最終更新日 2023年12月3日
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1、はじめに
【1月】は1年の始まりで、
「あけましておめでとうございます」
と挨拶をかわします。
元々は、
1年の豊作と福を運んでくれる「年神様」を
お迎えできたことを祝福して
交わされた言葉です。
また【1月】は1年で1番寒い時期なので、
体調管理には十分注意して下さい。
そのような【1月】について
紹介しますので、
最後まで読んで頂き、
明るい新年を迎えて下さい。
2、1月の別名
1月の別名:睦月(むつき)
睦月の由来・意味:
正月に家族や親せきが行き来して、
仲良く睦(むつ)みあう月が
「むつき」になったと
言われています。
また、
春の日差しが生まれる「うむ月」が
訛ったとの説もあります。
1月を英語で:January
(ジャニュアリー)
1月に昔から使われている伝統の色:
鶸茶(ひわちゃ)
やや明るい緑色がかった薄黄色です。
スズメ目アトリ科の小鳥「鶸(ひわ)」の
羽根の色から名付けられた色です。
3、1月の行事
1月1日:元日(正月)
(正月の詳細はこちらからどうぞ)
1月2日:初夢
元日から1月2日の朝方に見る夢で、
元日の夜、
七福神の乗った宝船の絵を
枕の下に敷いて寝ると縁起の良い初夢を
見ることができると言われています。
1月4日:仕事始め
官公庁などでその年最初の仕事をする日。
証券取引所ではその年最初の取引の
「大発会」が行われます。
1月4日が土曜日の場合は1月6日、
1月4日が日曜日の場合は1月5日が
仕事始めになります。
1月5日頃:小寒
本格的な寒さを迎える寒の入り。
(小寒の詳細はこちらからどうぞ)
1月7日:人日の節句
七草粥で新年をお祝いする日。
(人日の節句の詳細はこちらからどうぞ)
1月10日前後:歌会始
短歌を披露しあう歌会始の始まりは、
鎌倉時代の亀山天皇(1249年~1305年)の
1267年1月15日に宮中で行われた
歌御会始(うたごかいはじめ)と
言われています。
1875年(明治7年)から一般の人も
短歌を差し出すことが認められ、
優れた短歌が選ばれるようになり、
1928年(大正15年)に
歌会始と呼ぶようになりました。
歌会始は、
毎年1月に翌年のお題が発表され、
秋に締め切ります。
参加は誰でもでき、
優れた短歌に選ばれると
翌年の歌会始で披露されます。
歌会始の儀:
毎年1月の歌会始の儀では,
天皇皇后両陛下の御前で,
一般から詠進して選に預かった歌,
選者の歌,召人の歌,皇族殿下のお歌,
皇后陛下の御歌と続き,
最後に御製が披講されます。
皇太子殿下をはじめ皇族方が列席され,
文部科学大臣,日本芸術院会員,
選歌として選ばれた詠進者などが陪聴します。
宮内庁ホームぺージより
抜粋引用
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1月10日:十日戎
商売繁盛の神様として、信仰さえている
関西で盛んな「恵比寿様」を祀る祭礼。
1月11日:鏡開き
年神様にお供えしていた鏡餅を下す日。
(鏡開きの詳細はこちらからどうぞ)
1月第2月曜日:成人の日
成人の日は、1948年(昭和23年)に
1月15日は「大人になったことを自覚し、
自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日」
と法律で定められました。
現在は、2000年に制定された
ハッピーマンデー法に
基づき1月の第2月曜日に
改正されています。
成人の日は、
今まで両親や周りの大人に
守られてきた時代が終わり、
これからは自立し、
大人の社会へ仲間入りすることを
自覚するために成人式を行う日です。
1月15日:小正月
年末年始に多忙だった女性をねぎらう日
(女正月とも言います)
小豆粥を食べて健康を祈る日。
(小正月の詳細はこちらからどうぞ)
1月16日:やぶ入り
昔、奉公人や嫁が里帰りを許された日です。
(やぶ入りの詳細はこちらからどうぞ)
1月20日:二十日正月
二十日正月は、お正月にお迎えしていた
「年神様」がそれぞれのもとの所に
お帰りなる日です。
また、お正月の祝い納めとして
お正月の飾りやお供え物を
全て片付ける日です。
1月20日頃:大寒
冬の終わり、
1年で一番寒い時期です。
(大寒の詳細はこちらからどうぞ)
1月26日:文化財防火デー
1949年(昭和24年)1月26日
壁画の模写作業を行っていた
法隆寺金堂で火災が発生しました。
これにより、
様々な菩薩が描かれた壁画が焼損し、
歴史的価値と高い芸術性のある壁画の
色彩が失われました。
これを機に文化財保護法が制定され、
文化財防火デーが設けられました。
4、1月の月神様(開運の神様)
(1)年神(としがみ)
①稲を司る穀物の神様
②ご利益は、すす払い で清めた家に
年神様をお迎えすることで、
五穀豊穣、無病息災、家内安全などの
ご利益があります。
(2)恵比寿(えびす)
①海、漁業、商売繁盛の神様
②ご利益は、
主に食卓をきれいにすることにより、
大漁、商売繁盛、五穀豊穣の
ご利益があります。
(3)大黒天(だいこくてん)
①富をもたらす福の神様
②ご利益は、
恵比寿と同じで、
主に食卓をきれいにすることにより、
福徳開運、商売繁盛、五穀豊穣の
ご利益があります。
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5、1月が旬の食べ物
(1)野菜類
①芽キャベツ
②小松菜
③くわい
④野沢菜
⑤白菜
(2)果物類
①伊予柑
②オレンジ
③シークワーサー
④レモン
⑤みかん
(3)魚介類
①ぶり
②たら
③ワカサギ
④ほたて
⑤甘エビ
6、1月の花と花言葉
水仙(すいせん):全般・自愛
黄・私の許へ帰って
白・神秘
7、時候の挨拶
(1)書き出し
①新春の候
②初春の候
③大寒の候
④厳寒の候
⑤皆様お元気で新年を
お迎えのことと存じます。
⑥厳しい寒さが続いています
皆様いかがお過ごしでしょうか。
⑦寒さに負けず
お元気にご活躍のことと存じます。
(2)結び
①寒さ厳しき折、ご自愛の上
ご活躍をお祈りしています。
②いよいよ寒さも本番となりますが、
どうか元気でお過ごし下さい。
③風邪も流行っているようです
どうぞお気をつけてお過ごし下さい。
④雪の舞うこの頃ですが、
どうぞ暖かくしてお過ごし下さい。
⑤春が来るのが待ち遠しいですが、
どうぞお体にお気をつけてお過ごし下さい。
⑥今年も幸福に満ちた年でありますよう、
お祈り申し上げます。
⑦厳冬の候ではありますが、
さらなる飛躍の年になりますよう
お祈り申し上げます。
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8、おわりに
【1月】は
「正月」
「新年会」など
飲食の機会が多いので、
暴飲暴食を
しないよう十分注意して下さい。
また空気が乾燥しやすい時期で、
風邪をひいたり、
インフルエンザに
感染する可能性が高い時期なので
規則正しい生活をするように
しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
参考書籍①:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
参考書籍②:株式会社主婦と生活社発行
神さまがやどる暮らしのしきたり
開運BOOK
参考資料:ウィキペディア
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