大晦日とは【年越しそば、除夜の鐘、大祓】について紹介!

最終更新日 2023年11月12日



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毎年【大晦日】
どのようにお過ごしですか?


私の【大晦日】は、夜「すきやき」を食べ、
「紅白歌合戦」を見ながら
「年越しそば」食べ、
年越しのテレビ番組を見て
「眠りにつく」ことが
毎年の恒例となっています。


【大晦日】の夜から年明けの瞬間までの、
「ゆく年に対する寂しさ」と
「来る年に対する期待感」
が複雑に頭をめぐり、
「何とも言えない気持ち」に毎年なります。


このような「不思議な気持ち」になるのは
一年に1度【大晦日】だけです。


だから私は【大晦日】が好きです。


このような【大晦日】について紹介します。


最後まで読んでいただき
「話題のタネ」の一つにして下さい。

大晦日・焚き上げ
大晦日の焚き上げ


1月から11月の最終日を
晦日(みそか)といいます。


1年で最後の晦日である
12月31日は【大晦日】といいます。


【大晦日】は、
年越し、
年取り、
大つもごりなど
と言われています。


年越しとは、
文字通り「ゆく年」から「来る年」で
「年を越す」
ことです。


年取りとは、
昔は年齢を「かぞえ年」で数えていました。


「かぞえ年」は、
1月1日に一つ「年を取る」からです。


大つもごりは、
月末のことを「つもごり」
と言っていました。


そこから1年で最後の日を
大つもごりとも呼ばれます。


昔は、
「1日の始まりが日没で1日の終わりが日没
とされていました。


そこから【大晦日】日没から
元旦が始まる
ことになっていました。


新年に、を持って来てくれるという
年神様を迎える大切な日で、
一晩中寝ないで年神様
迎えるようにしていました。

年越しそば
年越しそば


毎年【大晦日】のテレビなどのニュースで、
「そば屋」「年越しそば」
食べているシーンが紹介されますが、
【大晦日】
何故「年越しそば」を食べるのでしょうか?


一般的には【大晦日】の夜に
「そば」を食べて「年を越す」
いう習わしがあるからです。


「年越しそば」「そば」の種類や
「具」の種類には、
特に決まりはありません。


また「そば」でなく「うどん」
食べる所もあります。


昔から「年越しそば」は、
食べ残したり、
年を越してからたべるのは
縁起が悪いとされています。


「年越しそば」を食べるようになったのは、
一般的には「江戸時代中頃」
されています。


それ以前は、
金箔を扱う職人が飛び散った
金箔を集めるために
そば粉で作った団子で金箔を
集めていたため、
「そばは金が集まる」とされ、
そば団子を食べていました。


それが団子から麺になったのは、
【大晦日】で忙しい商売人の家では、
昼間に食事をとる時間がなく
夜遅くになりようやく、
食べる時間ができたました。


そんな時、
手っ取り早く作って食べることができる
「そば」を食べたのが始まり
といわれています。


その後、「年越しそば」
食べるようになった理由には、
諸説ありますが「そば」は、
細くて長いので「寿命」「家」
伸びる
とか、

「そば」は切れやすいので、
この1年の「災難」を断ち切る
とも言われています。


また「そばの実」「生命力」
強さにあやかろうと言う説もあります。


薬味のネギは、
疲れをねぎらう意味の「労ぐ(ねぐ)」
祈る意味の「祈ぐ(ねぐ)」
神職の「禰宜(ねぎ)」などの語呂合わせと
いわれています。

そばとその栄養について:
そばは本来植物の名前です。
一般に食べられているのは
「そば切り」といいます。

そば粉をこねて、ゆでて食べる

「そばがき」から進化した
食べ物で、こねたそば粉を薄く延ばして、
包丁で細く切ることからついた名前で、
それを略して「そば」と言われています。

また「そば」には多くの栄養素があります。
蛋白質、食物繊維、ビタミンB1,ビタミンB2、ルチンなどが
含めれていて、
疲労回復、皮膚を健康に保つ、高血圧予防などに良い
と言われています。


お寺の鐘
お寺の鐘


毎年、テレビなどの
「年末から年始」にかけての番組で、
全国各地の寺院などで
「除夜の鐘」をつくのが紹介されます。


聞いていて、
何とも言えない厳かな
雰囲気があります。

除夜とは:大晦日のことを「旧年を取り除く日」
ということで「徐日」とも言います。
「徐日」の夜なので「除夜」と言います。

「除夜に」つく鐘なので「除夜の鐘」と言います。



この「除夜の鐘」は、
よく言われていますが、
人間の心を惑わす「罪悪」「欲」などを
一つ一つ消す
ことができるように
つかれているといわれています。


「除夜の鐘」「平安時代」
中国から伝わったと言われ、
宮中において、
鬼を追い払うための行事として
行われていました。


その後「寺院」などにおいて、
「人間の心身を苦しめる事を消すため」
「悪事を働いたことを消すため」

「鐘」がつかれるように
なりました。


「除夜の鐘」は108回つかれますが、
よく言われているように
人間には「108の煩悩や罪業」あり
「鐘」をつくことにより
それを取り除くことができると
言われています。


108の煩悩や罪業とは:人間には、
「眼、耳、鼻、舌、身、意」の六根(6器官)が
あります。
それぞれが「好、平、悪」の3つの感覚を生じさせます。
ここで6×3=18の煩悩が発生します。
その煩悩には、それぞれに「浄、染」の2つがあり、
さらにそれぞれに「現在、過去、未来」の3つがあるので、
18×2×3=108となります。



また、108は1年を表す数字という
説があります。


それは、
十二ケ月、「二十四節気」 、七十二候という
数字をたすと、
12+24+72=108となるからです。


「除夜の鐘」は新年を前につき始め、
その年中に「107回」つき
残りの「1回」は、
年が明けてから
つくとされています。


これには、新しい年に
「煩悩に惑わされないため」
という意味があるそうです。






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大祓は6月30日に
夏越しの祓い(なごしのはらい)

12月31日に、
半年の間に犯した罪や穢れを
祓うために行う儀式です。


事前に「半紙」で作った
「人形」が配られます。


これに自分の「名前・生年月日」を記入し
自分の体を撫でて息を吹きかけ
「穢れや罪」を人形に移します。


この人形を神社などへ持って行き
清めてもらいます。


神社などでは
「お祓い」「祝詞」上げ神事を
行います。


その後、人形を川や海に流したり
火の中に投じて「穢れや罪」を清めます。


12月31日の「大祓」は、
「年越祓」、
「師走の大祓」などといい、
奈良時代から受け継がれています。






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かつての【大晦日】は、
家族全員がそろって過ごしたと
言われています。


最近の【大晦日】の過ごし方は、
多様化しています。


年末年始の休みを利用して、
旅行に出かけたり、
年末年始を通して営業している
営業施設に出かけたり、
カウントダウンに出かけたりして、
家族全員が揃う事が、
難しくなっています。


しかし、
1年最後の【大晦日】だからこそ、
家族全員揃って今年1年を振り返り
【大晦日】の伝統行事を行う事が
大切ではないでしょうか。




最後まで読んで頂きありがとうございます。














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