最終更新日 2024年7月15日
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1、はじめに
【認知症】が進んでいる叔母に、
一日でも早く「施設」に
入所してもらいたいと、
奮戦していましたが、
本人が入所を拒否してなかなか
前へ進みませんでした。
そこでケアマネジャーの経験から、
アドバイスをしてもらいました。
①入所を拒否する理由をしっかり聞く
拒否する理由:
住み慣れた家を離れたくない、
老人ばかりが嫌。
②拒否する理由を取り除く
:デイサービスの利用を増やし、
団体生活に慣れるようにする。
③心の変化を待つ
:ケアマネジャーから、
独り暮らしの危険性を話してもらう。
④ショートステイ、体験入所をする
:ショートステイを繰り返すうちに、
施設の環境に慣れるようにする。
以上の方法で話を進めた結果、
ショートステイや
7泊8日の体験入所までは、
多少問題はありますが、
できるようになりました。
*デイサービスとは:
要介護認定を受けた人が、
自宅での生活を続けていけるように、
機能訓練をしたり、入浴をしたり、
食事をしたり、
レクリエーションをしたりして、
身体機能の維持向上をする所です。
*ショートステイとは:
在宅介護中の人の身体、
症状に合わせて、
介護する人の負担の軽減や、
一時的に在宅介護が出来なくなった時に、
短期間、施設に入所して、
日常生活の援助を受ける事が
できる所です。
65歳以上の「要支援」「要介護」の認定を
受けた人が利用出来
![介護士](https://sirotaka.com/wp-content/uploads/2023/05/88f53b838d47e4fe2a7a277489609144.jpeg)
2、施設入所を待つ
2019年12月28日~
2020年1月4日まで、
「指定短期入所生活介護事業所」で
入所体験をしました。
*指定短期入所生活介護事業所とは:
介護保険法令に従い、
利用者が出来る限り自立した生活を
送ることが出来るように、
支援することを目的としています。
利用者が日常生活を送ることに必要な
居室や共同施設等を使用し、
短気入所生活介護を受ける事が
出来る施設です。
1泊2日のショートステイには
慣れてきていましたが、
7泊8日と長いので、
途中で「帰りたい」と言い出さないか
心配でした。
毎晩「介護施設」から
「迎えに来てください」と
連絡が入るのではないかと
心配ばかりしていました。
結果、7泊8日の入所体験が
無事に終わりました。
ただ、2日目までは夜になると
「家に帰りたい」と言ったそうです。
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3、施設入所
7泊8日の入所体験後も、
1泊2日のショートステイは続け、
入所可能な施設をケアマネジャーに
探してもらいました。
その後、
2月6日に「介護老人保健施設」に
入所することが決まりました。
入所前に2回、契約書の作成、
施設内見学、
施設のルール確認のため、
私だけで、施設に行っています。
*介護老人保健施設とは:
介護を必要とする高齢者の自立を支援し、
自宅への復帰を目指すために、
医師の管理下、看護・介護などのケアや、
リハビリ、栄養管理、食事、
入浴などのサービスを行う施設です。
施設を退所した後、
自宅で無理なく過ごすことが
できるように支援する施設です。
また、繰り返し入所できる施設です。
【認知症】の人の場合、
グループホームへの入居待ちの間に、
施設の集団生活に慣れるため、
また現在の身体状態を維持するため、
生活リズムを整えるために
入所する施設です。
利用できるのは、要介護1~5の人。
要介護の認定がなくても
リハビリを必要とする人です。
「介護老人保健施設」に入所する日は、
ケアマネジャー、デイサービスの責任者、
ヘルパーが準備を手伝ってくれました。
私たちが準備をしている時に、
「どこに行くのだろう?」
「何をするのだろう?」と
叔母は不安そうでした。
施設には、経営母体が違いますが、
ケアマネジャーが一緒に
行ってくれました。
![](https://sirotaka.com/wp-content/uploads/2022/12/老人ホーム2.jpeg)
施設に着くと、
ケアマネジャーから叔母に
「健康診断」のために来たと
伝えました。
叔母とケアマネジャーが
休憩場所で休んでいる間に、
部屋に荷物を置き、
入所の事務手続きを行いました。
その後、叔母と私は一緒に
「施設長」の内科医の
話を聞きました。
主に治療が必要になった場合の話で、
内科的な病気以外は
「他の病院へ連れて行く必要がある」と
言われました。
終了後、
叔母に「私が帰り、叔母は残る」ことを
伝えましたが、
「一緒に帰る」とも言われずに、
すんなり施設を出ることができました。
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4、おわりに
「介護老人保健施設」には、
自分が考えていたほどの障害もなく、
順調に入所できました。
叔母が「家に帰りたい」と
言い出すのが心配で
1か月位は「面会」を
やめるつもりでいましたが、
「新型コロナウイルス」の影響で、
面会が一切できなくなってしまいました。
その後、施設の生活にも少しづつ慣れて、
グループホームの空きを
待つことになりました。
最後まで読んで頂き有難うございます。
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