最終更新日 2024年9月1日
広告
1、はじめに
6月は衣替えや梅雨入りといった
「夏」の始まりを告げる月です。
衣替えで夏服への衣替えを行う際は、
風邪を引かないよう気をつけてください。
梅雨の湿気が多い時期は、
食中毒を防ぐために食品の取り扱いに
特に気をつけてください。
また、外干しできない布団や
洗濯物にはカビやダニが発生しやすく、
健康を損なう恐れがあるので
気をつけてください。
その一方で6月は
「ジューンブライド」として知られ、
昔から幸福になれるとされる
ロマンチックな月でもあります。
このような6月について紹介します。
ぜひ参考にしてください。
2、6月の別名
(1)6月の別名:水無月(みなづき)
(2)水無月の意味・由来
①6月は旧暦では梅雨が明け、
夏本番の頃で
厳しい暑さのため
「水が涸れて、水が無くなる月」
という説が一般的です。
②田んぼに水を入れた時の「水の月」が
変化した呼び名という説もあります。
(3)英語では:June(ジューン)
(4)6月の伝統色:
浅葱色(あさぎいろ)
明るく青みがかった緑色。
ネギの葉の薄い緑色からきています。
有名なところでは、新撰組の
羽織の色として使われていました。
3、6月の行事
6月1日:衣替え
(衣替えの詳細はこちらからどうぞ)
6月1日:鮎解禁
春になって川を上って成長する鮎の
成長期を保護するため
この日まで鮎を獲ることが、
禁止になっています。
その禁が解かれる日です。
(地域によって少し異なります)
6月1日:気象記念日
1875年(明治8年)現在の気象庁にあたる
内務省地理局に東京気象台が
設けられた日です。
6月1日:電波の日
1950年(昭和25年)「放送法」「電波法」が
実施されたのを記念した日です。
6月1日:写真の日
1841年(天保12年)長崎の上野俊之丞が
島津斉彬を撮影した日で、
これが日本で最初に写された写真と
いわれています。
6月4日:歯と口の健康週間
(虫歯予防デー、歯と口の健康週間の
詳細はこちらからどうぞ)
6月5日頃:芒種(ぼうしゅ)
(芒種の詳細はこちらからどうぞ)
6月10日:時の記念日
(時の記念日の詳細なこちらからどうぞ)
6月11日頃:入梅(にゅうばい)
(入梅の詳細はこちらからどうぞ)
6月第三日曜日:父の日
(父の日の詳細はこちらからどうぞ)
6月21日頃:夏至
(夏至の詳細はこちらからどうぞ)
6月23、24日:ほおずき市
東京都港区にある愛宕神社の
「千日詣りほおずき縁日」が
行われます。
この日にお参りすれば、
千日参拝したのと同じ
ご利益がある有難い日です。
6月30日:夏越の祓(なごしのはらえ)
(夏越の祓の詳細はこちらからどうぞ)
広告
4、6月の幸運の神様
龍神(りゅうじん)
①地や沼地に棲み、農作物にとって
大切な水を操ります。
中国から伝わった竜と、
日本の蛇信仰が
合わさって誕生したと
いわれる神様です。
②ご利益:
干ばつ時には雨を降らせて
田畑を潤します。
河川が氾濫した場合、
収めてくれます。
5、6月が旬の食べ物
(1)野菜類
①新ごぼう
②キャベツ
③アスパラガス
④おくら
⑤いんげん豆
(2)果物類
①びわ
②木いちご
③メロン
④サクランボ
⑤梅
(3)魚介類
①カレイ
②せいご
③鮎
④しじみ
⑤さざえ
6、6月の時候の挨拶
①入梅の候
②梅雨晴れの候
③麦秋(ばくしゅう)の候
④梅雨寒の候
⑤初夏の候
⑥薄暑(はくしょ)の候
⑦衣替えの季節となりました。
⑧暑さが日毎に増してまいりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
⑨紫陽花の花が美しく咲いています。
⑩うっとうしい梅雨の季節になりました。
⑪長雨が続き、梅雨明けが待ち遠しい
今日この頃です。
広告
7、おわりに
6月について紹介しました。
6月には祝祭日がなく、
少し残念な気持ちもありますが、
6月が終わると半年が
過ぎたことになります。
そこで、年の前半を振り返って、
7月からの後半に向けて
反省点を活かしていきたいですね。
最後まで読んで頂き有難うございます。
参考書籍①:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
参考書籍②:株式会社主婦と生活社発行
神様が宿る暮らしの開運BOOK
参考書籍③:株式会社マイナビ出版発行
季節の行事と日本のしきたり事典
広告
8、関連記事
6月1日~6月30日の誕生花と対応する花言葉