8月の【別名、行事など盛りだくさん】の話題のタネを紹介!

8月

最終更新日 2024年3月1日




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1、はじめに


8月は「暦」の上では秋ですが、
まだまだ暑さが厳しい時期です。


山や海や川などでのレジャーが
真っ盛りで、
夏祭りや花火大会などがあり、
賑やかな月です。


その一方で「お盆」や「終戦記念日」など
生命や平和についても
特に考える月でもあります。


また「暑さ」に疲れる頃で、
食欲が無くなったり、
睡眠不足になりがちですので、
いつもの月にも増して
「規則正しい生活」を心掛けたいものです。


そんな8月について紹介します。
ぜひ、参考にしてみて下さいね。


8月
8月のイメージ

2、8月の別名



(1)8月の別名:葉月(はづき)



(2)葉月の意味・由来


①8月を「葉月」と呼ぶのは、
旧暦では木の葉が落ちる頃なので、
「葉落月(はおちづき)」から
来ているとされています。


②北国から初めて雁が
飛来する頃なので、
「初来月(はつきづき)」が変化した
呼び方という説もあります。


③稲の穂が張る頃なので
「張り月(はりつき)」が変化した
呼び方という説もあります。


④異名として「中秋」と結びつけて、
「紅染月(こうそめつき)」
「月見月(つきみづき)」
「秋風月(あきかぜづき)」
などがあります。


⑤英語では:August(オーガスト)



(3)8月の伝統色


①露草色(つゆくさいろ)


②夏の早朝に咲く露草を
染料したことから付けられた色です。

露草
露草



3、8月の行事



8月1日:八朔相撲祭

東京都の大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)で
江戸時代から続くお祭りです。
子供達が相撲を奉納します。



8月2日~7日:青森ねぶた祭

青森県各地でねぶた祭りがおこなわれます。
ねぶた祭りは、七夕に行っていた悪霊払いの
灯篭流しと、
夏の農作業の邪魔をする眠気を払う
「眠り流し」が結びついた行事です。

ねぶた祭りといえば、大灯篭です。

その迫力には、息を飲むほどです。



弘前ねぷたまつりは、8月1日~7日
行われます。



8月3日:ハチミツの日

8(ハチ)月3(ミツ)日の語呂合わせです。
ハチミツは「殺菌作用」があるといわれ、
喉の痛みを和らげる、やけど、虫刺されなどに
昔から使われています。



8月3日~6日:秋田竿燈まつり

多くの提灯を吊り下げた長い竹竿の
竿燈全体を稲穂に、吊り下げた提灯を米俵に見立て、
額・腰・肩などにのせ、五穀豊穣を祈る行事です。



8月5日~7日:山形花笠まつり

スゲ笠に赤い花飾りをつけた花笠を手にし、
「花笠音頭」にあわせて街を踊り練り歩く
山形市でお行われるお祭りです。

山形県内など数か所でも行われています。



8月6日:広島原爆の日

1945年(昭和20年)のこの日
広島に原爆が投下されて、
多くの犠牲者が出ました。

毎年この日には「平和記念式典」が
行われます。

原爆死没者の慰霊と共に、
原爆の悲惨さ伝承を考える日
にもなっています。



8月8日頃:立秋(りっしゅう)

(立秋の詳細はこちらからどうぞ)



8月9日:長崎原爆の日

1945年(昭和20年)のこの日
長崎に原爆が投下されました。

この日は、爆心地近くにある平和公園で
平和祈念式典が開かれ、
追悼の祈りがささげられます。
また、長崎市では世界平和を祈る
「ながさき平和の日」と定められています。



8月11日:山の日

2016年(平成28年)に施行されました。
山に親しみ、山の恩恵を感謝する日です。



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8月12日~15日:阿波おどり

お馴染みの
「踊る阿呆に見る阿呆、
同じあほなら踊らにゃ損損」の
はやし詞で威勢よく軽やかに舞うおどりは、
見ている方もついついおどりたくなります。

一説には約400年前、徳島城の築城を祝い
踊ったのが起源とされています。

毎年国内外から100万人以上の人が訪れる
日本有数の行事です。



8月13日~16日:お盆

(お盆の詳細はこちらからどうぞ)



8月15日:終戦記念日

1945年(昭和20年)のこの日、
日本における第二次世界大戦が終わりました。

この日の正午からラジオで放送された玉音放送により、
前日に決まったポツダム宣言の受諾と
日本の降伏が国民に公表された日です。
帝国政府が軍に武装放棄と
連合軍への投降命令を発し、
連合国側もそれを受け戦闘を止めました。



8月16日:京都五山送り火

(京都五山送り火の詳細はこちらからどうぞ)



8月19日:俳句の日

8(は)19(いく)日の語呂合わせで
1991年(平成3年)に制定されました。
俳句の楽しさ、奥深さなどを
知ってもらうことが目的です。

この日近辺に愛媛県松山市では
「俳句甲子園」が開催され、
各地の予選を勝ち抜いた高校生が
俳句で競います。



8月23日頃:処暑(しょしょ)

(処暑の詳細はこちらからどうぞ)



8月24日:地蔵盆

主に近畿地方で行う
年中行事です。
毎月24日はお地蔵様の縁日ですが、
8月24日はお盆と結び付いた特別な日です。

地域の繁栄や子供達の健やかな成長を
願います。



8月26日~27日:吉田の火祭り

北口本宮富士浅間神社と境内、
諏訪神社のお祭りで、
富士山が噴火しないように願う
「鎮火祭」ともいわれています。

大松明の炭は「火災除け」の
縁起物として保管されます。
かつては、この日が富士山の
閉山日でしたが、
現在は9月10日になっています。



8月25日頃~9月23日頃:
八朔(はっさく)


(八朔の詳細はこちらからどうぞ)


8月
打ち上げ花火

4、8月の幸運の神様



地蔵菩薩(じぞうぼさつ)


①お地蔵様として親しまれています。
人の救済を一手に引き受ける
万人の救い主です。


②ご利益:豊作、家内安全、無病息災など
人間だけでなく、水子や餓鬼にも手を
差しのべることから

・水子地蔵

・とげぬき地蔵

・咳き止め地蔵

・延命地蔵
など様々なお地蔵様があります。


③近畿地方では地蔵盆として
行事が行われます。





5、8月が旬の食べ物



(1)野菜類


①インゲン


②枝豆


③オクラ


④かぼちゃ


⑤里芋



(2)果物類


①イチジク


②梨


③ぶどう


④メロン


⑤桃



(3)魚介類


①太刀魚


②イワシ


③かんぱち


④アワビ


⑤昆布


8月
8月のイメージ

6、8月の花と花言葉



朝顔(あさがお):約束愛情
         白・あふれる喜び、固い絆
         青・短い愛、儚い恋
         紫・冷静


鷺草(さぎそう):発展、清純、繊細


時計草(とけいそう):聖なる愛、信仰


ほおずき:いつわり、不思議


向日葵(ひまわり):全般・あなただけを見る
             憧れ
          白・程よき恋愛
          紫・悲哀


桔梗(ききょう):全般・変わらぬ愛
         紫・気品
         白・清楚


百日紅(さるすべり):雄弁、愛嬌、不用意

7、8月の時候の挨拶



①晩夏の候


②暁夏(あかつきなつ)の候


③残暑の候


④暮夏(ぼか)の候


⑤秋暑(しゅうしょ)の候


⑥立秋のみぎり(頃)の候


⑦残暑お見舞い申し上げます。


⑧残暑が続いておりますが、
いかがお過ごしですか。


⑨立秋とは名ばかりの暑い日が
続いております。


⑩夕涼みを覚える頃となりました。


⑪朝夕の風に、秋の気配が感じられる
ようになりました。


⑫初秋の気配が漂う今日この頃。



8、おわりに


いかがでしたか?
8月について紹介しました。


8月は暑さとエアコンによる
冷えの繰り返しから自律神経が
乱れるといわれていますので、
自己管理を怠らないようにしたいものです。





最後まで読んで頂きありがとうございます。



参考書籍①:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
うつくしい日本の歳時と年中行事


参考書籍②:株式会社主婦と生活社発行
神さまがやどる暮らしのしきたり開運BOOK


参考書籍③:株式会社飛島新社発行
日本の365日を愛おしむ
季節を感じるくらしの暦


参考資料:ウィキペディア








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【大文字焼き(京都五山送り火)】の歴史や言われ、他地区も紹介!

京都

最終更新日 2023年8月11日




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1、はじめに


毎年8月16日午後8時、
京都の夜空に「日本最大級」と言われる
送り火が次々と点火されます。


これが一般的には「大文字焼き」
呼ばれる「京都五山の送り火」です。


実際に御覧になった方も
多いと思いますが、
壮大な「送り火」で
京都のお盆の最大のみどころです。


では何故?
このような行事が行われているのか
紹介します。


ぜひ参考にしてみて下さいね。

五山送り火
京都のお盆の最大のみどころ

2、大文字焼きの歴史


【大文字焼き】の起源には諸説あり
定かではありません。


「大文字」が灯される
如意ヶ嶽(にょいがたけ)の山麓には、
かつて浄土寺というお寺がありました。


このお寺が火事になった時に、
本尊の阿弥陀如来が
光明(こうみょう・明るい光)を
放ったという言い伝えがあります。


その後、各地で疫病が発生した時に
弘法大師(774年~835年)が
この言い伝えに倣って、
如意ヶ嶽の山腹に
「大」の字の形に護摩符を設け
行をしたのが、
「大文字」の由来だともされています。


「送り火」が燃えている時間は
約30分です。


その間は、「送り火」を眺めて
「悪鬼退散」を願い
先祖の霊を送り出すのが習わしです。





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3、大文字焼きの言い伝え


(1)「送り火」は神聖な火のため、
盃に汲んだ水や
お酒に「送り火」を映してから

飲み干すと
病気にならないと言われています。




(2)「送り火」で
燃やした松の消し炭は、
厄除けや疫病除けの

お守りにします。



(3)かつては、
消し炭を粉末状に砕いて
病封じのために服用する

習慣がありました。

4、送り火



(1)大文字(だいもんじ)

五山送り火
大文字



如意ヶ嶽で午後8時に点火。
「大」の字の
1画目の長さ:80m
2画目の長さ:160m
3画目の長さ:120m




(2)妙法(みょうほう)

五山送り火


五山送り火



「妙」は松ヶ崎西山で、
「法」は松ヶ崎東山で、
午後8時5分に点火。




(3)舟形(ふながた)

五山送り火



舟形万灯篭は、
西加茂の明見山(船山)で
午後8時10分に点火。




(4)左大文字(ひだりだいもんじ)

五山送り火



大北山で、
午後8時15分に点火。




(5)鳥居形(とりいがた)

鳥居形



北嵯峨の水尾山(曼荼羅山)で、
午後8時20分点火。



5、他地域の大文字焼き


(1)大文字祭り


①秋田県大館市・鳳凰山で
8月11日に行われます。


②火で神聖さを得て、
悪霊を焼き払い、
祖先の供養と
大館市が将来に向かい
大きく発展することを
祈願します。


詳細は大館市役所HP



(2)三毳山(みかもやま)大文字焼き


①栃木県佐野市・三毳山で
8月15日に行われます。


②1994年(平成6年)8月15日に、
小京都といわれる佐野市らしい行事を
ということで始まりました。


詳細は佐野市観光協会HP



(3)甲斐いちのみや大文字焼き


①山梨県笛吹市一宮町で
8月16日におこなわれます。


②江戸時代の「送り火」の
行事が復活。


詳細は笛吹観光ナビ




(4)箱根強羅夏祭り大文字焼き


①神奈川県足柄下郡箱根町で
8月16日に行われます。


②1921年(大正10年)より
先祖供養として行われています。
 

詳細は箱根強羅観光協会




(5)奈良大文字の送り火


①奈良県奈良市高円山(たかまどやま)で
8月15日に行われます。


②終戦記念日である8月15日に
行われる慰霊の火です。


詳細は奈良市観光協会



(6)福知山市丹波大文字


①京都市福知山市姫髪山(ひめがみやま)で
8月16日に行われます。


詳細は京都ガイドHP



(7)大文字の送り火(高知県四万十市)


①四万十市間埼地区で旧暦
7月16日に行われます。


②間埼地区のお盆行事です。


詳細は四万十市観光協会HP





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6、おわりに


いかがでしたか?
【大文字焼き(京都五山送り火)】
他地区の「大文字焼き」
紹介しました。


どこも壮大な行事なので、
ぜひ「生」で見てみたいものですね。



最後まで読んで頂きありがとうございます。



参考書籍①:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
うつくしい日本の歳時と年中行事



参考書籍②:株式会社主婦と生活社発行
神さまがやどる暮らしのしきたり開運BOOK



参考書籍③:株式会社飛島新社発行
日本の365日を愛おしむ
季節を感じるくらしの暦



参考資料:ウィキペディア

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【処暑】とは?【三つの候とこの時期に注意すること】を紹介

処暑

最終更新日 2024年2月2日




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1、はじめに



【処暑】「二十四節気」の一つで
毎年8月23日頃になります。


例年この頃は、
真夏日になる日もありますが、
暑さも峠を越えて、
朝晩には涼しい風が
吹き始める頃です。


今回は【処暑】の紹介をします。
ぜひ参考にしてみて下さいね。


2023年の処暑は、
8月23日(水)です。


夏もみじ
夏もみじ

2、処暑の意味



【処暑】
「暑さが和らぐ」という意味で、
日中はまだ暑い日は続きますが、
朝晩は、
秋の気配を感じ始める頃です。


「夏至」の頃と比べると、
約40分、日の入りが早くなり、
「日の短さ」を感じるようになります。


夜になると
コオロギ、鈴虫などの秋の虫
声が聞こえるようになります。


野や山ではすすきや
萩などが咲き始め、
秋の気配を感じられるようになります。


学生の方は「夏休み」の終盤で、
宿題に追われる方や、
夏の最後の思いで作りにと
何かと忙しい頃ではないでしょうか。

秋の虫の鳴き声

①コオロギ:ジリリ、ジリリ


②鈴虫:リーン、リーン


③キリギリス:チョンギース、チョンギース


④まつ虫:チリリリリ


⑤くつわ虫:ガチャ、ガチャ



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3、処暑の三つの候


【処暑】は8月23日頃ですが、
次の節気の「白露(はくろ)」までの15日間を
表す場合もあります。


この約15日間を
約5日ごとに三つの候(こう・時期)に分け
気象や動植物の変化を短い言葉で
表したものを
七十二候と言います。


三つの候は

①初候(しょこう)

②次候(じこう)


③末候(まっこう)

になります。


また、変化を表す言葉は
中国伝来のものもありますが、
伝来後に日本風に
変化したものもあります。


【処暑】の三つの候は以下になります。


①初候:8月23日頃~27日頃

この時期を表す言葉:
綿柎開(わたのはなしべひらく)

綿の花」
綿の花



意味:綿を包むがくが開き始める頃。
柎(うてな)は花のがくのことです。
がくが開き始めると中から

ふわふわの綿毛が飛び出し
収穫時期を迎えます。





②次候:8月28日頃~9月2日頃

この時期を表す言葉:
天地始粛(てんちはじめてさむし)

秋の空
秋を感じるイメージ



意味:暑さがおさまり始める頃。
粛(しゅく)は、縮む、
しずまるという意味です。
日中は夏の暑さでも、
吹く風に秋を感じる頃です。

秋雨前線もやって来る頃です。




③末候:9月3日頃~7日頃

この時期を表す言葉:
禾乃登(こくものすなわちみのる)

稲穂
稲穂



意味:いよいよ稲が実り、穂を垂らす頃。
禾(のぎ)は稲穂が実ったところを
表した象形文字です。

稲穂がこぼれるように実り
色づく頃です。
台風が多い時期でもあります。




4、処暑の頃に注意すること


この時期には「二百十日」
「防災の日」があり、
正に台風シーズンで、
農家では農作物が被害にあわないように
細心の注意を払う時期です。


また夏バテや食中毒にも
注意が必要な時期です。


健康管理には
十分注意しなければいけない時期です。





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5、おわりに


いかがでしたか?
【処暑】の紹介をしました。


この時期は「夏から秋」への
季節の移り変わりを感じる時期で
徐々に過ごしやすくなりますが、
紹介しましたように
注意することも多いので
気を抜かずに生活したいものですね。




最後まで読んで頂きありがとうございます。



参考書籍①:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
うつくしい日本の歳時と年中行事



参考書籍②:株式会社講談社発行
図解 日本人なら知っておきたい
しきたり大全



参考資料:ウィキペディア

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お盆の【時期、お供え、習わしや盆踊り】について紹介!

お盆

最終更新日 2023年8月10日



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1、はじめに


【お盆】は正式には
盂蘭盆会(うらぼんえ)」とか
精霊会(しょうりょうえ)」と
言います。


先祖の霊を自分の家にお迎えし、
供養する行事です。


盂蘭盆会」は仏教で
古くから伝承されている話が
由来とされています。


「お釈迦様」の十大弟子のひとりで
「目健連(もくけんれん)」
という神通力の持ち主が
「地獄で苦しんでいる母親を助けたい」と
「お釈迦様」に相談しました。


「お釈迦様」からは
「僧侶達の修行が明ける
7月15日に供養しなさい」
との答えがありました。


この話のように
「地獄で苦しんでいる死者」を
供養して救うという仏教の風習と
日本古来の「祖先の霊を敬う」行事が
結びついたのが【お盆】
ルーツとされています。


その【お盆】には
一体何をするのでしょうか。


私の毎年の経験や
一般的に行われている
「お盆の習わし・行事」を紹介します。


ぜひ参考にして下さい。



精霊馬と精霊牛
精霊馬と精霊牛

2、お盆の時期とお供え物



(1)【お盆】
本来7月13日~7月16日ですが

「1か月遅れ(月遅れ)」

8月13日~8月16日で
行う事が多いようです。


その理由は「お供えの花」や
「食べ物」が
時期的間に合わす事が難しく、
農作業の関係も
うまく合わす事が出来ないからです。


また、
8月に行う方が「季節感」も合います。


このようなことから
「夏」の大型連休も
8月13日~8月16日の【お盆】
合わせて休む場合が
多くなっています。



(2)お盆のお供え物


①お供え物(初盆の場合も)

・線香・ローソク

・花

・果物

・お菓子
が一般的です。


②お供えの表書き

・御供物

・供物が一般的です。

・名前は姓のみでも大丈夫です。

・同姓が多い場合は、フルネーム

・墨は薄墨でなくても良いです。





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3、お盆の習わし


【お盆】は先祖の霊を自分の家にお迎えし、
供養する行事ですが、
お迎えする前の準備として



(1)8月13日以前にお墓と仏壇の掃除を
普段より丁寧に行います。



(2)8月13日の朝、
仏壇の前に小さなテーブルなどで
盆棚(ぼんだな)」という
先祖をお迎えする食膳を
用意します。


①真菰(まこも)で作ったござを
盆棚」に敷きます。


②「盆棚」の上に、
「野菜、果物、団子、うどん、
素麺、お菓子」などをお供えします。


③きゅうりとなすに
芋殻(いもがら)」の足を付けて
先祖の乗り物を作り
盆棚」にお供えします。



(きゅうりは精霊馬と言われ、
馬のように素早く帰って来るように
お供えします)

(なすは精霊牛と言われ、
牛のようにのんびりと帰って
貰えるようにお供えします)



④盆花として昔から、桔梗、
山百合、ほおずき、みそはぎ
などを供えます。


【お盆】の間中は
「精進料理」をお供えし、
水、お茶、ご飯は1日3回お供えします。


【お盆】の間中は朝と夕方
お参りをします。

果物のお供え





(3)8月13日の夕方に
お墓参り」に行き、お供えし、
迎え火」をたき、お参りします。



(4)お墓参り」から帰ったら
戻ってくる先祖が迷わないように家の前で
迎え火」を焚きます。



(5)「送り火」
私の住んでいる地域では8月15日に
「送り火」を焚き、先祖が帰る足元を照らします。
(8月16日に行う地域もあります。)


京都五山の送り火はこちらからどうぞ



(6)精霊流し
私の住んでいる地域では「送り火」を焚いた後
19時から近所の川で行われる
精霊流し」に行きます。

スーパーなどで惣菜を入れる発泡スチロールに
ろうそくに火を灯した物を流します。

最近では、
残念ながら河川の汚染防止のため
20m位流して回収されます。



(7)初盆(新盆)

①初盆(はつぼん)とは、
故人の四十九日の法要を
過ぎてから初めて迎えるお盆の事です。
新盆(にいぼん)などとも呼ばれます。


②初盆にはお寺で法要を行う場合が多く、
事前準備が必要なので、
お寺との連絡をよく取って
確認することが必要です。


③また、
初盆を迎える家では提灯や灯篭を
掲げます。

これは、一般的には故人との関係が
近い人が準備します。



お墓参り
お墓参り

4、盆踊り


【お盆】のお楽しみ行事と言えば
盆踊り」です。


私が子供の頃は、
神社、保育園、小学校、公園など
近所のあちこちで8月1日頃から
盆踊り」が行われて
太鼓の音がよく聞こえてきましたが
最近は「盆踊り」を
行う場所が少なく寂しい思いです。


盆踊り」のルーツは、
鎌倉時代に
一遍上人(いっぺんしょうにん)」が
広めた「念仏踊り」だと言われています。


さらに室町時代から
江戸時代にかけて庶民の間で
流行った踊りと結びつき
【お盆】の行事になりました。


盆踊り」は【お盆】に帰って来た
「精霊」を慰めると共に一緒に踊り、
交歓して送り出す事が目的で
生きている人にとっては
先祖への感謝と厄払いの意味があります。






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5、おわりに


前節でも紹介しましたが、
私の子供の頃の【お盆】と言えば
盆踊り」です。


近所のあちこちで行われていましたが
一番規模の大きかった小学校で踊りました。


踊る楽しみもありましたが、
お菓子、アイス、ジュースを
貰えるのが楽しみでした。


盆踊り」以外の思い出には
母親の実家に
行った時の事があります。


お墓参り」が夜で
田舎のため周りが真っ暗で
「恐怖」を感じた思い出があります。


「恐怖」と言えば
【お盆】には必ずテレビで
「怪談物」が放送され
「恐怖」を感じた思い出があります。


また私の祖母が海辺の育ちで
【お盆】に海に入ると
「何者かに」足を引っ張られて
海の底に連れていかれると
よく言っていました。


このような思い出と共に
【お盆】には
先祖が帰って来ているということで、
先祖のこともわからないなりに
考えていました。


それが年を重ねるうちに、
祖先に感謝し供養する
思いが強くなってきました。


そこで祖先に
より良い供養が出来ればと思い
【お盆】について紹介しました。


ぜひお役立て下さい。




最後までお読みいただき有難うございます。



参考書籍:PHP研究所発行
知れば納得!
暮らしを楽しむ12ヶ月のしきたり



参考資料:Wikipedia


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立秋とは?【三つの候、この時期の行事、旬な物】を紹介

最終更新日 2023年7月30日



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1、はじめに


【立秋(りっしゅう)
「二十四節気」の一つで
毎年8月8日頃になります。


1年で最も暑い時期の「夏の土用」が過ぎ
「秋が立つ日」です。
つまり秋が始まる日のことです。


しかし、
例年【立秋】の8月8日頃を過ぎても
まだまだ暑い日が続きますし
シーズンの最高気温を
記録する年もあります。


暑い日が続いている中で
「秋」と聞くと何となく
「涼しさ」を感じ
「ほっ」とできます。


そんな【立秋】について紹介します。


ぜひ「話題のタネ」にして下さい。




2023年の立秋は、
8月8日(火)です。



青空ととんぼ

2、立秋とは


【立秋】「二十四節気」

「夏至(げし)=6月21日頃

「秋分(しゅうぶん)=9月23日頃

間になります。


「旧暦」では【立秋】から

「立冬(りっとう)=11月7日頃

前日までを「秋」としています。


秋とは名ばかりで、厳しい暑さが続き、
実際に涼しくなるのは、
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように
「秋の彼岸(秋分)」頃からです。

3、立秋の三つの候


【立秋】は8月8日ころですが、
次の「二十四節気」

処暑(しょしょ)=8月23日頃

までには約15日間あります。


この約15日間を【立秋】
呼ぶ場合があります。

この約15日間を
約5日ごとに三つの候(こう・時期)に分け
気象や動植物の変化を短い言葉で表したものを
七十二候と言います。


三つの候は


①初候(しょこう)


②次候(じこう)



③末候(まっこう)


になります。

また、変化を表す言葉は
中国伝来のものもありますが、
伝来後に日本風に変化したものもあります。



【立秋】の3つの候は以下になります。



①初候:8月8日頃~12日頃

この時期を表す言葉:
涼風至(すずかぜいたる)

涼しい風のイメージ



意味:涼しい風が吹き始める頃。
まだ暑いこの時期、時折吹く涼風が
秋の訪れを感じさせませます。





②次候:8月13日頃~17日頃

この時期を表す言葉:
寒蝉鳴(ひぐらしなく)

ひぐらし



意味:カナカナと甲高くひぐらしが
鳴き始める頃。
暑さも収まる夕暮れ時に聞く
虫の声は清涼感があります。





③末候:8月18日頃~22日頃

この時期を表す言葉:
蒙霧升降(ふかききりまとう)

深い霧
深い霧



意味:少しずつ秋が深まり、
深い霧がまとわりつくように、
立ち込める頃。
秋は「霧」、春は「霞(かすみ)」
になります。






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4、立秋の頃の行事


【立秋】の間は各地で伝統的な行事が
行われます。


納涼の花火大会や
お盆が期間中にあることから

「盆踊り」に関係する行事があります。


【立秋】の間の主な伝統行事は
以下の通りです。


①仙台七夕まつり:8月6日から8月8日。
江戸時代の伊達政宗の頃からはじまり、
七夕飾りの出来栄えを競う
日本一の七夕まつりと言われています。


②高知よさこい祭り:8月9日から8月12日。
鳴子を持って踊り、よさこい節の入った
創作であれば
誰でも自由に参加できます。


③阿波踊り:8月12日から8月15日。
徳島城の築城祝いが始まりと言われ、
「踊る阿呆に見る阿呆、
同じ阿保なら踊らにゃ損損」
と賑やかなはやし文句で有名です。


④郡上踊り:7月中旬から9月上旬。
特に8月13日から8月16日の4日間は
夜を徹して踊る「徹夜踊り」が有名です。


五山送り火:8月16日。

かつては「大文字焼き」と呼ばれていました。
・大文字山:
・万灯籠山:
・大黒天山:
・妙見山:舟の形
・左大文字山:左の大
・曼荼羅山:鳥居の形
に次々に点火されます。

京都の夜空にくっきり浮かび上がる
「送り火」は壮大です。


以上一度は現地で体験したい
伝統行事ですね。

8月
8月のイメージ

5、立秋が旬な物


(1)野菜


①ナス


②オクラ


③新ショウガ



(2)果物


①スイカ


②桃


③梨



(3)魚類


①スズキ


②マゴチ


③車エビ



(4)植物


①朝顔


②ヒマワリ


③百日紅



(12ヶ月の代表的な花と花言葉はこちらからどうぞ)

以上「旬」を楽しみましょう。

6、おわりに


【立秋】の日からすぐに
「秋」の気配を感じることは、
あまりありませんが、
確実に変わることは

「暑中見舞い」「残暑見舞い」

なることです。


くれぐれも間違いのないように
注意しましょう。


夏の盛りを過ぎたとはいえ、
まだ「残暑」は続きます。


油断せず「熱中症」には特に注意して
夏バテをしないように
これから迎える「秋」を楽しみにして
「残暑」を乗り切りましょう。






最後までお読みいただき有難うございます。


参考資料:ウィキペディア


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