【11月の別名、行事】など盛りだくさんの話題のタネを紹介!

11月

最終更新日 2023年10月30日



話題のタネさがし - にほんブログ村












広告






1、はじめに


暦の上では、冬に入る【11月】です。


前半は秋を実感できる時期ですが、
終盤は冬の便りが各地から伝わる頃で、
徐々に寒さを実感するようになり、
その冬景色に感傷的にもなります。


またこの時期、
木枯らしが吹いた翌日に、
一転して穏やかな日になることが
あります。


まるで「春」と
勘違いする陽気ですが、
これを「小春日和」といいます。


そんな【11月】について紹介します。


仕事や生活に役立てて下さい。




11月
11月前半は秋を実感できる時期

2、11月の別名



【11月】の別名:霜月(しもつき)

霜月の由来・意味:文字通り、
霜が降りる月です。


(しもふりつき)」から
転じたと言われています。


地面の温度が下がり、
今までの朝露がに変わる頃です。


他にも
①「神帰月、神来月(かみきづき)」

「神無月」に出雲に出かけていた神様が
国元に戻って来るため
このようにも呼ばれています。


②「仲冬(ちゅうとう)」

「旧暦」 では、10月~12月を
冬としていました。

その真ん中の月になるので
このようにも呼ばれています。


③「神楽月(かぐらづき)

・秋の収穫が終わり、
神様に神楽を
奉納する頃なので
このようにも呼ばれています。



英語では:November(ノーベンバー)



11月の色:11月を表す色として
使われていた色は
緋色(ひいろ)です。

緋色
緋色


植物の日本あかねで染めた赤色。

濃く暗めの赤をあかね色といいます。

やや黄色めの鮮やかな赤を
緋色 」といいます。

3、11月の行事


11月1日:灯台記念日

日本初の西洋式灯台である
「観音埼灯台(かんのんさきとうだい)」を
1868年(明治元年)11月1日に
起工しました。

それにちなんで11月1日が
「灯台記念日」に定められ、

「航路標識への理解と親しみを
深めるために」

1949年(昭和24年)海上保安庁に
より制定されました。

灯台記念日には、
各地の有料参観灯台が無料開放されます。




11月1日~翌年の3月31日:
ウォームビズの期間

2005年(平成17年)から行っている
省エネキャンペーンです。

暖房温度を20℃に抑えても、
寒くない服装で過ごせるように
するための呼びかけです。




11月亥の日:亥の子祝い

亥の日、亥の刻に「亥の子餅」を食べ、
無病息災を願います。

関東地方では、
この頃「十日夜(とおかんや)」という
行事が行われます。

(亥の子の祝い・十日夜の詳細は
こちらからどうぞ)




11月の酉の日:酉の市

11月の酉の日に
「鷲・大鳥(おおとり)」明神で
行われる「福を取り(酉)込む
縁起担ぎのお祭りです。

(酉の市の詳細はこちらからどうぞ)




11月3日:文化の日

1946年(昭和21年)11月3日に
日本国憲法が公布されました。

日本国憲法は「平和と文化」を
重視しているので、
11月3日が文化の日と定められました。

(文化の日の詳細はこちらからどうぞ)




11月4日:ユネスコ憲章記念日

1946年(昭和21年)11月4日
ユネスコ憲章
(国際連合教育科学文化機関憲章)が
発効してユネスコが発足しました。

*ユネスコとは
United Nations Educational Scientific and Cultural Organizationの
頭文字です。

日本語に訳すと
国際連合・教育科学文化機関です。

パリに本部がある国際連合の専門機関で、
教育、科学、文化の発展と推進を目的としています。

主な活動として

①識字率の向上や義務教育の普及。

②世界遺産の登録と保護。


③文化多様性条約(映画や音楽などの貿易拡大)の採択。

④ユネスコ記憶遺産(後世に伝える歴史的文書等)の保全事業。

⑤極度な貧困の半減を目指す。
などです。


11月7日頃:立冬

「二十四節気」 の一つで、
「暦」上では、
冬が始まる日です。

(立冬の詳細はこちらからどうぞ)




11月9日:太陽暦採用記念日

1872年(明治5年)の11月9日、
明治政府が今まで使用していた
太陽太陰暦(旧暦)をやめて、
太陽暦(新暦)を
採用するという詔書
(天皇の意思表示をする公文書)
を布告しました。

太陽暦採用記念日
これを記念した日です。




11月9日:119番の日

防火・防災の意識を高めようと
「119番」にちなんで制定されました。




11月9日~11月15日:
2021年秋の全国火災予防運動

火災予防という考えを広く一般に普及し、
火災の防止を目的とした運動です。

全国の各市町村はこの時期に、
各種団体との連携による
広報活動や消防訓練等を行います。




11月15日:七五三

子供の健やかな成長を祝う行事。

(七五三の詳細はこちらからどうぞ)






広告

新入学プレゼントキャンペーン応募








11月の第三土日:豊川稲荷秋季大祭

日本三大稲荷で、
商売繁盛の神として親しまれる、
愛知県豊川市の豊川稲荷の秋季大祭が
行われます。

境内には、直径15尺(4.57m)
高さ32尺(9.6m)という
日本屈指の大提灯をはじめ、
無数の提灯が飾られます。

豊年に感謝して、国家安泰・万民豊富を
祈願した
白狐(びゃっこ)の面をつけた渡御行列が
行われます。




11月22日:おこもり会

東京都港区にある
豊川稲荷東京別院で
「修行を体験する」
おこもり会が行われます。




11月22日頃:小雪

二十四節気の一つで、
寒さや雪はまだこれから
という時期。

(小雪の詳細はこちらからどうぞ)




11月23日:勤労感謝の日

勤労をたっとび、生産を祝い、
国民互いに感謝しあう日です。

(勤労感謝の日の詳細は
こちらからどうぞ)




11月23日:新嘗祭(にいなめさい)

天皇陛下がその年に収穫した
新しい穀物(主にお米)を
宮中の神殿にお供えして、
収穫を感謝して、
翌年の豊作を祈願する行事です。


11月
11月23日は勤労感謝の日

4、11月の月神様


11月の月神様は、
天照大御神
(アマテラスオオミカミ)です。


伊弉諾尊(イザナギノミコト)
左目から生まれた
女神と言われています。


太陽を司る神様で、大地を照らし、
食物を実らせ、
幸せをもたらすと言われています。


全国の神明神社に祀られていて、
総本山が伊勢神宮になります。


ご利益:商売繁盛、家庭円満、
開運、勝負運。


また、伏見稲荷の祭神である
宇迦之御魂大神
(ウカノミタマノオオカミ) は、
この時期の神様として、
五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、
諸願成就の
ご利益があると言われています。






広告

ストレスに負けないスキルが身につく【Awarefy】






5、11月が旬の食べ物


(1)野菜類


①えのき


②ごぼう


③大根


④ブロッコリー


⑤ほうれん草




(2)果物


①柿


②かりん


③みかん


④ゆず


⑤りんご




(3)魚介類


①はまち


②ししゃも


③ふぐ


④タラバガニ


⑤たらこ


6、11月の花と花言葉


菊

菊(きく):清浄

のじぎく

野路菊(のじぎく):真実

紅葉

紅葉(もみじ):遠慮

われもこう

われもこう:変化

ななかまど

ななかまど:慎重、安全、
      あなたを守る

シクラメン

シクラメン:全般・遠慮、気後れ
      白・清純
      ピンク・憧れ、内気
      赤・嫉妬

うめもどき

うめもどき:明朗、知恵、深い愛情




7、11月の時候の挨拶


(1)書き出し


①晩秋の候


②初霜の候


③暮秋の候


④向寒の候


⑤日ごとに寒さが身にしみる今日この頃


⑥朝夕めっきり寒くなり、
秋も深まってきました


⑦野山の紅葉が色づいてまいりました



(2)結び


①鮮やかな紅葉の季節、
どうぞ健やかにお過ごし下さい。


②ひときわ冷えてまいりましたが、
かぜなどをひかれませぬように
ご注意下さい。


③暖房器具を使うようになりました、
冷えには十分にお気をつけて下さい。


④すっかり寒くなりましたが、
健康には十分にお気をつけて下さい。


⑤忙しくなる年末を前に、
お体には十分お気をつけて下さい。


⑥本格的な冬の到来となりました、
どうぞご自愛下さい。


⑦師走も近づき、
仕事も忙しくなる時期かと思いますが、
ご無理をなさらず、
どうかお体を大切にして下さい。

8、おわりに


【11月】は、
日中と朝夕の温度差が大きい時期なので
体調を崩しやすくなります。


体が寒さに慣れるように
しなければいけません。


そのためには、
下着や小物を活用しましょう。


下着を1枚増やすと体温が上がります。


寒さを感じやすい首は、
スカーフやネックウォーマーを
巻くだけで、
洋服1枚分の暖かさになると
言われています。


足元はレッグウォーマーや
厚い靴下で温めましょう。


防寒対策をしっかりして
徐々に寒さに慣れ、
寒さで体調を崩さないようにしましょう。


また、
夏に繁殖した死骸が舞いやすいので、
舞う量を減らすために、
掃除をしましょう。


特に、布団はダニの温床になるので、
清潔にするように心がけましょう。




最後まで読んで頂き有難うございます。


参考書籍①:PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ
12ヶ月のしきたり


参考書籍②:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
・うつくしい日本の歳時と年中行事


参考書籍③:株式会社主婦と生活社発行
神さまがやどる暮らしのしきたり
開運BOOK


参考資料:ウィキペディア




にほんブログ村







PVアクセスランキング にほんブログ村


小雪の【意味・時期・三つの候】とこの時期に注意することを紹介!

小雪

最終更新日 2023年10月24日




話題のタネさがし - にほんブログ村














広告





1、はじめに


【小雪(しょうせつ)とは、
「二十四節気」 の一つで
毎年11月22日頃です。


女優の「小雪(こゆき)」さん
とは関係ありません。


【小雪】とは文字通り、
雪が少ないという意味で、
寒さや雪はまだまだこれからという
時期です。


北国や山岳地帯から「初雪」の知らせが
届く時期でもあります。


【小雪】とはいったいどんな意味があり、
どんな日なのでしょうか?


それを紹介しますので、
ぜひ話題のタネにして下さい。


小雪
小雪の頃の風景

2、小雪の時期の特徴


【小雪】には「雪」という字が
使われているので、寒さを感じます。


その通りで少しずつ寒さが増し、
日照時間も短くなってきます。


また【小雪】の頃になると、
西高東低の冬型の気圧配置が強まり
時々時雨(しぐ)れる
(一時的に雨が降ったり止んだりすること)
こともありますが、
一般的に太平洋側では
乾燥した晴天の日が続きます。






広告

【GOM Mix】最も簡単な無料の動画編集ソフト






3、小雪の三つの候


【小雪】を期間でみると、
11月22日頃から次の節気の
大雪(たいせつ)の前日
12月6日頃までの約15日間になります。


この約15日間を
約5日ごとに三つの候(こう・時期)に分け
気象や動植物の変化を
短い言葉で表したものを
七十二候と言います。


(24の節気を3つの候で表すので、
24×3で72になります)




三つの候は

①初候(しょこう)

②次候(じこう)


③末候(まっこう)


になります。


また、変化を表す言葉は
中国伝来のものもありますが、
伝来後に日本風に変化したものもあります。



【小雪】の三つの候は以下になります。


①初候:11月22日頃~26日頃

この時期を表す言葉:
虹蔵不見(にじかくれてみえず)

虹
雲に隠れる虹



意味:日差しが弱まり、
雲り空が多くなる頃で
虹が出たとしてもはっきり見えない時期。

この時期の風物詩として、
日本酒の新酒ができる頃で
造り酒屋の軒先に
杉玉(すぎだま)といわれる
杉の葉っぱを集めて
球状にした物がつるされます。

これが新酒のできた合図になります。



②次候:11月27日頃~12月1日頃

この時期を表す言葉:
朔風払葉(さくふうこのはをはらう)

落葉
落葉



意味:冷たい北風が吹き始め
木々の葉を落とす時期。
朔風とは北風のことです。

この時期になるとそろそろ
コートやマフラーが恋しくなります。



③末候:12月2日頃~6日頃

この時期を表す言葉:
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

橘



意味:橘の実が黄色くなり始める時期。

橘とは、
ミカンと同じ柑橘類で
古くから日本の山地に
自生していて
2~4mの高さになります。

この時期は、
ミカンが食べごろになります。



このように、3つの候に分けると、
少しずつ寒くなる季節の
変化がよくわかります。


4、小雪の時期に注意したい事


【小雪】の時期は
木枯らしが吹く」寒い日が多くなりますが、
時折「小春日和」のような日もあり
気温の変化についていけずに、
体調不良を起こしやすいので
注意が必要です。

*小春日和(こはるびより)とは
晩秋から初冬にかけて、
移動性の高気圧に覆われた時に
春のように穏やかで、
暖かい日になることがあります。
これを小春日和と言います。

また、寒くなると体内の活動が
滞りがちになります。


これによって、
肩こりや便秘になりがちです。


対策として、適度な運動や体を温める
なべ物や、シチュー、みそ汁などを
食べることも良いと言われていますが、
しっかり呼吸をして、
背骨や内臓に刺激を与える「ヨガ」が、
良いと言われています。


小雪
小雪の朝




5、おわりに


「はじめに」でも書きましたが、
【小雪】と漢字だけを見ると
女優の「こゆき」さんを
連想する人が多いと思います。


また「しょうせつ」との読みからは
「小説」
連想する人が多いと思いますが、
【小雪】
季節の変わり目の大切な時期です。


防寒具や暖房器具を
使い始める準備をしたり、
地域によっては、
使い始める時期になります。


ストーブやファンヒーターを
使う前には
掃除や点検が必要です。


不完全燃焼で、
一酸化炭素が発生する可能性がありますので
注意しましょう。


暖房が恋しくなるこの時期に
「こたつ」に入って
「小説」を読むのも良いですね。


また「お歳暮」の準備を
そろそろ始める時期にもなります。


このように大切な目安となる時期ですので、
木枯らしが吹いたり、
小雪(こゆき)が舞ったりした時に、
【小雪(しょうせつ)を思い出して下さい。





最後まで読んで頂き有難うございます。


参考書籍①:株式会社神宮館・発行
暮らしのしきたり12ヶ月・
うつくしい日本な歳時と年中行事


参考書籍②:株式会社主婦と生活社・発行
神さまがやどる暮らしのしきたり開運BOOK


参考資料:ウィキペディア

6、関連記事















にほんブログ村











PVアクセスランキング にほんブログ村




【亥の子の祝い・十日夜】とは?由来や行事を紹介

11月

最終更新日 2023年10月10日






広告

介護美容研究所・訪問美容コース




1、はじめに


【亥の子の祝い】(いのこのいわい)
という言葉に馴染みがない方も
いらっしゃるのではないでしょうか?


これは「旧暦」

10月最初の

亥の日(い・イノシシ)の

亥の刻(21時~23時)


亥の子餅を食べて

無病息災と子孫繁栄を願う行事です。

2023年の亥の子の日は、
11月1日(水)です。


【亥の子の祝い】は、
昔から関西を中心行われている行事です。


そこで、
どんな行事か知ってもらいたいと
思いここに紹介します。


また、関東で行われている
【十日夜】の紹介もします。


ぜひ参考にして下さい。

亥の子餅
亥の子餅

2、亥の子の祝いの由来


平安時代の宮廷では、
旧暦の最初の亥の日の亥の刻
天皇が餅をつく仕草をしました。


それが終わると、
家臣に「亥の子形」の餅
配るのが恒例行事でした。


その後、貴族や武士にも広がり、
民間にも定着しました。


「十二支」 を月に当てはめると、
10月は「亥」になるので、
亥の月、亥の日、亥の時間
「亥」が三つ横並びになります。


これには、霊的なものがあると考え、
餅を食べ万病を祓い、
さらに多産の猪にあやかって、
子孫繁栄を願いました。


また【亥の子の日】には、
子供達が参加する
亥の子搗(つ)」という
行事があります。


子供達が、藁(わら)を束ねた
「藁鉄砲」を持って、
騒ぎながら「亥の子搗き」と言って、
地面をたたいて回ります。


これは、土地の悪い霊を鎮め、
豊穣を祈願するものとされています。





広告

議事録作成の手間を大幅に軽減【Notta】






3、亥の子餅


元々は、
大豆、小豆、大角豆(ささげ)、
胡麻、栗、柿、糖
の7種類の粉で作られていました。


赤、黒、白の3種類の餅があり、
赤には小豆、
黒には胡麻、
白には栗を混ぜて作りました。


その餅に
最初の亥の日には菊、
次の亥の日には楓、
3回目の亥の日があれば銀杏を
添えて食べていました。


イノシシの子供のウリボウのように、
線が入った物や
イノシシの形のものもありました。



広告

体験4円・初月0円と翌月会費40%オフ♪12月末まで【RIZAP監修暗闇ダイエットEXPA】




4、縁起物の猪


多産のイノシシにあやかって、
子宝に授かりたいと願う女性が
亥の子餅を食べるとよいと
言われています。


「源氏物語」にも、
亥の子餅が子宝に恵まれる
縁起物として書かれています。


またイノシシは、
火を防ぐ動物と言われでいます。


そこで、
江戸時代には【亥の子の日】に
こたつを出すと、
火事にならないと言われ、
この日にこたつを出す
習わしがありました。


他にも、
茶人の家では【亥の子の日】に、
「炉開き」と言う茶事用の炉を
開ける行事がありました。


農家では、
囲炉裏を使い始める日でした。


縁起の良いイノシシは、
色々な形でお祝いされてきました。


農村では、
イノシシの多産は
農作物の豊作につながることから、
「田の神」として、
感謝する収穫祭が行われました。

5、十日夜(とおかんや)


関東地方では、
この日に【十日夜】という
行事が行われます。


関東地方では「田の神様」
山へ帰る日とされています。


そこで「田の神様」の化身の
「案山子(かかし)」
自分の家に持ち帰って、
祀る行事があります。


これが【十日夜】です。


「案山子上げ」と呼ぶ地域もあり、
「案山子」が被っている「笠」を焼き、
その火で焼いた餅を「お供え」します。


その他、地域によって

①「もぐら」が地面から出てこないように、
わらで束ねた「藁鉄砲」で、
子供達が家々を回り、
玄関先で地面をたたく行事があります。


「大根の年取り」
【十日夜】は大根が成長する
大切な夜なので、
「大根を抜いたり、
食べたりしてはいけない」
とか
「大根の割れる音を聞くと命がない」
などの言い伝えがあります。


またこの時期は、
夜空に見事な月が出ることから、
昔から「お月見」の風習があります。

「十五夜」
「十三夜」
【十日夜】の
お月見を「三月見」といい、
三日間とも晴れてお月見ができると
良いことがあると言われています。


2023年の「十日夜」は
11月22日(水)です。




十日夜
十日夜

6、おわりに


日本では昔から、
自然や生き物にあやかって
生きてきました。


そこには様々な行事があり、
全国的な大きな行事もあれば、
この【亥の子の祝い】
【十日夜】のように
ある地方でのみ行われている
行事もあります。


しかし、どれも大切な行事です。


そこで【亥の子の祝い】
【十日夜】 の風習がない地方の人も、
いらしゃいますが、
これを機会に 無病息災、
子孫繁栄を願って
【亥の子の祝い】
【十日夜】 の行事を
行ってみてはいかがでしょうか。



最後まで読んで頂き有難うございます。


参考書籍:PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ12ヶ月のしきたり


参考資料:ウィキペディア






広告

ストレスに負けないスキルが身につく【Awarefy】






7、関連記事





立冬とは?三つの候と【この時期の気候と注意する事】を紹介!

立冬

最終更新日 2023年11月6日


話題のタネさがし - にほんブログ村















広告






1、はじめに


【立冬】「二十四節気」の一つで、
毎年11月7日頃になります。


「冬が立つ」で文字通り「冬」の始まりで、
気候は徐々に冬型の気圧配置になり、
木々の葉も徐々に色あせ、
木枯らしが吹けば冬の寒さが始まります。


最近では暖かい日が多く
この時期は「冬」の実感はありません。


しかし、
山陰地方ではこの時期を過ぎると、
時雨(しぐれ)る頃になります。


また北日本や山岳地域では。
雪がちらつき始める頃になり、
冬景色になり始めます。

2023年は11月8日(水)
が立冬です。





このような【立冬】について紹介します。


ぜひ参考にして下さい。

立冬
そてつのコモまき

2、立冬とは


【立冬】は、

「立春」

「立夏」


「立秋」


と並んで
季節の大きな節目になります。


【立冬】から

「立春」の前日(節分)

「暦」 の上では「冬」です。







広告

新入園・新入学プレゼントキャンペーン応募







3、立冬の三つの候


【立冬】は11月7日頃ですが、
期間で表す場合もあります。


その場合【立冬】から
次の「二十四節気」
「小雪」(しょうせつ・11月22日頃)
までの
約15日間を指します。


この約15日間を
約5日ごとに
三つの候(こう・時期)に分け
気象や動植物の変化を短い言葉で
表したものを
七十二候と言います。


(24の節気を3つの候で表すので、
24×3で72になります



三つの候は

①初候(しょこう)

②次候(じこう)


③末候(まっこう)


になります。


また、変化を表す言葉は
中国伝来のものもありますが、
伝来後に日本風に変化したものも
あります。



【立冬】の三つの候は以下になります。


①初候:11月7日頃~11日頃

この時期を表す言葉:
山茶始開(つばきはじめてひらく)

山茶花
山茶花



意味:山茶花(さざんか)が咲き始める頃
読みは「つばき」ですが、
椿の花が咲くのは真冬です。

秋から冬にかけて咲き始めるのが
山茶花です。





②次候:11月12日頃~16日頃

この時期を表す言葉:
地始凍(ちはじめてこおる)

霜柱
霜柱



意味:冬の冷たい空気の中、
大地が凍り始める頃
夜の冷え込みが厳しくなり、
朝は霜が降り、
霜柱が見られるようになります。


*11月15日は「七五三」です。

前後の休日は「七五三」
親子を多く見かけるようになります。





③末候:11月17日頃~21日頃

この時期を表す言葉:
金盞香(きんせんかさく)

金盞花
金盞花



意味:水仙の花が咲き良い香りを放つ頃
金盞 は金の盃のことです。
水仙の黄色い冠を見立てています。





(12ヶ月の花と花言葉はこちらからどうぞ)


このように【立冬】を期間にして考えると、
少しづつ「冬」を感じるのではないでしょうか。

4、立冬の頃の気候


(1)木枯らし1号


【立冬】の頃吹く風で以下の三つの条件を
最初に満たした日が
「木枯らし1号」と気象庁から
認定されます。


①西高東低の冬型の気圧配置


②木を枯らすほどの冷たい北よりの
風が吹く


③最大風速が毎秒8メートル以上
になります。




(2)初雪・初冠雪


初雪とは、
その場所で初めて雪が降ることです。


初冠雪とは、山のふもとから見て、
山頂に初めて雪が積もっているのが
見えることです。

立冬
立冬の頃の碧湖

5、立冬の頃注意する事


(1)汗ばむような日があったり、
風が強く
冬らしい日もあるので風邪
注意が必要です。



(2)中国のことわざに
「立冬補冬、補嘴空」
と言う言葉があります。

これは
立冬のころは、
本格的な冬に備えて栄養補給」をしましょう
という意味になります。


そこで体を温める効果の食材を
食べる必要があります。


それには旬の大根やかぶなどの根菜類、
かぼちゃなどは
ビタミンEが多く含まれ血行をよくして、
体を温める効果があるので、
食べると良いでしょう。





広告

生姜エキスと粉末生姜のWパワー!で毎日ポカポカ『乳酸ジンジャー』



6、おわりに


【立冬】の11月7日頃は、
「冬の実感」がない地域も
多いと思いますが、
確実に冬に向けて季節は進みます。


そして【立冬】の頃は、
気温の差が大きいので、
体調管理が難しいと思いますが、
体調管理には十分注意して
迎える「寒さ」に
負けないようにしましょう。


またこの時期は夏に繁殖した
「ダニ」の死骸が、
舞いやすいので部屋の清掃を
しっかりして下さい。


特に布団は「ダニ」の温床になりますので、
清潔にして下さい。



最後まで読んで頂き有難うございます。




参考書籍:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12か月
美しい日本の歳時と年中行事



参考資料:ウィキペディア




7、関連記事













にほんブログ村











PVアクセスランキング にほんブログ村








酉の市の【歴史、開かれる日、縁起物の熊手】について紹介!

酉の市

最終更新日 2023年10月13日



話題のタネさがし - にほんブログ村














広告






1、はじめに


毎年11月の「酉の日」には、
【酉の市】という
「鷲・大鳥(おおとり)明神」の
お祭りが行われます。


「おとりさま」と呼ばれている
【酉の市】は、
空高く飛ぶ大鳥にあやかって、
江戸時代から出世や縁起を担いで、
参拝する武士や町人で賑わいました。


「鷲明神」は本来
武運(ぶうん・戦いの勝ち負けの運命)」を
守るとされているので、
武士の参拝が多かったのですが、
次第に開運や商売繁盛の神様として、
参詣する人が多くなりました。


特に客商売の料理屋、役者などの信仰を
集めたと言われています。


このような背景から始まった
【酉の市】について紹介します。


ぜひ、開運や商売繫盛に役立てて下さい。

鷲神社
鷲神社



2、酉の市の歴史


【酉の市】の始まりは江戸時代で、
現在の東京都足立区にある
「大鷲(おおとり)神社」
と言われています。


近隣の農民たちが、
秋の収穫に感謝する収穫祭に、
「大鷲神社」に鶏を奉納しました。


その鶏は、お祭り終了後
浅草寺に放たれたと言われています。


「大鷲神社」は「鶏大明神」とも呼ばれ、
当時の氏子たちは、
鶏の肉や卵を食べることを忌み嫌いました。


【酉の市】はその後、
浅草の「鷲大明神」へ伝わり、
大盛況となりました。


【酉の市】で売られる物は、
当初、収穫物や農機具が中心でしたが、
浅草などに伝わるにつれ、
縁起物の熊手などが
売られるようになりました。


熊手以外にも名物として、
八頭(やつがしら・里芋の一種)、
粟餅(粟をついて作った餅)などが
売られていました。


八頭は名前の通り
「八人の頭になれる」とされ、
立身出世や子宝に恵まれる
縁起物として人気があります。




広告




3、酉の市が開かれる日


「酉の日」「干支」なので
12日に1度回ってきますが、
11月の最初の「酉の日」
「一の酉」
二番目は「二の酉」
三番目を「三の酉」といい、
「一の酉」が最も重んじられています。


「三の酉」まである年は、
火事が多いと言われています。


それには「三の酉」となる
11月の終わり頃は、
寒くなって火を使うケースが
多くなるので、
注意を喚起する意味があると
言われています。


また「宵に鳴かぬ鶏が鳴くと火事が出る」
と言う俗信(古くから伝わる迷信)から
火事が多いと言われてもいます。


ちなみに2023年の「酉の日」は、

一の酉:11月11日(土)

二の酉:11月23日(木)


三の酉:なし


【酉の市】は、
現在も関東地方を中心に
行われています。


特に有名なのが「新の酉」
呼ばれてきた、
浅草の長國寺の
「鷲大明神」で開かれる
【酉の市】です。

酉の市
熊手

4、縁起物の熊手


【酉の市】と言えば
縁起物の熊手が名物です。

熊手は元々農機具として
売られていましたが
熊手が物をかきよせるところから、
金運や福運をかきよせる物として
見立てられて、
縁起物として名物になりました。


熊手には

稲穂、
千両箱、
大判、
小判、
宝船


などが飾られ、
商売繫盛や招福を願いました。


熊手は年々大きい物に買い替えると、
さらに発展すると言われています。


熊手を買う時は、
より安く買うと縁起が良いとされ、
いかに値切る事が出来るかも
楽しむポイントの一つです。


熊手の買い値段交渉が成立すると、
「手締め」という祝いの拍手をします。


これは、テレビなどで
よく見る光景ですが、
「皆さんお手を拝借」
いう掛け声を合図に、
一同で「シャ、シャ、、シャン」
手を打つ事です。


元来は、争い事が解決した時に、
和解のために行っていました。


【酉の市】ではあちこちから
「手締め」の声が聞こえ、
普段は目や耳にすることのない
風物詩になっています。

*熊手一口メモ

熊手は少しずつ大きくしていくので、
最初は小さい物から始めます。


熊手を買った後は、
より多くの福を
かき込んでくれるように願いながら
熊手高く掲げて歩きます


熊手を飾る場所は、
玄関の入口に向けて、
少し高い所に飾ります


④前の年に飾っていた熊手は、
持参し、熊手の納所に納めます。



広告





5、おわりに


商売をしている人も、
そうでない人も、
【酉の市】の活気に接すると、
何故か心がウキウキします。


皆さんもお近くの 【酉の市】
活気に接するとともに
運を取り(酉)込んでみては
いかがでしょうか。



最後まで読んで頂き有難うございます。



参考書籍①:PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ12ヶ月のしきたり


参考書籍②:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12か月
美しい日本の歳時と年中行事


参考資料:ウィキペディア

6、関連記事












にほんブログ村











PVアクセスランキング にほんブログ村







文化の日の【歴史、趣旨、行事を紹介】話題のタネに!

文化の日

最終更新日 2024年1月11日







広告







1、はじめに


毎年11月3日は【文化の日】です。


子供の頃は、有難い祝日であり、
楽しみな日でした。


そもそも「文化」とは何でしょうか?


一言で表そうとすると
難しいのではないでしょうか。


「文化」は英語で
「Cultural「(カルチャー)」と言います。


「カルチャーセンター」という
教室(講座)があります。


受講されている方も
いらっしゃるかと思いますが、
この教室(講座)で受講できるものが
「文化」
と言えるのではないでしょうか。


主なものとして、
文学・科学・歴史・外国語などの教養、
音楽・絵画などの芸術、
書道、手芸、生け花、陶芸、ヨガ等です。


また、かつて「文化」
「おしゃれな言葉」と捉えていて、
「文化住宅、文化包丁、文化鍋」等、
「文化」の文字が入った物が
もてはやされました。


そんな「文化」をすすめる日の
【文化の日】の紹介をします。


ぜひ話題のタネにして下さい。

文化の日
文化の日は1948年に
定められました

2、文化の日とは


(1)文化の日の歴史


11月3日は明治天皇の誕生日で
天長節(てんちょうせつ)」
という誕生日を祝う祝日でした。


明治天皇の在位中の日本は、
国として発展してきたため、
天長節」が設けられました。


1948年(昭和23年)から
天皇誕生日になりました。


また11月3日は1946年(昭和21年)
日本国憲法が公布
一般に広く知らせること
された日です。


日本国憲法は、
「平和と文化」を重視ているので、
1948年に公布・施行(実施すること)
された祝日法で
【文化の日】と定められました。


ちなみに日本国憲法が施行された日が、
5月3日の「憲法記念日」になります。



(2)文化の日の趣旨


【文化の日】は第二次世界大戦後の、
日本のスタート地点として、
日本国憲法の「戦争放棄宣言」を祈念し、
自由と平和への思いを基に
制定されました。


その趣旨は、
「自由と平和を愛し、文化をすすめる」
になります。






広告





3、文化の日の行事


【文化の日】は、
教養、芸術等を公表する日であり、
心を豊かにするために、
教養、芸術等を身につける日です。



そのため、
以下のような行事が行われます。


(1)皇居で文化勲章の授与

①文化勲章とは
文化の発展に著しく優れた功績があった人に
与えられる勲章です。

②文化功労者の中から閣議によって決定し、
天皇陛下から授与される勲章。



(2)文化功労者の発令


①文化功労者とは
文化の向上発達に関して
特に功績に顕著な人。


②文化功労者には「終身年金」
支給されます。



(3)芸術祭


【文化の日】を中心に、
文化庁主催の文化庁芸術祭が行われます。


②優れた芸術作品の提供、
芸術の発展を趣旨にしています。



(4)博物館、美術館の催し


①各地の博物館、美術館等では、
無料で入館できる所があります。



(5)大学や図書館、科学館等で
公開講座、学習会が

開かれる所があります。



(6)日本各地で、
地域に密着した〇〇県民文化(芸術)祭、
〇〇市民文化(芸術)祭等が行われます。




(7)海上自衛隊の基地に停泊中の船に
「満艦飾(まんかんしょく)

船全体を信号旗や万国旗で飾ること
が飾られます。


文化の日
文化の日には
皇居で文化勲章の授与

4、おわりに


【文化の日】は、
晴天になる確率が高い
「特異日」になっています。


気候も秋たけなわの
過ごしやすい時期です。


室内、屋外を問わず
「文化をすすめる」のには
最適です。


そこで【文化の日】には、
自分に適した
「文化(カルチャー)」を通して
現在の自由と平和に感謝し、
心と体の健康と教養を高めましょう。





最後まで読んで頂き有難うございます。



参考書籍:PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ12ヶ月のしきたり


参考資料①:文化庁HP


参考資料②:ウィキペディア


広告





5、関連記事




勤労感謝の日の【由来・歴史・意味を知り】働くことの喜びを!

勤労感謝の日

最終更新日 2023年10月24日


話題のタネさがし - にほんブログ村











広告




1、はじめに


【勤労感謝の日】は、
毎年11月23日になります。


私が小学生の頃は、
11月には「文化の日」
【勤労感謝の日】
ちょうど良い間隔であり楽しみな月でした。


その当時【勤労感謝の日】には、
お父さん、お母さんが働いてくれて
育ててくれたことに感謝しましょうと、
先生から言われた覚えがあります。


大人になるにつれ【勤労感謝の日】には、
働くことに感謝するだけでなく
他にも意味があると、解ってきました。


そこで【勤労感謝の日】
由来・歴史・意味を知り
次の世代に伝えていくと共に、
働くことの有難さを
再認識して頂ければと思い
ここに紹介します。



勤労感謝の日
勤労感謝の日は秋の行楽シーズン

2、勤労感謝の日の由来・歴史


【勤労感謝の日】は、
1948年(昭和23年)に
「国民の祝日に関する法律」によって、
制定された国民の祝日です。


第二次世界大戦前は
新嘗祭(にいなめさい)】といい、
稲の収穫を感謝する日でした。


これから発展して、
あらゆる職業の人に対する苦労をねぎらい、
農作物の収穫だけでなく、
勤労によって生産された物を祝って
感謝する日になりました。


皇室の【新嘗祭】は、
1672年(明治5年)以降11月23日
定められました。


そこで国民も仕事を休み
お祝いをするようになりました。





広告

【GOM Mix】最も簡単な無料の動画編集ソフト










日本は古来から稲作が行われ、
米を神聖な物として
考える風習がありました。


稲には、魂が宿るという考えがあり
「稲魂(いなだま)」
という言葉があるように、
米に対しては、
特別な感情(生命力や霊が宿る)
がありました。


このようなことから、
米をまいてお祓いをする
行事も行われています。


現在でも皇室では11月23日に
【新嘗祭】が行われ、
天皇がその年に収穫した新米を、
宮中内にある神殿にお供えして、
次の年の豊作を祈る儀式が行われます。


古くは民間でも稲刈り直後、
同じような行事が行われていました。


【新嘗祭】の起源は、
飛鳥時代の皇極(こうぎょく)天皇
(第35代天皇・594年~661年)
の時代に始まったとされ、
「古事記」や「日本書紀」
にも書き残されているという、
日本の伝統的な行事です。


【新嘗祭】は、
皇室の最も重要な行事で、
天皇が即位後初めて行うこの行事を
【大嘗祭(だいじょうさい)と言います。

勤労に感謝
勤労に感謝

3、勤労感謝の日の意味


【勤労感謝の日】の趣旨は、

「勤労をたっとび、生産を祝い、
国民互いに感謝しあう」

ということです。


かつては、
「農作物の収穫を感謝する」という
意味合いでしたが、
最近では、産業の多様化で物だけでなく、
精神的なものも含めた
すべての仕事に感謝する日です。

勤労感謝の日
勤労にありがとう




しかし、現在でも【勤労感謝の日】には、
各地の神社などで【新嘗祭】
まつわる行事が行われています。


また、農産物品評会、農業祭など、
農業にちなんだ
行事が各地で行われます。


他にも、子供達向けに、
各種の仕事体験ができる催しが
行われる所もあります。







広告







4、五穀豊穣の「五穀」について


農産物の話が出てきたところで、
よく耳にする
「五穀豊穣」「五穀」の意味を
紹介します。


稲作文化の日本では、
収穫に感謝する儀式が
多く行われています。


その際「五穀豊穣を祈る」と
いう言葉をよく耳にします。


「五穀」とは昔から日本人が食べてきた、
代表的な五つの穀類のことで
米・麦・粟・豆・きび(または稗)
指します。

五穀米
五穀米



5、おわりに


このように【勤労感謝の日】は、
単に日々の勤労感謝するだけでなく
仕事によって作られた物や、
精神的なものに対する感謝
あらわす日でもあります。


私が子供の頃は、
お父さん、お母さんの仕事に対して
感謝するという日が
【勤労感謝の日】という認識でした。


しかし【勤労感謝の日】は、
皇室の伝統的な行事から始まり、
色々な物に対して
感謝する日でもあります。


また、年齢を重ねるうちに、
「仕事があり、仕事ができる有難さ」
を強く思うようになりました。


だからこそ【勤労感謝の日】には、


「勤労をたっとび、生産を祝い、
国民互いに感謝しあう」


ようにしたいと思います。


そして自分の体にも感謝
ご褒美を上げてみませんか?




最後まで読んで頂きありがとうございます。



参考書籍:PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ12ヶ月のしきたり


参考資料:ウィキペディア





6、関連記事
















にほんブログ村










PVアクセスランキング にほんブログ村








七五三の【歴史・由来・意味・まつわる話】を紹介!

七五三

最終更新日 2023年10月20日




話題のタネさがし - にほんブログ村









広告

【GOM Mix】初心者でも簡単な動画編集ソフト






1、はじめに


毎年11月に入ると日本各地の
神社や街中などでは、
お父さんやお母さん達と一緒に歩く
【七五三】の晴れ着を着た
可愛らしい子供達を
多く見かけるようになります。


私の子供もそうでしたが、
いつも着慣れていない晴れ着なので
緊張している様子がうかがえます。


何とも言えない雰囲気があり
思わず微笑んでしまいます。


この光景は、昔から見られる
「日本の11月の風物詩」である
【七五三】の様子です。


子供達が成長するための
一つの節目となる行事が
【七五三】です。


【七五三】について、
知っている様で意外と知らなかったり、
間違って頭に入っている事も
あったりするものです。


私の子供が【七五三】のお祝いを
行った時の事や、
昔、私の祖父母や両親から聞いた話を思い出し、
また、最近では孫たちの
【七五三】がありましたので、
知っている事を書きます。


ぜひ、最後まで読んで頂き
【七五三】の参考にして下さい。


そして、楽しい思い出を作って下さい。

七五三の事前準備

(1)衣装


①レンタルか購入か。

②和装か洋装か。



(2)写真撮影

①写真館の利用の有無。

②いつ撮影するか。

③プロカメラマンによる出張撮影。



(3)参拝する神社など

①どこで参拝するのか。

②ご祈祷の予約の可否。

③ご祈祷料の事前確認。



(4)誰と参拝するのか

①参加してもらう人に事前連絡。


(5)お祝いの食事会

①食事会の有無。

②外食の場合は事前予約。


七五三
三歳、五歳、七歳の節目に、
無事に育ってくれたことを感謝し、
今後の成長を願って
神様に祈る行事として【七五三】
江戸時代には定着しました




2、【七五三】の歴史・由来


【七五三】の始まりは、
平安時代とも室町時代
とも言われています。


昔は今と違い、
食料事情や医療が整っておらず、
乳幼児の死亡率が高かったので、
無事に育つ事への願いが強く、
様々な儀式が行われました。


その中で【七五三】は、
貴族や武士の家で行われていたものが、
一般に広まった行事です。


三歳、五歳、七歳の節目に、
無事に育ってくれたことを感謝し、
今後の成長を願って
神様に祈る行事として【七五三】
江戸時代には定着しました。


【七五三】 は、
大変切実な思いから来ているのです。


当時の事を考えると悲しくなります。


近代以前の社会では、
身分と年齢によって
衣服と髪型が区別されていました。


成長すると、姿・形を
改める儀式が行われ、
宴が催されました。


成長を確認すると共に、
周囲への披露を目的としていました。


この頃になると、
切実さと言うより「イベント的」な
行事になって来ます。


【七五三】のお参りの日は、
毎年「11月15日」と決まっていますが、
これには色々と説があります。


代表的なものとして、

①「生類憐みの令」で有名な徳川第五代将軍
「徳川綱吉」が、
自分の長男が病弱だったため、
健康を祈って袴着の儀式(後述)を行った日が
「11月15日」だったからという説。


「11月15日」は、
鬼宿日という鬼が出歩かない日で、
婚礼以外は何をしても良い日という説。


「旧暦」「11月15日」に、
収穫の感謝と、
子供の成長を感謝して
お祝いしたためからの説。


何れも子供のことを思う
親の気持ちが表れているのでは
ないでしょうか。







広告

新入園・新入学プレゼントキャンペーン応募




3、七五三】の意味

元来日本では、奇数が好まれてきました。

また、

三歳(言葉がわかるようになる)

五歳(知恵がついてくる)

七歳(乳歯が生え変わる)といわれ、

その都度、
病気などになりやすいことから
神様に健康をお祈りする
意味もあります。


三歳・五歳・七歳で、
以下のようなお祝いをします。


三歳:髪置(かみおき)

男の子も、女の子も三歳まで
元気に育ったお祝いです。

それまでは髪の毛を剃っていた
子供の髪を伸ばし始める
祝いの儀式です。

昔は白髪頭になるまで
長生きをすることを願って、
白髪に見立てた白い綿の帽子を
頭にのせてお祝いしました。


五歳:袴着(はかまぎ)

五歳の男の子が初めて
袴を着るという儀式で、
子供を碁盤の上に立たせて着せます。

これは「碁盤の上に立つ」とういことで、
「天下取り」になぞらえた風習です。

また、男の子にとって、
大人が着る袴を着ることは、
男として社会の一員になったという
意味があります。


七歳:帯解き(おびとき)

七歳の女の子がそれまでは、
つけひもで着物をしめていたのが、
丸帯という大人の女性と同じ帯にして
着物を着るお祝いです。


【七五三】は以前
「数え年」で行っていましたが、
最近では「満年齢」で
行う場合も多くなっています。


「数え年」、
「満年齢」のどちらでも、
問題ないので、ご都合に合わせて下さい。


私の孫達の場合、上の女の子が満7歳、
下の男の子が数えの5歳の時に
同時に行いました。


【七五三】は、子供の成長と健康、
これからの無事を祈るものなので、
「初宮参り」に行った神社へ行くと
良いとされています。


しかし、最近では特にこだわりはなく、
有名な神社などに行くケースが
増えています。



七五三
【七五三】は以前
「数え年」で行っていましたが、
最近では「満年齢」で
行う場合も多くなっています

4、【千歳あめ】について


【七五三】というと、
【千歳あめ】を連想される方も
多いと思いますが、
【千歳あめ】は、
江戸時代に浅草の七兵衛という人が、
「紅白の長いあめ」を
鶴亀や松竹梅などの縁起の良い絵の
袋に入れ売り出したのが、
始まりと言われています。


子供の成長と健康を願い
「長く伸びますように」という
長寿への願いと、
「紅白のあめ」で縁起をかついだもので、
節分の豆と同じで、
年の数だけ袋に入れると
良いとされています。







広告







5、童謡【とうりゃんせ


「とうりゃんせ、とうりゃんせ、
ここはどこの細道じゃ」の
童謡「とうりゃんせ」は、
無事に7歳に育った子供のお祝いに、
天神様にお札を納めに
お参りに行くということを
唄った童謡です。


昔、
子供は7歳までは神様の内といわれて
「ばち」が当たらないと
いわれていました。

それが7歳になると神様を
「祀る」ようになるという区切りで、
社会の一員としての自覚を持たせる
意味がありました。



七五三
【七五三】は、子供の成長と健康、
これからの無事を祈るものなので、
「初宮参り」に行った神社へ行くと
良いとされています

6、【七五三】のまとめ


【七五三】は、
毎年「11月15日」と決まっていますが、
最近では、神社などの混雑状況により
時期にとらわれず、
10月位から12月位に行うケースも
増えています。


近頃では、
子供を思う親の気持ちを利用して、
様々な商売があります。


特に記念写真は、前撮り・後撮りで
写真館で撮るケースも多くなっています。

   
子供の晴れ着も写真館で
レンタルするケースが多くなっています。


写真や晴れ着のレンタル料が
安くなると言うことや、
シーズン直前になると
予約が取れない(3か月位前には予約が必要
という理由から
私の孫は、7月に写真を撮り、
【七五三】のお参りにも行きました。


このように【七五三】は時期にとらわれずに
行われるようになりましたが、
昔も今も子供を思う
親の気持ちは変わりません。


このような気持ちを持ちつつ、
伝統行事としていつまでも
【七五三】が続いてほしいと思います。




最後まで読んで頂きありがとうございます。

参考書籍①:PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ12ヶ月のしきたり


参考書籍②:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12か月
美しい日本の歳時と年中行事

7、関連記事









にほんブログ村














PVアクセスランキング にほんブログ村