】で大切なのは、
「あいさつ」です。


一年の締めくくりと、
来年も良い関係を続けるために
欠かす事ができないだけに、
私も毎年悩みます。


対外的な仕事をしている人は、
事前に直接会って
「あいさつ」をしたり、
電話・メール等で忘れずに
「あいさつ」をしましょう。


同じ職場の人には、 
タイミングを計るのが難しいのですが
役職が上の人から順番に
「あいさつ」をしましょう。


「あいさつ」の内容は、
「今年一年お世話になりました。
来年も宜しくお願いします。
良いお年をお迎え下さい」

と言う「あいさつ」で良いと思います。

仕事納め
官公庁の【仕事納め】は、
法律で決まっていて、
毎年12月28日になります

【仕事納め】「一年の締めくくりの日」で、
仕事に一区切りつけ
新しい気持ちで新年を迎える日です。


また、一年を振り返り
「仕事の総決算をする日」でもあります。


翌日から始まる年末年始の休みに、
気持ちはあると思いますが、
その前に
皆さんも、
一年を振り返り「新たな気持ち」
新年からの仕事ができるように
してはいかがでしょうか。





最後まで読んで頂きありがとうございます。



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年末大掃除の【意味、場所、ポイント、コツ】を紹介!

12月

最終更新日 2023年11月8日







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毎年12月になると、
各家庭・各職場などで
【年末大掃除】が行われます。


「掃除をしなければ」と気ばかり焦って
「何もできなかった」
ということも往々にしてあります。


まずは、最後まで
お茶でも飲みながらゆっくり読んで頂き、
「掃除の知識」がある方は復習のつもりで、
そうでない方は「掃除の知識」を得るつもりで、
ゆっくりと慌てずに
【年末大掃除】に取り掛かりましょう。


ところで、
年末にどうして大掃除
するのでしょうか?


まずは、新しい年を
「気持ち良く迎えるため」
という事が頭に浮かびます。


でもただそれだけでしょうか?


【年末大掃除】
する前に知りたくなりますよね。


その理由を知って頂いた後、
大掃除進め方コツをつかんで
隅々まできれいにして
気持ちよくお正月を迎えましょう。

掃除道具
掃除道具



2、年末大掃除の由来


【年末大掃除】の由来は、
毎年12月13日に神社寺院などで
「すすはらい」が行われる事から
来ていると言われています。


最近では「すすはらい」という
言葉は聞きなれないのですが、
字の通り、すすをはらう事です。


毎年12月13日に、テレビのニュースで、
神社寺院などで
畳をパタパタと叩いてほこりをとっている
「すすはらい」の様子が映し出されるので、
ご覧になった方もいらっしゃるかと
思います。


何故12月13日に
「すすはらい」をするのでしょうか。
昔から12月13日は「鬼の日」と言われ、
「婚礼以外ならば何をしても良い日」
とされ、
正月の準備をするのに「最も良い日」
されてきたからです。


現在ではほとんど見ませんが、
昔は各家庭に「囲炉裏」
「かまど」などがあり、
すすの黒い汚れが着きやすかったので、
その黒いすすをはらう「すすはらい」
12月13日に行っていました。


まずは今で言う、台所・居間などの
「大事な生活の場」である
「囲炉裏」
「かまど」のある部屋から
掃除を始め、
引き続き家の隅々まで掃除をしました。


ここから【年末大掃除】
始まったと言われています。


各家庭で、
12月13日から【年末大掃除】を行うのは
少し早すぎるので、
もう少し後からの方が良いでしょう。


年末の忙しい時だけに
やるべきことを計画的に行いましょう。


ただ後からと言っても、
12月29日は「苦の日」
と言われていますし、


12月31日は大晦日で静かに過ごす日と
されていますので、
【年末大掃除】を避けるべきです。


このように考えていきますと、
ますます計画を立て
【年末大掃除】
行わなければいけんません。


私も遠くから応援しますので
頑張りましょう!






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【年末大掃除】をするのは、
「一年間の汚れを落とし、
厄も落とすため」

言われています。


また、
正月幸福を運んで来てくれるという
年神様という神様がいます。


元々は誰も知らない山に住んでいて、
農業や林業の神様とされ、
正月年神様として各家に
正月の神様としていらっしゃいます。


その年神様を気持ちよくお迎えするため」
とも言われています。


逆に言えば、
掃除をして家の隅々まできれいにしなければ、
年神様幸福を運んで来てくれない」
と言うことになりますので、
幸福を逃さないように、
頑張って隅々まで掃除をしましょう。


さらに【年末大掃除】をすることにより、
心が洗われきれいになり、
幸運をつかむと言われていますので
ますます気合を入れて、頑張りましょう。

エアコンの掃除
エアコンの掃除


(1)神棚や仏壇のある家庭は、
まずは、神様・仏様からになります。



神棚仏壇がない家庭は、
台所または玄関
先にやるべきだと言われています。



(2)台所玄関のどちららも大切な場所で
どちらを先に行うかという事には
諸説ありますので、
あえて気にしなくても良いでしょう。



(3)台所には荒神様(かまどの神様)
いると言われていて、
私たちの「食べる物」にかかわる
大事な場所であるので
汚れているとが逃げて行くと
いわれている大切な場所です。


だから常日ごろから、
きれいにしておく必要があります。


【年末大掃除】では、
いつも以上に隅々まできれいにして、
を逃さないようにしましょう。



(4)玄関年神様を持って
入っていっしゃる場所と言われていて、
きれいにして年神様
を持って入りやすくするためです。


汚くしていると、
どころか年神様もいらっしゃらないかも。



(5)その他の場所として、
トイレにも神様がいると言われています。

トイレには、お金にまつわる神様がいて、
きれいにしていると金運
良くなると言われています。


汚い場所だと思われているので、
よりいっそうきれいにすることにより、
心をきれいにすると共に
金運を引き寄せましょう。




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(1)年末大掃除をする場合の基本


①まずは、
いらない物を思い切って捨てましょう

この一年使わなかった物は、
この先も使わないと思うので
思い切って捨てましょう。

整理整頓ができ、気持ちもスッキリします。


部屋の高い場所から
低い場所へと掃除をする。

チリやほこりは、
高い所から低い所へ落ちていきますので、
下から掃除すると、
二度手間になります。


③部屋や家具などは、
奥の方から手前掃除をする。
手前から掃除をすると、
奥まで掃除した後
手前が汚れてしまうので、
二度手間になります。

この三つを頭に入れ効率よく
【年末大掃除】をしましょう。



(2)汚れ落としに準備する物


①重曹


②セスキ炭酸ソーダ


③クエン酸


④新聞紙


⑤スポンジ


⑥たわし


⑦古い歯ブラシ


⑧エチケットブラシ



(3)手のかかる所の掃除


換気扇:部品を取り外し、
50度位のお湯に30分位つけ置きし、
お湯で薄めた重曹で洗います。

基本はスポンジやたわしで洗いますが、
」の深い所は、
汚れが落ちにくいので、
古い歯ブラシで洗うのが良いでしょう。


コンロ:水を重曹で溶かし、
古い歯ブラシで洗います。

汚れが落ちにくいコンロでも
古い歯ブラシが活躍します。


排水口:重曹を粉のまま振りかけて、
クエン酸を足します。


ガス台:セスキ炭酸ソーダまたは
重曹水で拭きます。


鍋等キッチン用品の焦げ

・焦げ付いた部分が隠れるほどの
水を入れます。

・次にカレースプーン一杯分の
重曹を加えます。

・強火で沸騰させます。

・そのまま15分ほど加熱し続けます。

・15分ほど経ち泡が収まれば、
火を止めます。

・鍋を水でサッとすすぎます。

・鍋底をスポンジなどで軽く擦ります。

・水で洗い流せば、完成です


茶渋:重曹で拭きとります。


トイレ:全体的には重曹とクエン酸を
使います。

タンク内のヌメリは重曹を使います。

便器内はクエン酸を使います。


窓のサッシ:水で濡らした新聞紙で拭いた後、
乾いた新聞紙で拭きます。

これが、以外に効果があります。
(ベランダや窓は神様の通り道と
言われています)


網戸:衣服のほこりなどをとり払う
ブラシ(エチケットブラシ)を使うと、
網の間のほこりを取りやすくなります。

毛先が柔らかいというのが、
ポイントです。


トイレの掃除
トイレ掃除


私が子供のころの
【年末大掃除】は家族総出で、
隅から隅まできれいにしていました。


畳もすべてあげて、
ほこりをはたき、外干ししていました。


だから【年末大掃除】といえば
「一大イベント」で、
ほぼ一日かけて行っていた
記憶があります。


子供心に「家をきれいに掃除して、
正月を迎える」
というような認識でした。


大人になってからは、
そこまで丁寧に
【年末大掃除】をしていませんが、
正月を迎えるために
【年末大掃除】を行っています。


普段からこまめに掃除することは、
もちろん必要ですが、
【年末大掃除】には「年神様」が、
気持ち良くいらっしゃっていただくため
気持ち良く正月を迎えるためなど、
普段の掃除より意味のある事になります。


だから、
いつも以上に隅々まできれいに掃除をして
を引き寄せると共に心もスッキリして、
今まで以上の正月を迎えましょう。



最後まで読んで頂きありがとうございます。


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