寒露とは【意味・三つの候とこの時期に注意すること】を紹介!

最終更新日 2023年10月6日



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1、はじめに


【寒露(かんろ)「二十四節気」の一つで、
一つ前の「秋分」から数えて15日目頃で、
10月8日頃になります。




2023年は10月8日(日)です。




この頃は、秋の長雨が過ぎて
秋晴れの日が続き、
朝晩の澄み渡った空気に寒さを
感じる頃です。


このような【寒露】について紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さいね。

アカカタバミについた露
アカカタバミについた露

2、寒露の意味



【寒露】とは、晩夏から初秋にかけて
野草に宿る冷たい露のことです。


朝晩の冷え込みも、
涼しさから肌寒さを
感じるようになります。


この頃は、稲の収穫がピークを迎え
木々の葉は、
赤や黄に染まり始める頃で、
各地で秋祭りが行われる頃です。






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3、寒露の三つの候



【寒露】は10月8日頃ですが、
次の節気の「霜降(そうこう)」
までの約15日間を
表す場合もあります。


この約15日間を
約5日ごとに三つの候(こう・時期)に分け
気象や動植物の変化を短い言葉で表したものを
七十二候と言います。



(24の節気を3つの候で表すので、
24×3で72になります)




三つの候は

①初候(しょこう)

②次候(じこう)


③末候(まっこう)


になります。


また、変化を表す言葉は
中国伝来のものもありますが、
伝来後に日本風に変化したものもあります。


【寒露】の三つの候は以下になります。


①初候:10月8日頃から12日頃

この時期を表す言葉:
鴻雁来(こうがんきたる)

鴈の群れ
雁の群れ



意味:燕と入れ違いに
「清明」の時期に北へ帰った雁が
渡ってくる頃。

この時期、初めにくる雁を
「初雁(はつかり)」といいます。

渡り鳥は日中の移動では、
太陽と自分の位置で、
夜間の移動では、北極星と
自分の位置を確認し間違わずに
渡って来るといわれています。


*冬を日本で過ごす渡り鳥

・雁
・マガモ
・オオハクチョウ
・真鶴

など



②次候:10月13日頃~17日頃

この時期を表す言葉:
菊花開(きくのはなひらく)

菊の花
菊の花



意味:菊の花が咲き始める頃。
各地で菊の花の品評会が行われます。

「旧暦」では「重陽の節句」の頃です。



③末候:10月18日頃~22日頃

この時期を表す言葉:
蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

こおろぎ
こおろぎ



意味:野にいた虫たちが、
秋が深まるにつれて人家に近づき
戸口で秋の虫が鳴く頃。

かつては「コオロギ」を
「きりぎりす」と呼んでいました


4、この時期注意すること


草木に降りる露もいつの間にか
冷たさを感じるようになります。


朝夕の冷え込みも、
涼しいというより、
肌寒さを感じるようになるので、
風邪には十分注意して下さい。


また、
この時期は「梅雨」から夏場にかけて
大量に発生したダニの死骸や糞が
たまります。


アレルギーの原因になりますので、
衣類や布団類は清潔にしましょう。

ススキ
秋の風景


5、おわりに


いかがでしたか?


【寒露】について紹介しました。


この時期は、気候も良く
日中は過ごしやすくなり
旬の美味しい食べ物もありますので、
秋を満喫したいものですね。




最後まで読んで頂きありがとうございます。


参考書籍①:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
うつくしい日本の歳時と年中行事


参考書籍②:株式会社講談社発行
図解 日本人なら知っておきたい
しきたり大全


参考資料:ウィキペディア



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