【三国志】より「人の生き様に関する故事」7選!

最終更新日 2022年4月26日

目次

1、はじめに

2、故事


①鶏肋(けいろく)

②死せる孔明生ける仲達を走らす
(しせるこうめいいけるちゅうたつをはしらす)

③雪中の筍(せっちゅうのたけのこ)

④天に二日無く、土に二王無し
(てんににおうなく、どににおうなし)

⑤読書三余(どくしょさんよ)

⑥鳥の将に死せんとするや、其の鳴くや悲し
(とりのまさにしせんとするや、そのなくやかなし)

⑦白眼視(はくがんし)

3、おわりに

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1、はじめに


【三国志】より人の生き様に関する「故事」
7選を紹介します。

ぜひ、参考にして下さい。

*三国志とは

魏(ぎ)、呉(ご)、蜀(しょく)の
三国が争っていた歴史を書いた歴史書で、
信頼性に乏しいことは、極力使っていません。
撰者は西晋の陳寿(ちんじゅ)です。


*主な登場人物

①劉備(りゅうび):蜀漢(しょくかん)の初代皇帝

②関羽(かんう):劉備、張飛と黄巾の乱から行動を共にし、
蜀の建国に尽くした人物

③張飛(ちょうひ):劉備、関羽と黄巾の乱から行動を共にし、
蜀の建国に尽くした人物

④諸葛孔明(しょかつこうめい):劉備に仕え、
天才軍師として活躍

⑤曹操(そうそう):魏の建国に尽力し、
乱世の英雄とされる人物

⑥呂布(りょふ):武芸を極めた武将



*三国主な年表

西暦魏での出来事蜀での出来事呉での出来事
220曹丕が魏の文帝に  
221孫権、魏に臣従する劉備が帝位につく孫権、呉王となる
 文帝、呉を攻める劉備、陸遜に大敗孫権、独自に年号
223曹仁が呉に破れる劉備死す蜀と同盟。
224文帝、呉を攻める呉の使者が来訪徐盛が魏を退ける
 倭女王が遣使  
241呉の侵攻を防ぐ蔣琬が進軍する魏と対峙する
243倭女王卑弥呼が遣使姜維が大将軍に顧雍、死す
244曹爽が漢中で敗退費禕が魏軍を退ける陸遜が丞相となる
250呉の混乱に乗じて攻撃姜維が西平へ進軍孫亮が太子
252呉の南郡を攻める 孫権が死す
253呉軍と攻防を繰返す費禕が刺殺される諸葛恪が殺される
263蜀を平定蜀は滅亡 
280呉を滅ぼし統一 魏は滅亡
年表

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2、故事


①鶏肋(けいろく)

意味:鶏のあばら骨は、
食べても腹の足しになるほどの肉がついてないが、
捨ててしまうのには、もったいないというところから、
役には立たないが捨ててしまうには、
惜しいという意味。

エピソード:曹操が鶏のあばら骨を食べながら、
「漢中地方は欲しいと思うが、劉備には勝てそうもない」と
考えていたところ、夏侯惇(かこうとん・後漢末期の武将)から
今後の計画を尋ねられました。
そこで曹操は、「鶏肋」と答えました。
意味がわからない夏侯惇は、
曹操に仕えている、楊修(ようしゅう・後漢末期の政治家)に
尋ねると「鶏肋には肉はないが捨てるのにはもったいない、
漢中地方はそういう土地です」と答えました。


②死せる孔明生ける仲達を走らす
(しせるこうめいいけるちゅうたつをはしらす)

意味:優れた人物は、生前の威光を備えていて、
死後も生きている人々を恐れさせることの例え。

エピソード:諸葛孔明が
魏の司馬仲達(しばちゅうたつ・後漢末期の政治家、武将)と
対戦中に亡くなったため、蜀軍は引き返そうとしました。
司馬仲達にも「諸葛孔明の死」の情報が入り、
追撃しました。

しかし、諸葛孔明の死ぬ前の命令により、
反撃に転じたため、
司馬仲達は、
諸葛孔明がまだ生きているのだと勘違いし、
恐れをなして、逃げ帰りました。


③雪中の筍(せっちゅうのたけのこ)

意味:得難い物を得たり、ありえないことが起きる例え。

エピソード:呉の孟宗(もうそう・呉の政治家)は、
病気で寝ている母が、冬にも関わらず筍を食べたい
と言ったため、あちこち探しまわりました。
冬の雪で埋もれた竹林に筍などあるはずもありません。

「何とかしなければ」と歩いていると、
雪の中から筍が出てきました。
喜び勇んで帰り母に筍を食べさすと、
元気を取り戻しました。

孟宗竹の名前の由来にもなっています。


④天に二日無く、土に二王無し
(てんににおうなく、どににおうなし)

意味:天に太陽が一つしかないように、
一つの国に君主は二人もいらない。

エピソード:荊州(けいしゅう・現在の湖北省一帯)
を手中にした劉備に対して、
諸葛孔明が、
「君主になるべき人が、二人いてはいけない、
もう一人いる益州(えきしゅう・現在の雲南省)の
劉璋(りゅうしょう・後漢末期の群雄)を
倒さなければいけない」と言った言葉です。


⑤読書三余(どくしょさんよ)

意味:読書や勉強をするのに適するのは、
季節では冬、一日では夜、天候では雨が好都合の
三つの余暇。

エピソード:魏の董遇(とうぐう・儒学者、政治家)に
教えを乞う若者がいました。
董遇は「本は必ず100回以上読みなさい、
100回以上読めば意味がわかるはず」と言いました。
若者は「そんなに読む暇がありません」と
答えました。
それに対して董遇は「人の生活には、冬、夜、雨の日の
三つの余暇があるので、使うようにしなさい」と
教えました。


⑥鳥の将に死せんとするや、其の鳴くや悲し
(とりのまさにしせんとするや、そのなくやかなし)

意味:鳥が死のうとしている時の鳴き声は
人の心を打つほど悲しげである。

エピソード:病気のため寝たきりになっていた劉備は、
自分の死を悟り、諸葛孔明に今後のことを託した後、
亡くなりました。
その死に際の悲哀を表現した言葉です。


⑦白眼視(はくがんし)

意味:冷たい目つきで見る事。冷たく扱う事。

エピソード:酒を飲みながら世俗を離れた哲学の話をする
竹林の七賢(ちくりんのしちけん)のリーダー
阮籍(げんせき・思想家)が、
じぶんの気に入っている人に対しては、
黒目で歓迎の気持ちで接したのに対して、
自分の気に入らない人に対しては、
白目をむき出しにして接した事からでた言葉です。






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3、おわりに


【三国志】より人の生き様に関する「故事」7選を
紹介しました。

「故事」一つ一つに深い意味があります。
よくかみしめて頂き、生き方の参考になれば幸いです。

またこれを機に【三国志】の世界に
足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂き有難うございます。


参考書籍:株式会社HK INTERNATIONAL VISION発行
三国志故事成語辞典

参考資料:ウィキペディア

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