最終更新日 2024年5月28日
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1、はじめに
4月1日は年度初めで、
学生、社会人にとっては
新しい1年のスタートになります。
新入学生、新入社員の方は
緊張感があると思いますが、
適度な緊張感を持ちつつ、
1日でも早く環境に
慣れるようにして下さい。
また、2年生以上、
入社2年目以上の方は
もう一度初心に戻り、
新たな気持ちで
スタートして下さい。
学生、社会人の方がいいスタートが
できるよう
「4月の別名、行事など
盛りだくさんの話題のタネ」を
参考にしていただければ幸いです。
2、4月の別名
(1)4月の別名:卯月(うづき)
(2)卯月の由来・意味
①「旧暦」では「卯月」は「卯(う)の花」が
咲くころで「卯の花月」を
略した呼び名といわれています。
②また「卯月」の「う」は、
「初(うい)」「産(うぶ)」を
意味することから、
農耕の始まりを表すなどの説があります。
③「旧暦」では
「卯月」から夏が始まるので、
「花名残月(はななごりづき)」
「夏初月(なつはづき)」
などの呼び名もあります。
④英語では:April(エイプリル)
(3)4月に使われた日本の伝統色
萌葱色(もえぎいろ)
青ネギの芽の色由来の緑色です。
歌舞伎の三色の定式幕の
緑の色は萌葱色が使われています。
3、4月の行事
4月1日:新年度のスタート
4月1日:万愚節(エイプリルフール)
罪のない嘘がつける日
(万愚節の詳細はこちらからどうぞ)
4月1日:児童福祉法施行記念日
1947年(昭和22年)に子どもの
幸福を守る
「児童福祉法」が施行された日です。
4月4日:復活祭
十字架にかかり死んだキリストの
復活を祝う日で、
イースターといいます。
クリスマスとともに西洋の
大きな行事です。
春分後の満月直後の日曜日に
行われます。
4月4日:あんぱんの日
1875年(明治8年)4月4日、
木村屋總本店の
初代安兵衛がお花見のお菓子として
明治天皇にあんぱんを献上したのを
記念して制定されました。
4月上旬から5月上旬:花見
古代から行われる豊作祈願の風習
(花見の詳細はこちらからどうぞ)
4月5日頃:清明
大地が緑豊かに活気あふれる頃
(清明の詳細はこちらからどうぞ)
4月7日:世界保健デー
(世界保健デーの詳細はこちらからどうぞ)
4月8日:花まつり
お釈迦様の誕生日を祝う行事
(花祭りの詳細はこちらからどうぞ)
4月13日:十三参り
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)に
知恵を授かる行事
(十三参りの詳細はこちらからどうぞ)
4月11日:メートル法公布記念日
1921年(大正10年)のこの日
メートル法を専用にするように
定められました。
4月18日:発明の日
1985年(明治18年)の4月18日
特許法の前身の「専売特許条例」が
公布されました。
知的財産が守られることで、
発明や研究に集中できるように
なりました。
4月20日頃:穀雨
田畑の準備が整い、春の雨が降る頃
(穀雨の詳細はこちらからどうぞ)
4月20日:郵政記念日
東京~大阪間の国営郵便が始められた日を
記念する日です。
4月22日:アースデー
世界中の人々が、地球の環境や未来を守るための
行動をする日。
4月23日:サン・ジョルディの日
女性が男性に「本」を、男性が女性に
「赤いバラ」を贈る日です。
「サン・ジョルディ」は生贄となった王女を
救うために竜を退治した伝説の騎士の名前です。
この時に竜の血が落ちた地面から
「赤いバラ」咲いたという逸話があり
男性が女性に「赤いバラ」を
贈る習わしになりました。
また、女性が男性に本を贈るのは、
スペインの文豪「セルバンテス」の命日
だからといわれています。
4月23日~5月12日:こどもの読書週間
4月26日:よい風呂の日
4(よい)月26(ふろ)日の語呂合わせ。
4月29日:昭和の日
元々は「昭和天皇の誕生日」の祝日でしたが、
平成の世になり「みどりの日」になり、
2007年(平成19年)から「昭和の日」に
なりました。
4、4月の幸運の神様
木花之佐久夜毘売(このはなさくやひめ)
(1)桜の花のように美しい安産の神様。
(2)日本の山全体を統括する神様の娘で
降臨した・迩迩芸命(ににぎのみこと)に
求婚され結婚し、
山幸彦と海幸彦を出産。
(3)富士山を祀る浅間大社に
鎮座して祀られています。
名前にちなんでご神木は桜の木。
(4)ご利益:火の中で3人の子供を
無事に出産したといわれることから
安産、子育て、家庭円満のご利益が
あります。
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(1)野菜類
①アスパラガス
②きくらげ
③さやえんどう
④筍
⑤ふき
(2)果物類
①イチゴ
②甘夏
③夏ミカン
④グレープフルーツ
⑤デコポン
(3)魚介類
①サヨリ
②さわら
③メバル
④ホタルイカ
⑤あさり
6、4月の時候の挨拶
(1)花冷えの候
(2)春爛漫の候
(3)陽春の候
(4)仲春の候
(5)花だよりも伝わる今日この頃、
益々ご健勝のことと存じます。
(6)若葉の緑が目にも鮮やかな今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか。
(7)すっかり春らしい暖かい気候になりました。
(8)吹く風も柔らかな季節となりました。
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7、おわりに
子供の頃に新学年を迎えると、
教科書が新しくなったり、
文房具を新しくしたりと、
気持ちが新たになりました。
【4月】は新年度の始まりです。
学生、社会人を問わず
気持ちを新たにして
頑張りましょう。
最後まで読んで頂き有難うございます。
参考書籍①:株式会社神宮館発行
暮らしのしきたり12ヶ月
うつくしい日本の歳時と年中行事
参考書籍②:PHP研究所発行
知れば納得!暮らしを楽しむ12ヶ月のしきたり
参考書籍③:東邦出版株式会社発行
日本の365日を愛おしむ