中日ドラゴンズ名選手列伝【爽やかな安打製造機・田尾安志】

最終更新日 2024年9月1日



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私の記憶している
【中日ドラゴンズ】の選手の中で、
女性に一番人気があったのは、
甘いマスクと実直な性格の
【田尾安志】だったと思います。


もちろん、その性格から
男性ファンからも人気が絶大でした。


そんな【田尾安志】ですが、
「安打製造機」と呼ばれるくらい
野球でも、
一流の打撃成績を残しました。


今回は【田尾安志】の紹介をします。
ぜひ最後まで読んで下さい。


野球
愛工大名電出身の「イチロー」
中日ファンで【田尾安志】を尊敬し、
バッティングフォームを
真似していたといわれています


【田尾安志】の打撃の特徴は、
構えに入るまでに「バット」
大きく円を描くようにぐるぐる回し、
「ピタッ」と構えに入る独特の
バッティングフォームから
繰り出すヒットでした。


ライト、センター、レフトと
広角に安打を繰り出すことから
「安打製造機」ともいわれて
いました。


愛工大名電出身の「イチロー」
中日ファンで【田尾安志】を尊敬し、
バッティングフォームを
真似していたといわれています。


ドラフト会議で【中日】
【田尾安志】の交渉権を獲得した時に、
他球団から【中日】
「この先10年は外野手の心配がいらない」
といわれましたが、
入団当初は、不遇でした。


それは
当時の監督・与那嶺要
(よなみねかなめ)」が
【田尾安志】のことを
右のアンダースロー用の「代打」
としか考えていなかったからです。


したがって、先発出場もなく
「代打」での出番もないことから
業を煮やして、
自ら二軍行きを申し出ました。


この二軍での経験が生きて、
後半戦に一軍に復帰すると
先発出場するようになり、
結果「新人王」
獲得することになりました。


その後は「4年連続打率・3割」
「3年連続・最多安打」など
「安打製造機」と言われる所以の
活躍をしました。







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1982年(昭和57年)10月18日
横浜球場の大洋対中日の
シーズン最終戦での出来事です。


この時点で首位打者の
大洋・長崎啓二の打率.351を
1厘差で【田尾安志】
追いかけていました。


この試合、
長崎啓二はスタメンから外れ
【田尾安志】にヒットが出れば
出場する予定でした。


この首位打者争い以上に、
注目を集めていたのは、
優勝争いです。


この試合の前の時点で、
全日程を終えた巨人と中日は
ゲーム差なしで並んでいて、
中日が勝つか引き分けで優勝という
大事な試合でした。


この試合で1番スタメンの
【田尾安志】
長崎啓二に首位打者を
獲らせるための大洋の作戦で、
初回からいきなり敬遠され、
5打席すべて敬遠となりました。


5打席目には、敬遠のボールを
2球空振りし抵抗をみせました。


この試合は、5回も敬遠でチャンスを
貰った中日が勝ち優勝を決めました。


その後、この5打席連続敬遠
大きな物議を巻き起こしました。


野球
この5打席連続敬遠
大きな物議を巻き起こしました


1982年首位打者を逃した
【田尾安志】は、
その後も連続で3割を打ち
チームをけん引してきました。


そんなチームリーダーが突然
西武ライオンズにトレード
出されることになりました。


突然の話しでショックが大きく、
トレード反対の署名運動も
起きましが結局、
杉本正、大石友好とのトレードは
成立してしまいました。


このトレードは、
選手会長だった【田尾安志】
選手のためを思って提言したこと
球団幹部に煙たがれたからと
言われています。


この時【田尾安志】は、
家を新築したばかりで
さぞかし大変なこと
だったのだろうと思いました。


また、このトレード話しの
インタビュー中に
【田尾安志】が流した大粒の涙
印象的で
今も鮮明に私の記憶にあり、
悲しい思い出の一つになっています。


その年のオープン戦で、
ナゴヤ球場に西武の選手として
やって来た時の「中日ファン」からの
大声援と応援歌には
溜飲が下がる思いでした。







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いかがでしたか?
【田尾安志】の紹介をしました。


【田尾安志】は本当に中日ファンから
愛されていました。


だからこそ、西武へのトレードは
悲しく、残念な出来事でした。


そんな【田尾安志】も間違いなく、
中日ドラゴンズの選手として
記憶に残る名選手です。







最後まで読んで頂きありがとうございます。



参考資料:ウィキペディア

















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