【山開き・川開き】とは?意味をよく知り「夏」を楽しみましょう!

最終更新日 2020年5月25日

目次
1、はじめに
2、山開き
3、川開き
4、おわりに

1、はじめに

夏のレジャーと言えば
何と言っても「山・川・海」です。

その中で【山開き・川開き】
について紹介します。

毎年7月1日頃「日本各地」で
「山や川」での遊びが解禁する
【山開き・川開き】が行われます。

それぞれ「どんな意味」や「歴史」
があるのかを知り
「山や川」で夏のレジャーを楽しみましょう。

2、山開き

【山開き】と言えば何と言っても
「富士山」です。

「富士山」【山開き】は毎年7月1日ですので
【山開き】「夏」の行事のようですが
3月~6月の間にも多くの山で【山開き】
行われます。

日本の「山」は、昔から「神霊」が宿るとされて
「山」を崇める「山岳信仰」が盛んに行われてきました。

そのため「神仏」がまつられている「山」には、
山伏(やまぶし=山野で修行する僧)や
行者(ぎょうじゃ=仏道を修行する人)しか
入山できませんでした。

それを春~夏の一定期間は禁が解かれ
一般の人も入山できるようにしました。

「山開き」は一般の人に「登山」「入山」
許可する日で「開山祭」が行われ
一般の登山客の「安全」を祈願する「神事」
行われます。

「富士山」【山開き】では
白装束
(しろしょうぞく=修験者などが着る白ずくめの服装)に
金剛杖
(こんごうづえ=登山・巡礼者が持つ白木の杖)を
持った人々が「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と
唱えながら「山」に登ります。

「六根清浄」とは
①眼(根):視覚
②耳(根):聴覚
③鼻(根):嗅覚
④舌(根):味覚
⑤身(根):触覚
⑥意(根):意識
の6器官を清らかにすることです。

「山」に登る時に「六根清浄」と唱えるのは
「山」の自然と一体になり
日常の生活で汚れた「六根」を清らかにし
「心を無」にすると言う意味合いがあります。

「どっこいしょ」とは「六根清浄」
変化したものだと言われています。

【山開き】の起源は江戸時代で
一般の人に「山岳信仰」としての
登山が許されるようになりました。

その頃から「富士山・人気」は絶大でしたが
簡単に行けません。

そこで富士吉田の本殿から
「神様を分けて祀る」ことをして
小さな「山」を人工的に作り
そこに小さな「浅間神社」を建てて
「富士山詣」の代わりにしていました。

【山開き】があれば「閉める」日もあります。
それを「山終い」と言います。

「開山祭」とは逆の「閉山祭」が行われ
「今年の安全御礼」「来年の安全祈願」
されます。

3、川開き

【川開き】とは「川での納涼」
解禁される日で
毎年7月1日になります。

特に江戸時代の「隅田川」では
旧暦の5月28日~8月28日
までの3か月間は「納涼期間」と決められていました。

(旧暦の詳細はこちらからどうぞ)

【川開き】の始まりは
1733年に「大飢饉」「疫病」による死者の
供養と疫病退散を祈願して「水神祭」
行ったのが始まりです。

その時に余興として打ち上げ花火を
献上したことが人気となり
現在まで続く花火大会のルーツになっています。

写真素材素材【写真AC】



4、おわりに

【山開き・川開き】と聞くと
夏のレジャーの始まりというイメージがあり
心がウキウキします。

【山開き・川開き】は現在では
娯楽的要素が強いのですが
元々は「安全・無事」を願う「神事」から始まった
「神聖」な日です。

現在でも「山や川」での一般の人の事故がよくあります。
昔の人が「山や川」「神聖視」した思いを
「山や川」でのレジャーの前に思い出し
「安全・無事」を考え【山開き・川開き】
楽しんでください。

最後までお読みいただき有難うございます。

参考書籍:PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ12ケ月のしきたり

参考資料:Wikipedia


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