最終更新日 2023年5月31日
目次
1、はじめに
2、一が入った四字熟語
3、おわりに
1、はじめに
数字の「一」を使った【四字熟語】が思い出せない。
意味や使い方、読み方を忘れた、解らない。
このような経験はありませんか。
また、数字の「一」を使った【四字熟語】には
どんなものがあるのか知りたい。
そんな時に、少しでもお役に立てればと思い
以下に紹介します。
ぜひ最後まで読んで頂き「話題のタネ」に
して頂ければ幸いです。
2、一が入った四字熟語
一意専心(いちいせんしん)
意味:他のことに心を動かさず、
一つのことに心を集中する。
例:自己紹介などで「この会社で一意専心仕事に取り組みます。」
一衣帯水(いちいたいすい)
意味:帯のように細長い川や海に隔てられていること。
両者の間に一筋の細い川や海の狭い隔たりがあるだけで、
きわめて近い関係のこと。
例:会社などで問題が発生した時に、
同じ会社で部署が違う間でも、
「一衣帯水なので助け合って問題に取り組もう。」
一言居士(いちげんこじ)
意味:何事にも一言、口を挟まなければ気が済まない人。
(一言多いのではなく、しっかりした自分の意見を持つ)
例:「あの人は一言居士だから」
一日三秋(いちじつさんしゅう)
意味:たった一日顔をあわさなかっただけで、
三年も過ぎたような気がする。
それほどに相手に対する思いが深いこと。
例:お盆や年末年始の帰省などで
「一日三秋の思いで子供や孫を待つ」
一日千秋(いちじつせんんしゅう)
意味:ある物事や人に対して、1日が1000日に
思われるほど待ちこがれること
例:相手から何かしらの反応があるはずなのに、
なかなか反応がない時に
「相手からの反応を一日千秋の思いで待つ。」
一罰百戒(いちばつひゃくかい)
意味:一人の人の罪や過失を罰することで、
他の人々への戒めとすること
例:仕事上でミスをした人に
敢えてみんなの前で叱ることによる波及効果も期待して
「一罰百戒でみんなの前で彼を叱った。」
一字不説(いちじふせつ)
意味:仏の悟りの内容は言葉では説明できないということ
例:「身をもって一字不説を知る」
一暴十寒(いちばくじっかん)
意味:少しだけ努力してみても、
その後の努力を怠ったら、何事も達成できない。
例:「気が向いた時にだけ勉強しても一暴十寒」
一病息災(いちびょうそくさい)
意味:持病がある人は、体に気を使うので
むしろ健康にいい
例:「私は持病がありますが、一病息災と言われるように
このまま健康に気を使えばいいと思います。」
一夜十起(いちやじっき)
意味:人間は多かれ少なかれ私情に左右され、
私情をすべて捨て去ることが難しいことのたとえ
例:「たとえ聖職者といえども、
一夜十起になることもある」
一連托生(いちれんたくしょう)
意味:仲間同士で、行動や運命を共にすること
例:仲間や家族で結束力を高める時に
「我々は一連托生だ。」
一路平安(いちろへいあん)
意味: 旅に出る人に対して、
この先無事でありますようにとおくる
あいさつの言葉
例:「親は自分の子供が出かける時は、
一路平安を願います。」
一攫千金(いっかくせんきん)
意味:一度で簡単に大きな利益を手に入れること。
例:「株の取引きで一攫千金を狙う」
一家之言(いっかのげん)
意味:その人独自の意見
例:「あの人は一家之言を持っている」
一気呵成(いっきかせい)
意味:物事を一息に成し遂げること
例:サッカーなどで
「相手ゴールめがけて一気呵成に攻め込む」
一騎当千(いっきとうせん)
意味:能力、手腕、経験などが
並はずれて優れていること。
たった一人で1000人の相手と戦える。
例:仕事なので「あの人は、一騎当千の
働きぶりです」
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一簣之功(いっきのこう)
意味:仕事をやり遂げるための
最後のもうひとふんばりのこと。
また、仕事をやり遂げるために
積み重ねる一つ一つの努力のこと。
例:「今月の目標もあと一息,一簣之功だ頑張る」
一挙両得(いっきょりょうとく)
意味:一つの行動から二つ以上の
効果や利益を手に入れること。
例:仕事を一生懸命行い、自分のスキルアップと
給料がアップして、一挙両得だ」
一見如故(いっけんのごとし)
意味:初対面であたかも旧友のように
打ち解けること。
例:「一見如故のように話が弾んだ」
一見鐘情(いっけんしょうじょう)
意味:一目ぼれする
例:「彼と彼女の馴れ初めは、彼の一見鐘情からです」
一刻千金(いっこくせんきん)
意味:ほんのわずかな時間でも、
大金に値するほど貴重なこと
例:もっと勉強をして欲しい子供に対して
「一刻千金だからもっと勉強しなさい」
一生懸命(いっしょうけんめい)
意味:命がけで物事に当たる様子。
本気で物事に打ち込む様子。
例:「一生懸命に仕事をする」
一心不乱(いっしんふらん)
意味:一つのことに集中して、
他のものに注意をそらさない様子。
例:「一心不乱に勉強する」
一炊之夢(いっすいのゆめ)
意味:人の世の栄華や人生がはかないことのたとえ。
例:「自然や他の生物に対して謙虚さがなければ
人間中心の世界もいつかは一炊之夢」
一石二鳥(いっせきにちょう)
意味:一つの行動から二つ以上の
効果や利益を手に入れること。
例:「A店とB店で買い物をする予定が、
A店で欲しいものが揃い、B店に行かなくて済み
一石二鳥だった」
一旦緩急(いったんかんきゅう)
意味:いざとなったら
例:「あなたが危険な目にあったなら、
一旦緩急で駆けつけます」
一致団結(いっちだんけつ)
意味:集団や組織など、
多くの人々がある目的を達成するために、
全員が心を一つにして協力しあうこと。
例:スポーツの団体競技で
「勝つためには、一致団結が必要」
一知半解(いっちはんかい)
意味:ほんの少しは知っているが、
十分には解ってないこと
例:「この情報はインターネットだけの情報なので、
一知半解です。」
一刀両断(いっとうりょうだん)
意味:刀を使って真っ二つに切ることから、
問題を素早く解決すること
例:「社長の一刀両断により問題が解決した」
一得之愚(いっとくのぐ)
意味:自分の愚かな考え
例:「私が仕事で失敗したのは、
一得之愚からです」
乾坤一擲(けんこんいってき)
意味:運を天に任せて一か八かの大勝負をすること
例:優良企業から引き抜きがあった時に
「自分にとって乾坤一擲の転職だ」
千載一遇(せんざいいちぐう)
意味:めったにない好機
例:「千載一遇のチャンスなので
思い切って勝負に出る」
知行合一(ちこうごういつ)
意味:知識と行動は一体であること
例:知行合一でなければ、知識は身につかない
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3、おわりに
「一」が入った【四字熟語】を紹介しました。
その数が以外と多いと思われませんでしたか?
一度に全てを読むのは大変だと思いますので、
また当サイトを訪問して下さい。
最後まで読んで頂き有難うございます。
参考書籍:株式会社ビジネス社発行
すぐ使える四字熟語
参考資料①:ウィキペディア
参考資料②:goo辞書
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